政治不信の一年！

今年は菅政権に対する不信で始まり、国民の関心は菅がいつ辞めるかであった。しかし、大震災を口実に、菅は居座り続け、お山の大将の様な言い訳を言い続けるだけで、復興を遅らせた。
　野田政権ができたら、官僚の言いなりの野田は消費税増税しか頭にないようで、TPPなどの問題を全く国民に説明しようとせず、成り行き任せ、官僚任せである。
　そこに、金正日の死亡のニュースが飛び込んできた。
　また、これで、野田政権だ延命されるのか？
　民主政権の時に限って、国家的危機が起こり、ダメな政権の延命が起こる。
　政権が何もできなかったことが、結果OKだったとは、笑えない事実である。
　まさに、国民の悲劇である。

増税は改革ではない！

野田総理は一体改革をいうが、構造的デフレの下での増税は、税の減収をもたらすだけで、負担だけが増大する。財務省の権限だけが増えて終わりである。
　膨大な債務の下では、デフレによる、低金利状態を維持せざるを得ず、増税による改革は不可能である。
　債務の削減、つまり、ばら撒きを止める以外、財政改革はあり得ないのである。
　ばら撒きしか、頭にない政権を辞めさせるしか、道はない！！
　解散しか、改革への道はない！！
　

二重のパワーハラスメントでは？

熊本市の役所の管理職による新人職員へのパワーハラスメントに対し、停職で済ませた市のやり方が解せない。
　と言うか、二重のパワーハラスメントに思えるのである。まさに、恐喝なのに、被害届が出されていないからというが、停職で済ませたい市の圧力ではないか！
　停職で済ませようとした市の幹部は、このパワーハラスメントを知っていて見ぬふりをしたいたのではないか？
　公務員の、この腐りきったやり方は、公務員が特権階級になっていることの表れではないか！
　市役所の簡単な仕事に対して、あまりにも高い給与、年金が払われているから、こんな役人が出てくるのだと思う！
　単純労働しかしない公務員に大企業の管理職並みの年金を払うために、消費税を増税していることになるのでは？？？

海洋開発庁設置を！

海洋開発庁は北海道、沖縄開発庁を廃止して、農水省の予算の半分を割り当て、海洋開発を一元的に推進する機関とする。
　マグロなどの養殖など、国家プロジェクトとして、推進する。
　海洋発電も、積極的に導入して、漁業のための海洋牧場の整備をする。
　深海開発も取り入れて、海底基地の建設に取り組む。

　これぐらいのプロジェクトを立ち上げないと日本の再生はできない！！

デフレが支える日本経済？

デフレが円高を呼び、輸出産業が駄目になり、空洞化するというのが通説である。
　しかし、実際は、デフレで低金利になり、大量の国債発行を可能にしているのではないか？
　１％金利が上がっただけで、国債を多量に保有する銀行は赤字になり、更なる国債の購入が出来なくなり、金利の上昇をまねき、破綻のリスクがあると言う。
　銀行以外でも、年金機構、生保損保、郵貯なども、莫大な含み損を抱えることになる。
　空洞化どころではなく、財政破綻による日本沈没である。
　今、貿易赤字が定着しつつあり、このまま経常赤字にまでなったら、金利上昇の最悪のパターンが見えてきたのではないか？

欧州国債を誰が買う？

ＥＣＢは三年物資金供給で50兆円の資金を銀行に供給した。
これで、欧州の銀行の破綻は当面なくなったと市場は安心したようだ。
しかし、これで、欧州の銀行がイタリアなどの国債を買うようになるだろうか？
ギリシャのように財政破綻した時、債権放棄をさせられない保証はない。
この余波で、日本の国債を外人が買っていると言う。
　来年2月、イタリアの国債の大量発行があるらしい。
　新年早々、正念場が来そうだ！！

将軍様から大将様？

金正日は将軍様として絶対的権力を行使してきたが、こんどは、金正恩を大将様として絶対視させようとしているらしい。
　北の独裁政権を維持するためたらしいが、国民のほとんどが軍人かそれに関係しているらしいからとおるのか？
　シリアのように反体制勢力さえ起こる余地がないほど、徹底的に国民を弾圧している姿は、人間として見過ごせないほどのところに来てるのではないか？
　しかし、国連で、金正日に哀悼の意を評した国がかなりあるという。中国の恩恵を受けている国か、独裁を当たり前と考えているのか、、、
　それより、国内にも、金正日に哀悼の意を表している人がどのくらい居るだろうか、、、

　北を封じ込めて、自然消滅を待つのは、そろそろ、危険水域に来ているようだ！

何故、人権運動がなくなった？

人権運動の主体が戦後、社会党の支持団体だったため、社会党の衰退とともに、人権を叫ぶものがいなくなった。
　社民党に残った人権運動家は、慰安婦問題を声高に叫ぶが、中国や北朝鮮の人権侵害を見ようとしない。これらの人達が、北朝鮮の支援を受けているのは明らかだ。
　しかし、世界を見ると、今ほど、人権問題が重要なときはないのに、日本の政治屋は人権をタブー視しているとしか思えない。
　安全保障を他人任せにしたとき、人権意識も捨ててしまったようだ！！

小泉の裏切り！

小泉が朝鮮総連に金正日の弔問に訪れたという。
小泉の２回目の訪朝以降の行動に疑問を持っていたが、これではっきりした。
小泉は金正日のシンパだった！
小泉は２回目の訪朝で、数人の拉致被害者を連れ帰ったことで、拉致問題は終わったと考えていたのだ！
　そう考えると、小泉の行動はすべて説明がつく。
　小泉が２回目の訪朝以降、拉致被害者に接触しようとしなかったことも、金正日を偉大な指導者扱いすることも、、、
　この小泉の裏切りは、日本の指導者を務めたものとして、万死に値する！！

前原の”空騒ぎ”で騙されないぞ！

前原がマニフェストに違反することは出来ないと言い出した。
今頃、何を言い出すのか？
数十兆円の無駄をなくして、政策を実行すると言う”マニフェストの大前提”を全く無かったことにしといて、個別の人気取りはやるよ！　なんて、、、
　国民をまったく、馬鹿と思っているのか？？
野田は全くの知らん振りで、消費税増税に突っ走るつもりらしい！！
　確かに、八ッ場ダムは民主党のいい加減さ、マニフェスト破りの象徴ではあるが、やられては困ることの本丸は消費税増税に始まる、増税の嵐であろう。
　やる前に、何をやりたいか示して、総選挙をやれ！！！

朝鮮総連の非合法化を！

公然と反政府、反日活動を行う団体、朝鮮総連に、特権を持ち続けるのはなぜか？
社会党と言う朝鮮総連をバックにする政党が消滅して、社民党、一部民主党として、密かに生き残ってはいるが、ほとんどの日本人からは支持をなくしている。
　しかし、未だに、朝鮮総連が北朝鮮の資金源、貢物の送り主であることには変わりない上、慰安婦問題など、日本をおとしめる活動を通して、北朝鮮を支援している。
　政権党の民主党に朝鮮総連に支援された議員がいることは、日本にとってどれほど危険か！！
　これだけでも、民主党政権の存在意義がない！！

橋下市長、猪瀬副知事の連携に期待！

官僚の飼い犬になった民主政権には何も期待できない。
しかし、ここに来て光明が見えてきた。橋下氏の登場と猪瀬副知事の行動力が閉塞した行政に風穴を開けるかもしれない。
　電力会社の独占と戦えるのは、東京とか、大阪の自治体だけである。
　高すぎる電力料金にメスを入れ、送電配電の独占を解放させることができるのは、都とか、府の力だけだろう。
　猪瀬副知事や橋下市長の主張が民意だと民主党政権が気付くには選挙が必要だろうが、山は動きだしたと思う。
　これに期待するしかない！！！

鯨肉食文化の復活を！

欧米文化の基準では、牛肉は食べては良いが、鯨肉はだめだと言うことらしいが、こんなことにアジア人が従う必要性があるのか？
　牛肉を押し付けるのは、白人は上級な人間だが、有色人種は下等だと言っているに等しい。キリスト教の押し付けではないか！！
　日本の鯨食文化は数千年の歴史がある。鯨食の否定は日本文化の否定である。
牛肉文化はエネルギーを多量に消費する文化であるのに対し、鯨肉文化は自然の分配に従うエコな食生活を実践する日本人の食に適しているのである。
　欧米人のエゴの奴隷になるような牛肉文化を拒否する時代がやってきたのではないか！！
　
　

金正日報道の虚

官房長官は金正日に哀悼の意を表する必要があったのか？
こんなことをしたのは中国以外、日本だけである。
民主党政権の稚拙さなのか、北から政治献金を貰っているからか？
　拉致の首謀者であり、航空機爆破テロの黒幕でもある金正日は、まさに、”アジアのヒットラー”である。金正日を非難こそすれ、残念がる必要の有る日本人はいないはずだ。
　テレビの特別報道でも、北朝鮮のスパイもどきの解説者が各局で北の指示通りの解説をしていたようだが、日本の国益を害する報道の垂れ流しではないか！
　北朝鮮の報道は全て北に都合の良い作り話でしかないのに、それを真実のように解説する日本の報道は、さながら、北の宣伝機関であろう！！
　それほど、放送局は朝鮮総連が怖いのか？　
　日本の報道機関が北朝鮮に阿る理由が知りたい！！

忘れられた国から！

核による恫喝が無ければ、アメリカも北朝鮮には見向きもしないだろう。
食料がほしくなると、ミサイル実験をしたり、慰安婦問題を焚きつけたり、挙句の果てには核実験まで、なんでも有である。
　しかし、欧州はユーロの存続問題で、域内の国を助けられるか、四苦八苦である。
　アメリカも大統領選挙で、北が戦争でも始めなければ、かかわりたくないだろう。
　中国も、国内経済が正念場で、指導者の交代で、北朝鮮どころではないだろう！

　そうすると、金正日の死亡の発表は、一番注目されそうもない時を選んだということか？