居座るだけの菅政権！！

現代の車社会を支えている免許制度は、高度な車が凶器にもなるので、正しい使い方を保障するものである。同じように、電気エネルギーにおいて、原子力は、必要かもしれないが、日本政府に原発の管理能力があるのか、資格制度がないのでわからない。
ただ、今回の事故処理、放射能汚染対策を見ていて、”菅政権は原発管理能力がない”と思うのは私だけではないだろう。
まず、菅総理の事故現場の視察で、緊急対応中の東電を混乱させた上、東電幹部へ、恫喝までした。これが、後の政府と東電の共同復旧作業をちぐはぐなものにした。更に、官房長官による放射能汚染に対する発言で、”安全であるが出荷させない”と言い、自ら、風評の発信源となり、国民を買い溜めに走らせた。
　国民を唖然とさせた上、反省すらしない。テレビで見る、菅総理と枝野官房長官の表情には、国民を見て、政治をしていると言う気迫が感じられない。官僚の用意したメモを読んでいる以上のことは、全く、頭に無いのだろう。
　白川静が、”地位は人を愚かにする”と言ったが、野党時代の、この二人はこれ程愚かには見えなかったので、権力の握ることの恐ろしさか！！　この二人に期待することの方が愚かであろう。
　韓国政府にまで無能呼ばわりされて、居座り続けるのは、国益を害するだけである。
　速やかに、国会を解散し、少なくとも、二人の反省に立つ政府を創るのが、一番の復興対策となろう。