小さな頃、
その庭で良く遊んだ、
夏、大きなかき氷機でおばあさんが作るかき氷
大きな氷を機械に載せ、、シャシャシャ~
足を漕ぐと氷が削れる仕組み
旨かった、氷が冷たく
そのかき氷を持って
庭に出る、柵を開け
小さな池の橋を渡り、
傘の有るテーブルの座り
食べたかき氷は今でも忘れられない。
旨かった、
庭の眺めがなんとも、
滝が有り、要は東海道を模した庭とか
大きな木が有り、
池には綺麗な鯉が泳いでいる。、
池の水は川から直接流れ込む仕掛け、
子供ながらに、
超落ち着く庭だった、
子供ながらに、雅びた心持ちになった気がした(笑)
裏木戸を開けると、
目の前に浄土真宗東本願寺大谷派のお寺が有る。
お世話になった寺
先代住職はいつも酒臭かった(笑)
現住職もかなあ(笑)
懐かしい~~
母から電話が有り、
あの敷地市は市に提供するとの事、
大きな木が何本も有り、伐採するのに数百万掛かるとの事、
書類が送られて来るからサインしてと、
それは簡単だが、
時の流れは全てを変える。
あの屋敷も全て今は無い
家屋は解体、
池は埋められ
あの古めかしい織り機も無い、
そう言えば、
五右衛門風呂だったなあ
悲しい
懐かしい
光陰矢の如し、
栄枯衰退の理とは
まさしく、
それにしても
あの時代
趣を凝らし、
石垣を積み、
池を掘り、
滝を造るだけでも
大変、
あのじい様、
ほんと
当時の趣味人として、
雅た人だったのだろうなあ
お墓参りに行かねば
御仏壇にも
添付はイメージ
そして、
あの塀、
瓦屋根の塀がぐるりと囲んでる、
出入り口は石の橋だったなあ
思えばなんとも優雅、
今残っていたら
古民家ならぬ、
武家屋敷カフェやれば(笑)
病室はやる事無い
この道〜
ずっとゆけば〜
あの街に続いてる〜
気がする〜🚶