でんち・デンチ・電池【NEXcell】

電池って何?どんな電池があるの?環境にいい電池って?ネクセルの扱う電池って?
電池から人生までも話しましょう。

塩化チオニルリチウム電池はどんな電池でしょうか。

2010年05月26日 | Weblog
電池はブラックボックスみたいな物で、形が同じでも、その中身が様々です。

例えば同じ単3でも、アルカリ電池・マンガン電池・ニカド電池・ニッケル水素電池やリチウム電池などがあります。

今日塩化チオニルリチウム電池を説明します。
この電池は普通ER電池とも呼ばれます。この電池は使い捨ての一次電池で、正極は塩化チオニルで、負極はリチウムで、電解質は非水系有機電解液です。公称電圧は3.6Vで、終止電圧は約3.0Vです。ですから、リチウム電池の部類です。

この電池は十年間に保管しでも電気は80%以上保つことができます。ほかの電池に比べてものすごく保全性がよいことです。もう一つの特徴は最高200度耐えられる温度性がよいことです。

その秘密は、電池の中の電極の表面は使わないとき自然に薄い膜ができあがり電子の移動を遮断させるからです。

長く保管させると、その膜を破るため、初期電圧が急に減少することがあります。予備放電を行ってから使うことをお勧めします。

この電池は主に軍事用や宇宙開発用およびメモリのバックアップや水・ガス・電気のメーター用の電源です。

落下や衝撃を与えると内部の塩化チオニルが漏れて塩化水素や亜硫酸ガスが発生するので取り扱いには注意を要する。ものすごく臭いです。

弊社の所在地ーー福井・鯖江をご紹介しま~す

2010年05月25日 | Weblog
私は1991年7月来日しました。その場所は福井大学です。ずっと福井なので、福井は本当の第二故郷となっています。日本では福岡県・福島県・福井県があって、福井は一番小さくて何処にあるかは知らない日本人もいます。ここで外人の私からご紹介いたします。

●福井は昔越前と呼ばれて、その次に越中(富山)・越後(新潟)です。
昔の都(京)である京都から大きな山を越えて、目の前には福井なので越の前だから、越前だろうと私は思います。

●この土地は雪が多く冬が長くて人柄が真面目で手が器用です。大きな産業はないけど、日本で生産されているめがねの約95%を生産しています。特に鯖江はめがねの産地として有名で、技術的にも世界の最高水準を誇る産地です。
弊社は現在鯖江に工場を置いて品質の良い空気電池を製造しております。

また、福井には下記のいつくかの特徴があります。
 ■福井は男女とも日本二位の長寿県です。
 ■空気がきれいで、水がおいしいです。温泉もいいです。
 ■教育レベルが高くて、小中学校の評価水準が連続2年間日本一です。
 ■お米がおいしくてコシヒカリの発祥地です。独特なおろしそばが健康の元だと思います。
 ■柱状石の東尋坊は自然の名勝地として大変有名です。
 ■恐竜化石は多く発掘されて、恐竜博物館の規模が日本一です。

国内や海外の人々はぜひ来てほしいです。

電池のテストはこんな試験を行います。

2010年05月17日 | Weblog
充電式電池の性能を評価するには容量や電圧や繰返充電放電の回数などはもちろんです。また、エネルギーを蓄していますので、安全性は大変大事です。

弊社は電池を釘で差し込んで試験を行います。ですから、かなり安全性の高い電池を製造販売しております。というのは、万が一の場合、電池の外部ショートまたは内部ショートを行った場合も電池の発火・爆発をしないように安全設計をして事故を防ぐからです。そこで、お客様の安全を守ります。

世の中にはいろいろな品物がありますが、値段だけではなくて、品質がしっかりしない電池ではないと、結局大きな損を受けます。特に最近海外からの製品が多くて、本当にしっかり検査をしているかを販売者は十分チェックしなければなりません。

理想な電池

2010年05月09日 | Weblog
私たち 電池関係者でいつも理想な電池を目指しております。

理想な電池は一体どんな物でしょうか。
 1.体積密度が高いこと。つまり、小さい物
 2.重量密度が高いこと。つまり、軽い物
 3.電圧が高くて、安定すること。
 4.資源豊富で、安定的に提供されること。
 5.安全で、安いこと。
 6.製造工程も簡単であること。

もちろん、現在実際作って使用している電池は理想ではありませんが、材料・電気化学・ナノの科学者および技術者いろいろの方々は努力しています。昔の鉛電池やマンガン電池から徐々に軽い金属のリチウムの特性を生かして、ここ数十年でかなり発展してきました。
現在リチウムイオン電池の性能がかなりよくなるし、今後もっと発展を期待しております。

また、これから、もっと高い容量の金属空気電池の研究に挑戦しています。未来の電源として見込まれています。

新しい電池の成功が電池界だけではなく、生活全般や産業全体に大きな影響を与えることと思います。

なんで万博?

2010年05月01日 | Weblog
上海万博は上海で開く万国の博覧会で、今日開幕しました。よく考えてみたら、これは世界中の国々は自国の一番良い技術・良い品物を見せる場所ですね。
5年間ごとに開きまして、2005年の愛知万博から早くも5年経てました。

今度中国上海で開く意味が二つだと思います。一つは、世界中の発展の中心である中国です。もう一つは未来の人類を示す新技術・新生活スタイルの展示会です。

かなり期待して見学したいですが、半年間で7000万ほどの人々の入場を想像して、平均的には一日は33万人の入場者で、大変混雑だろうと思います。

実際に行かなくても何か方法で情報を入手できればと思います。