いよいよCBSイブニングニュースのアンカーとしてお茶の間に登場するケイティ・クーリック。僕が住むバージニア州アーリントンで生まれ育った彼女は、つい最近までNBCの「朝の顔」だったんだけど、名物アンカーのダン・ラザーが阪神タイガースのお家騒動のような後味の悪さを残してCBSを去ったため、彼の後任としてCBSのイブニングニュースを担当することになったのだ。日本で言うなら、安藤優子さんが「報道ステーション」のキャスターに就任するような衝撃度。そのクーリックさんだけど、少し前にCBSがリリースした彼女の写真をめぐって、ちょっとした騒動に巻き込まれている。公開された写真にフォトショップのようなソフトを使って修正が加えられていたらしく(CBS側も修正の事実は認めている)、オリジナルの写真と比べて、彼女のウエストが格段に引き締まっているのがポイントだ。「ジャーナリストが捏造記事を書くのは絶対にダメだけど、自分のルックスを変えるのはどうなんだろうねぇ?」、ひょんな事から友人とビールを飲みながらそんな話になったんだけど、僕らの間でも結論は出ていない…。さて、今日はケンタッキー州レキシントンで発生した旅客機事故の最新情報を。
ケンタッキー州レキシントンのブルーグラス空港で27日、コムエアー社の旅客機が離陸直後に墜落して49人が死亡したが、31日のCNNニュースは事故の発生した空港の管制塔に勤務する職員が睡眠不足だったと報じている。国家運輸安全委員会(NTSB)の広報官が30日に明らかにしたところによると、事故発生当時に空港内の管制塔にいた職員は、仕事に就く前に2時間ほどの睡眠しか取っていなかったのだという。この職員は事故発生前日の26日、午前6時30分から午後2時30分まで勤務し、同日午後11時30分から再び翌朝8時までの勤務シフトに組み込まれていた。「この職員は我々の調査に対し、(11時半からのシフトが始まる前に)2時間ほどしか眠っていなかったと語りました」。NTSBの広報官はそう語った。航空管制官はシフトの間に少なくとも8時間の休息をとる事が法律で義務付けられており、ブルーグラス空港では9時間の休息時間を設けていた。
コムエアー5191便は27日早朝、誤って小型機用の滑走路から離陸し、その直後に墜落した可能性が高い。ブルーグラス空港には約2100メートルと、その半分の約1000メートルの2本の滑走路があるが、5191便のように2つのジェットエンジンを持つ航空機は最低でも1500メートルの滑走が必要とされていた。ブルーグラス空港にある2本の滑走路は交差しており、離陸前に5191便の記帳が誤って短い方の滑走路に入ってしまった可能性が高い。事故が発生した27日早朝は、空港周辺もまだ暗く、滑走路に設けられた照明の中には点灯していなかったものも存在した。NTSBの発表によると、5191便が離陸する際、管制塔にいた前出の職員は事務作業に追われて、旅客機の動きをチェックしていなかったのだという。また、連邦航空局(FAA)は2005年11月から、管制塔に最低2名の職員を常備するようにと定めていたが、事故当時の管制塔には1人しかいなかった。
ブルーグラス空港の航空管制官はNTSBに対し、最後に5191便を見たのが、この旅客機が滑走路に入る前の誘導路上を進む時だったと語っている。FAAは「管制塔に1人しかスタッフがいない場合、(旅客機の滑走路への移動を)レーダーで監視する作業をインディアナポリスのFAAセンターに依頼するように」とするルールを設けていたが、インディアナポリスへの連絡も行われていなかった。レキシントンの地元紙は28日、1993年にも航空機が22番滑走路(長い方)ではなく、26番滑走路に誤って入ってしまい、あやうく離陸するところだったと報じている。しかし、この時は管制塔がすぐに異変に気付いたため、事故は発生しなかったと同紙は報じている。
昨日収録したポッドキャスティングの中で、デービッド・オルティスの検査入院について話をしたんだけど、ビッグ・パピの動悸再発よりもショッキングなニュースが収録直前に入ってきた。今年メジャーデビューを果たした左腕のジョン・レスター投手が、肥大したリンパ節の検査を行うために、オルティス選手が検査を受けたマサチューセッツ総合病院に入院した。地元のボストン・ヘラルド紙はガンの可能性があるとも報じていて、今期すでに7勝を記録しているルーキーの退院時期は未定だ。数年前に妻が黒色腫に襲われたベテランのカート・シリング投手は地元メディアの取材に対し、「ガンが手術でいくらでも治せる時代になったとはいえ、決して安心することはできないんだ」とコメントし、18歳年下の後輩の病状に不安げな様子だった。オルティス選手は31日に母国ドミニカ共和国のラジオ・インタビューに答えていて、9月1日からチームに合流して、早ければ2日にも試合に復帰するらしい。レスター投手の検査結果はまだ公表されていないけど、とにかく無事であることを祈ります。
写真:2種類のケイティ・クーリック? (ニュースデイ紙より)
ケンタッキー州レキシントンのブルーグラス空港で27日、コムエアー社の旅客機が離陸直後に墜落して49人が死亡したが、31日のCNNニュースは事故の発生した空港の管制塔に勤務する職員が睡眠不足だったと報じている。国家運輸安全委員会(NTSB)の広報官が30日に明らかにしたところによると、事故発生当時に空港内の管制塔にいた職員は、仕事に就く前に2時間ほどの睡眠しか取っていなかったのだという。この職員は事故発生前日の26日、午前6時30分から午後2時30分まで勤務し、同日午後11時30分から再び翌朝8時までの勤務シフトに組み込まれていた。「この職員は我々の調査に対し、(11時半からのシフトが始まる前に)2時間ほどしか眠っていなかったと語りました」。NTSBの広報官はそう語った。航空管制官はシフトの間に少なくとも8時間の休息をとる事が法律で義務付けられており、ブルーグラス空港では9時間の休息時間を設けていた。
コムエアー5191便は27日早朝、誤って小型機用の滑走路から離陸し、その直後に墜落した可能性が高い。ブルーグラス空港には約2100メートルと、その半分の約1000メートルの2本の滑走路があるが、5191便のように2つのジェットエンジンを持つ航空機は最低でも1500メートルの滑走が必要とされていた。ブルーグラス空港にある2本の滑走路は交差しており、離陸前に5191便の記帳が誤って短い方の滑走路に入ってしまった可能性が高い。事故が発生した27日早朝は、空港周辺もまだ暗く、滑走路に設けられた照明の中には点灯していなかったものも存在した。NTSBの発表によると、5191便が離陸する際、管制塔にいた前出の職員は事務作業に追われて、旅客機の動きをチェックしていなかったのだという。また、連邦航空局(FAA)は2005年11月から、管制塔に最低2名の職員を常備するようにと定めていたが、事故当時の管制塔には1人しかいなかった。
ブルーグラス空港の航空管制官はNTSBに対し、最後に5191便を見たのが、この旅客機が滑走路に入る前の誘導路上を進む時だったと語っている。FAAは「管制塔に1人しかスタッフがいない場合、(旅客機の滑走路への移動を)レーダーで監視する作業をインディアナポリスのFAAセンターに依頼するように」とするルールを設けていたが、インディアナポリスへの連絡も行われていなかった。レキシントンの地元紙は28日、1993年にも航空機が22番滑走路(長い方)ではなく、26番滑走路に誤って入ってしまい、あやうく離陸するところだったと報じている。しかし、この時は管制塔がすぐに異変に気付いたため、事故は発生しなかったと同紙は報じている。
昨日収録したポッドキャスティングの中で、デービッド・オルティスの検査入院について話をしたんだけど、ビッグ・パピの動悸再発よりもショッキングなニュースが収録直前に入ってきた。今年メジャーデビューを果たした左腕のジョン・レスター投手が、肥大したリンパ節の検査を行うために、オルティス選手が検査を受けたマサチューセッツ総合病院に入院した。地元のボストン・ヘラルド紙はガンの可能性があるとも報じていて、今期すでに7勝を記録しているルーキーの退院時期は未定だ。数年前に妻が黒色腫に襲われたベテランのカート・シリング投手は地元メディアの取材に対し、「ガンが手術でいくらでも治せる時代になったとはいえ、決して安心することはできないんだ」とコメントし、18歳年下の後輩の病状に不安げな様子だった。オルティス選手は31日に母国ドミニカ共和国のラジオ・インタビューに答えていて、9月1日からチームに合流して、早ければ2日にも試合に復帰するらしい。レスター投手の検査結果はまだ公表されていないけど、とにかく無事であることを祈ります。
写真:2種類のケイティ・クーリック? (ニュースデイ紙より)