フィリピンのセブ島の大学生からメールが来た。まぁ、メール自体は何も珍しい事ではないのだが、メールにはいくつもの絵文字があり、これって携帯電話が普及するフィリピンぽいなぁと感じてしまった。日本と同じようにフィリピンでも携帯からのメール送信(正確にはテキストメッセージ)が人気を集めており、今日届いたメールにあった絵文字も、きっとフィリピンでは日常的に使われているんだろう。絵文字に関して1つ。日本から来るメールで絵文字をよく見るんだけど、女性からのメールの場合は気にならないのに、男性から来るメールで絵文字を見ると妙な違和感を感じてしまうのだ。そりゃ、絵文字だってコミュニケーション方法の1つだろうから、それはそれでいいんだけど、やっぱり気になる…。「男なら字で勝負せい」、なんていう僕も年をとった証拠なのだろうか?
ディズニーランドやディズニーワールドを経営者らを含む観光業界の重役の中には、アメリカが行う「対テロ戦争」による外国人観光客のアメリカ離れの急増を非常に懸念する者たちがいるようだ。外国人観光客がアメリカではなく別の国を旅行先に選ぶ背景として、アフガニスタンとイラクで行われている戦争によって生じた反米主義と、国内の治安維持を理由に見直しが図られた旅券の申請手続きのややこしさや空港での警備の厳しさなどが挙げられている。
ウォルト・ディズニー社のジェイ・ラスロ氏は最近の状況は「アメリカのイメージ低下以上のもの」と語り、他の国々に観光客の多くを奪われている事を明かしている。2004年にアメリカを訪れた海外からの観光客の数は、2000年度よりも約10パーセント減少しており、ここ数ヶ月はドル安のために観光客が一時的に増えたものの、全体的には観光客の減少に歯止めがかかっていない状態なのだという。観光業界関係者らはブッシュ政権の国土安全計画に一定の理解を示しながらも、国外からやってくる観光客らを犯罪者ではなく客として迎え入れることが必要だとも警告している。
ワシントンにある全米旅行業協会の調べでは、2004年にアメリカを訪れた人の数は約4500万人いたそうだが、先述のように2001年と比較した場合に10パーセントのダウンとなっている。2000年から2003年までの国別の観光客数のデータもあるのだが、日本とイギリスがそれぞれ14パーセント減っており、ドイツが17パーセント、ブラジルはなんと28パーセントもダウンしている。もちろん、それぞれの国の経済事情もあるだろうが、アメリカ側のホスピタリティやイメージに原因があることは否定できない。
また、空港警備やビザの手続きに加えて、アメリカのイメージ改善も重要な問題になっている。昨年11月にシアトルのマーケティング会社が先進8カ国で8000人を対象に行った調査では、55パーセントの回答者がアメリカに対して「以前にも増して悪いイメージを持っている」と答えており、海外でのアメリカに対する不信感も観光客が減る一因となっている。政府が海外の観光客に対してアメリカを積極的にアピールしていないという声もある。商務省は年間1000万ドルの予算を使って、海外でアメリカへの観光を宣伝しているが、関係者によれば1000万ドルの予算は何の意味も持たないのだという。オーストラリア政府は同様の宣伝に年間2億5000万ドルを費やし、スペインでさえ7000万ドルの予算が組まれている。
CBSの名物アンカーとして知られるダン・ラザーのアンカーとしての引退を間近にして、CBSテレビは17日に発表を行い、ラザーのアンカーとしての最後の出演日である3月9日に1時間の特別番組を放送し、ラザーのこれまでの報道人としての軌跡を称える事を明かした。現在73歳のラザーはCBSの「イブニング・ニュース」のアンカーを24年間務めてきたが、9日は彼のニュース番組が通常通り放送されたあとに、1時間の特別番組がオンエアされる事になる。(ラザーのプロフィール:http://en.wikipedia.org/wiki/Dan_Rather)
特別番組の中では昨年秋にラザーの取材チームが関わったブッシュ大統領の軍歴疑惑についても触れられるとの事で、番組の中でラザー本人が昨年の一件に関して語るものとみられる。昨年秋にCBSの「60ミニッツ」で報じられたブッシュ大統領の軍歴疑惑では、のちに報道が誤報であった事が判明し、プロデューサーが解雇され、3人のCBS重役が辞任している。
記者時代の1962年にケネディ大統領暗殺の取材を行い、全国的に顔が知られるようになったラザーだが、番組ではケネディ暗殺から最近のイラク情勢までを時代ごとに紹介し、歴史の目撃者であったラザーとともに各時代を振り返る構成になるようだ。これまでニュースでは出て来なかった映像も初めて公開される模様で、1965年にラザーがベトナム戦争を取材した際のものも含まれる。これはラザーが負傷した米兵をヘリコプターまで運び、彼に止血帯を巻いている映像なのだが、ラザーの強い要請があって当時のニュースでは使用されなかったのだという。
明日発売の芸能雑誌「US」にブラッド・ピットのゴシップが掲載されるらしいが、ピット側はすでに怒り心頭らしく、記事そのものがムチャクチャだとしている。最近ピットは妻で女優のジェニファー・アニストンと離婚しているが、どうも2003年夏にピットがある女優を誘っていたらしいのだ。通常、僕はこういった話に全く関心が無いのだが(自分のまわりのゴシップは好きだけどね)、不倫疑惑が僕のお気に入りの『トロイ』のオーディションで発生したらしく、暇つぶしにニュース記事を読んでみることにした。記事字体はそんなに長いものではなく、1分ほどで読み終えたのだが、こんなどうでもいい話を1分とはいえ読んでしまった自分が悲しかった。
明日発売の雑誌記事にはオーディションを受けに来た女優エープリル・フロリオにピットが強引にキスを迫られたとかで、業界の人間とは付き合わないポリシーのフロリオはこれを拒否したのだという。これ、不倫でもなんでもないし、しかもフロリオの友人への話をもとに記事は作られたのだという。東京スポーツもビックリの記事内容だけど、「女優」フロリオの過去の出演作は『アメリカンパイ2』のエキストラ役だけで、これを「ブラッド・ピットが女優と不倫か」というテーマで記事にするのは犯罪だよ。『トロイ』は調べれば調べるほど、歴史的事実に脚色が加えられている事が分かって、少しガッカリしているんだけど、それでもまた見たいと思ってしまう不思議な映画。エリック・バナの演技がかなりグッドなので、ぜひ一度見てみてください。
ディズニーランドやディズニーワールドを経営者らを含む観光業界の重役の中には、アメリカが行う「対テロ戦争」による外国人観光客のアメリカ離れの急増を非常に懸念する者たちがいるようだ。外国人観光客がアメリカではなく別の国を旅行先に選ぶ背景として、アフガニスタンとイラクで行われている戦争によって生じた反米主義と、国内の治安維持を理由に見直しが図られた旅券の申請手続きのややこしさや空港での警備の厳しさなどが挙げられている。
ウォルト・ディズニー社のジェイ・ラスロ氏は最近の状況は「アメリカのイメージ低下以上のもの」と語り、他の国々に観光客の多くを奪われている事を明かしている。2004年にアメリカを訪れた海外からの観光客の数は、2000年度よりも約10パーセント減少しており、ここ数ヶ月はドル安のために観光客が一時的に増えたものの、全体的には観光客の減少に歯止めがかかっていない状態なのだという。観光業界関係者らはブッシュ政権の国土安全計画に一定の理解を示しながらも、国外からやってくる観光客らを犯罪者ではなく客として迎え入れることが必要だとも警告している。
ワシントンにある全米旅行業協会の調べでは、2004年にアメリカを訪れた人の数は約4500万人いたそうだが、先述のように2001年と比較した場合に10パーセントのダウンとなっている。2000年から2003年までの国別の観光客数のデータもあるのだが、日本とイギリスがそれぞれ14パーセント減っており、ドイツが17パーセント、ブラジルはなんと28パーセントもダウンしている。もちろん、それぞれの国の経済事情もあるだろうが、アメリカ側のホスピタリティやイメージに原因があることは否定できない。
また、空港警備やビザの手続きに加えて、アメリカのイメージ改善も重要な問題になっている。昨年11月にシアトルのマーケティング会社が先進8カ国で8000人を対象に行った調査では、55パーセントの回答者がアメリカに対して「以前にも増して悪いイメージを持っている」と答えており、海外でのアメリカに対する不信感も観光客が減る一因となっている。政府が海外の観光客に対してアメリカを積極的にアピールしていないという声もある。商務省は年間1000万ドルの予算を使って、海外でアメリカへの観光を宣伝しているが、関係者によれば1000万ドルの予算は何の意味も持たないのだという。オーストラリア政府は同様の宣伝に年間2億5000万ドルを費やし、スペインでさえ7000万ドルの予算が組まれている。
CBSの名物アンカーとして知られるダン・ラザーのアンカーとしての引退を間近にして、CBSテレビは17日に発表を行い、ラザーのアンカーとしての最後の出演日である3月9日に1時間の特別番組を放送し、ラザーのこれまでの報道人としての軌跡を称える事を明かした。現在73歳のラザーはCBSの「イブニング・ニュース」のアンカーを24年間務めてきたが、9日は彼のニュース番組が通常通り放送されたあとに、1時間の特別番組がオンエアされる事になる。(ラザーのプロフィール:http://en.wikipedia.org/wiki/Dan_Rather)
特別番組の中では昨年秋にラザーの取材チームが関わったブッシュ大統領の軍歴疑惑についても触れられるとの事で、番組の中でラザー本人が昨年の一件に関して語るものとみられる。昨年秋にCBSの「60ミニッツ」で報じられたブッシュ大統領の軍歴疑惑では、のちに報道が誤報であった事が判明し、プロデューサーが解雇され、3人のCBS重役が辞任している。
記者時代の1962年にケネディ大統領暗殺の取材を行い、全国的に顔が知られるようになったラザーだが、番組ではケネディ暗殺から最近のイラク情勢までを時代ごとに紹介し、歴史の目撃者であったラザーとともに各時代を振り返る構成になるようだ。これまでニュースでは出て来なかった映像も初めて公開される模様で、1965年にラザーがベトナム戦争を取材した際のものも含まれる。これはラザーが負傷した米兵をヘリコプターまで運び、彼に止血帯を巻いている映像なのだが、ラザーの強い要請があって当時のニュースでは使用されなかったのだという。
明日発売の芸能雑誌「US」にブラッド・ピットのゴシップが掲載されるらしいが、ピット側はすでに怒り心頭らしく、記事そのものがムチャクチャだとしている。最近ピットは妻で女優のジェニファー・アニストンと離婚しているが、どうも2003年夏にピットがある女優を誘っていたらしいのだ。通常、僕はこういった話に全く関心が無いのだが(自分のまわりのゴシップは好きだけどね)、不倫疑惑が僕のお気に入りの『トロイ』のオーディションで発生したらしく、暇つぶしにニュース記事を読んでみることにした。記事字体はそんなに長いものではなく、1分ほどで読み終えたのだが、こんなどうでもいい話を1分とはいえ読んでしまった自分が悲しかった。
明日発売の雑誌記事にはオーディションを受けに来た女優エープリル・フロリオにピットが強引にキスを迫られたとかで、業界の人間とは付き合わないポリシーのフロリオはこれを拒否したのだという。これ、不倫でもなんでもないし、しかもフロリオの友人への話をもとに記事は作られたのだという。東京スポーツもビックリの記事内容だけど、「女優」フロリオの過去の出演作は『アメリカンパイ2』のエキストラ役だけで、これを「ブラッド・ピットが女優と不倫か」というテーマで記事にするのは犯罪だよ。『トロイ』は調べれば調べるほど、歴史的事実に脚色が加えられている事が分かって、少しガッカリしているんだけど、それでもまた見たいと思ってしまう不思議な映画。エリック・バナの演技がかなりグッドなので、ぜひ一度見てみてください。