外国では電圧やコンセント形状が異なるので、海外旅行や転勤には大変不便です。やむを得ず電子機器を処分しなきゃならないこともしばしば。商品を買うときも、使うとき、「あぁ、失敗だ!」とうことがたまにあります。国によって言葉が違うのは当たり前ですが、工業製品は統一したらいかがでしょうか。これこそ、地球に一番優しく、一番有効な手段で、C02が削減できるのではないかと考えております。皆さん、賛成しませんか。
珍しいことに、電池は世界中で一番統一しているモノです。工業製品としては、電池のサイズは世界中で互換性があります。手持ちの電池が無くなったら、その国で購入しても使用可能です。これは嬉しいですね。
ただし、電池の形によって、それぞれの国で呼び方が違います。下の表に市販品の呼び方をまとめました。参考にどうぞ。
日本 | アメリカ | 中国 | ヨーロッパ | サイズ(mm) | 備考 | |
直径(mm) | 高さ(mm) | |||||
単1 | D | 1号 | Mono | 34.0 | 60.0 | 円柱形 |
単2 | C | 2号 | Baby | 26.0 | 50.0 | |
単3 | AA | 5号 | Mignon | 14.0 | 50.0 | |
単4 | AAA | 7号 | Micro | 10.5 | 44.5 | |
単5 | N | Lady | 12.0 | 30.0 | ||
9V電池 | 006P | 9V電池 | 6F22 | 48.8×26.0×17.4 (L×W×H) |
四方形 |
上記の表を見ると、いくつか面白いところに気付きますね。
アメリカは、Bなしで、なんとCとDにまでいきましたね。
中国は、偶数2があるけど、4と6はないですね。
ヨーロッパは、なんとなくかわいい呼び方。^^
また、電池のサイズも整数ではなくて、ヘンな数字でしょう。
原因不明ですが、興味のある方はぜひ究明してください。
(※ 例えば単3 の上限は14.5mm、下限は13.5mm ですから、その中央値を載せるのであれば14mm で問題ありません。しかし、単4 は上限が10.5mm、下限が9.5mm ですが、中央値ではなく上限の10.5mm と書かれていますね。参考資料としては、『上限』と明記した上で上限を書いておくのが有用かと思います)
電池寸法は規格の中のデーターに書きました。