ネッタイムス・ブログ

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皆様のNHKは不祥事のデパート

2011-10-16 20:50:13 | 様々な話題
先日、ネットをプラプラしていて、何気にライブドアのニュースを見ていたら、週刊実話の記事が載っていた訳だ。
その見出しが「スカート盗撮逮捕連発 職員がワイセツ犯罪に走る職場ストレス」と言う強烈なものだったので、何なんだこれはって思い、記事を読んでみるとNHK(日本放送協会)に付いて書いてあり、内容も面白かったので、取り敢えず以下に貼ってみる。

世間から“不祥事のデパート”と揶揄されるNHKが間もなく緊急事態宣言を発令するという。
立て続けに発覚した局員やスタッフによる盗撮や痴漢、窃盗、無免許運転、不倫殺人容疑…など半ば無法化している異常状態にNHK上層部が重い腰を上げるのだ。

確かに、職員数約1万500人、子会社約7000人、契約スタッフなど合わせると計2万人を超える大所帯だが、犯罪の発生率は民放の30倍以上。
民間企業と比較しても50倍以上と異常な数値を記録している。
「NHKの警察担当記者はよく『検挙率を挙げたければ、NHK関係者をマークすればいい』と軽口を叩かれる。半ば当たっているだけに反論できない自分が情けない」(NHK関係者)

確かに、最近のNHKはどうかしている。今年だけで既に8件の不祥事が発生しているのだ。
特筆すべきは盗撮事件で検挙される局員が後を絶たないことだ。
「1月には松江放送局の男性ディレクターが、静岡県のスポーツセンターの男子ロッカー更衣室に潜入し、若者の裸を盗撮しようとして捕まった。

2月には、本局の技術局報道技術センターの職員が渋谷駅内で女性のスカートの中を盗撮したとして検挙、8月には本局の青少年・教育番組部のチーフプロデューサーが女性のスカートの中を携帯カメラで盗撮し、その場で取り押さえられた。

9月にも千葉放送局の技術部職員が右足に付けた小型カメラで女性店員のスカートの中を盗撮し、捕まっている」(社会部記者)
それにしても何故、NHKばかりが、盗撮で次から次へと検挙されるのか。

目下、NHKがコンプライアンス対策として一番、力を注いでいるのが局員の不倫取り締まりや不正経費のチェックだという。
「文書こそないが、特に女性アナウンサーに対し口頭で不適切な男女関係がないか質問するんです。
いわば、不倫禁止令です。風紀を乱す男女関係は御法度。発覚した場合、処分の対象になる。

その一方で、社用携帯が月に10万円以上を超える電話代や特定の時間に2時間以上通話している局員の通話先を調べたり、領収書の店に電話をしてチェックするなど、目に見えるものしかケアしていない」(内部関係者)

どうやら現在のNHKは金や異性交遊など目先の問題にのみ取り組んでいるため、局員のモラル教育はおざなりになっている状態らしいのだ。
さらに興味深いのが、盗撮で捕まった局員のうち半数が技術畑のスタッフだったこと。

「NHKは世界でも有数の放送技術研究所を持っている。そこではスーパースローカメラの開発が行われる傍ら、超マイクロカメラや無線カメラの開発など、一歩取り扱いを間違えれば盗撮に流用できるアイテムがゴマンとある。

9月に捕まった技術局員も右足に小さな、一見してわからない小型カメラを仕込んでいた。今後、入手先などを巡っては、NHK本体にガサ入れが入る可能性もある」(同)

 Hだけが目立つ公共放送。

以上が週刊実話の記事なのだが、ディルド辻元こと民主党の辻元清美なら、「NHKは不祥事のデパートと言われてるけど、不祥事の総合商社ですよ。」と、言うのではないかな(笑)。
NHKの事を日本放送協会では無くて、NHK=「日本犯罪協会」やら、NHK=「日本変態協会」と揶揄する人も居るのだが、どうやら本当の様だな。

NHKは職員の不祥事のみならず、とある番組中に「有働」とか言う名前の女性アナウンサーが、血走った目をして、脇汗を大量に流しながら、朝っぱらから「セックス」「セックス」と連呼している姿を全国放送で流したらしい。
私は視ていないのだが、その常軌を逸した行動は、ネット上でも話題になったので、御存知の方も多いだろう。

有働某は、日頃の欲求不満が番組のセックス特集で爆発、セックスと言う言葉に興奮して、セックスと言う言葉を発する事が、欲求不満の捌け口となり、ストレス発散したのじゃろう。と、近所の爺さんが言うとりました(笑)。って、笑い事では無く、公共放送のNHKが、朝っぱらからセックスと言う言葉を連呼したら駄目だろう、マジで。

本当に「Hだけが目立つ公共放送。」だわ、変態の看板に偽り無しって感じで、ここまで来たら清々しいよ。
しかしね、昔の「お堅い」頃のNHKを知っている人は、血走った目をして、脇汗を大量に流しながら、朝っぱらから「セックス」「セックス」と連呼しているNHKの番組なんて考えられないだろうな。

昔のNHKは兎に角「お堅い」と言うイメージで、山口百恵の「プレイバック・パート2」の「緑の中を走り抜けてく真っ赤なポルシェ」と言う歌詞を、自動車メーカーのコマーシャルになるとの理由で、「緑の中を走り抜けてく真っ赤な車」に変更して歌わせたりした。

また、松本伊代の「センチメンタル・ジャーニー」の「伊代はまだ16だから~」と言う歌詞を、特定の歌手のコマーシャルになるとの理由で、「私まだ16だから~」に変更して歌わせたのである。
今のNHKを醜態を考えれば、想像が付かない訳だ。

紅白歌合戦では、司会を務めていた加山雄三が、少年隊の「仮面舞踏会」を紹介する場面で、「よし、張り切って行ってみよう。少年隊の仮面ライダー」と仮面舞踏会と仮面ライダーを間違うと言う前代未聞の失敗をしてしまい、加山雄三はNHKの番組から徐々に干されて行った事もある。

昔のNHKは、アナウンサーの失敗にも厳しくて、全国放送の番組中に言い間違えたら地方局に飛ばされたりする事でも有名。
それ故に、アナウンサーは常にピリピリし、スタジオ内は緊張感が漂っていたらしい。

この話は都市伝説みたいになっているのだが、全国ネットのプロ野球中継で、アナウンサーがインコースと内角を混同し、「ピッチャー振りかぶって投げた、陰核を鋭く付いてストライク」と言ってしまった。

「陰核」とは勿論「女性のクリトリス」の事で、ピッチャーが試合中に、クリトリスを鋭く付いたら不味いでしょ(笑)、って事で、当然としてシベリア支局に飛ばされたと言う話もある。
まぁ、NHKにシベリア支局が本当に存在するのかは別として、それ位に厳しい措置が行われ、そのアナウンサーは二度と陽の目を見る事は無かったと言う。

もし、昔のNHKで有働某みたいに、血走った目をして、脇汗を大量に流しながら、朝っぱらから「セックス」「セックス」と連呼しようもんなら、シベリアどころか「火星支局」にロケットか何かで、文字通り「飛ばされる」事だろう、そして二度と地球に帰って来る事は無いな(笑)。

現在は「Hだけが目立つ公共放送。」となったNHKなのだが、不祥事を起こした社員は有働某と一緒に火星支局に飛ばしたらいいのではないかな?。
最後に一つだけ(特命係の杉下右京・談)、地デジ化しない場合はNHKの解約を忘れるな。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

日本の暫定基準値は異常な数値

2011-10-15 23:35:03 | 様々な話題
東京電力の福島第一原発事故が起こってから、原発事故の規模で比較対象とされるのが、旧ソ連(ソビエト社会主義共和国連邦、現ウクライナ)で起こったチェルノブイリの原発事故。
そのチェルノブイリ原発のあるウクライナの北隣に位置するベラルーシで、チェルノブイリ原発の事故後、元原子力研究者らが「ベルラド放射能安全研究所」を設立した。

住民の被曝量検査や放射能対策指導等をしており、原発事故による放射能の影響を調べている。
その研究所で、副所長を務めているベラルーシの専門家であるウラジーミル・バベンコが12日、日本記者クラブで記者会見をしたのである。

バベンコ副所長は会見で、福島第一原発事故を受けて、日本政府が設定した食品の暫定基準値が高過ぎると指摘し、「日本の数値は驚きで、全く理解出来ない」と、日本政府を厳しく批判。
バベンコ副所長は、ベラルーシでは食品の基準値を細かく分類している事や、飲料水の放射性セシウムの基準値が1リットル当たり10ベクレル(日本は200ベクレル)である事を例に出し、「日本でも現実の生活に即した新しい基準値を設けられる筈だ」と述べている。

チェルノブイリ原発事故による放射能汚染の影響等を調べている専門家が、日本の暫定基準値は高過ぎると指摘しているのだが、そもそも暫定基準値とは何なのか?。
これに付いて、東北文教大学の松田浩平教授が説明しているので、以下に貼ってみる。

【食料生産者の皆さんへ】国の暫定基準値の500Bq/Kgは、全面核戦争に陥った場合に餓死を避ける為に、止むを得ず口にする食物の汚染上限です。
もしも放射性セシウム137が500Bq/Kg も含まれた食品を3年食べたら、致死量に達します。

全てが基準値ぎりぎりでは無いとしても、重複内部被曝を考えれば政府の暫定基準値では、10年後に半数以上の国民が致死量以上に内部被曝する可能性が95%を超えます。
つまり暫定基準500Bq/Kg未満で安全宣言すると言う事は、その食品を食べた人が10年後に半数は死亡しても構わないと言っているのと同じだと言う事を忘れないで下さい。

追記、500Bq/Kgで止むを得ず食べる場合の期間は3ヶ月とされています。全面核戦争で食べ物が無い場合の基準が規定の2倍の期間も放置されています。

以上が松田教授の暫定基準値に付いての説明なのだが、日本の暫定基準値の数値は異常なのだと気付かされる内容だわな。
日本の暫定基準値は、福島第一原発事故による暫定措置の筈だが、その基準値が平常時と変わらない様に扱われている事は明らかに可笑しい事が判る。
しかし、である。今の日本は暫定基準値が如何にも正しい様な認識を持つ人が多く、福島第一原発事故が起きたから、暫定基準値は仕方が無い事だと我慢しているのではないか?。

そんな貴方は、「ウクライナ基準」と言う言葉を御存知か?、最近、日本の外食産業では「当店は厳しいウクライナ基準をクリアしてますので安心です。」と、謳い文句にしている店が、余り多くはないのだが見られる。
そこで、日本と同じく原発事故が起きたチェルノブイリ原発があるウクライナの基準は、どうなんだろうか?、と言う事で、先ずは簡単にウクライナ基準を書いてみる。

ウクライナ基準とは、1986年のチェルノブイリ原発事故後、ウクライナが制定した食品の安全基準である。
許容される放射性セシウムは、果物が1キロ当たり70ベクレル以下、野菜は40ベクレル以下であり、日本の暫定基準値500ベクレルを大きく下回っている訳だ。。
チェルノブイリ原発事故が起きたウクライナでは、原発事故が起きたからこそ、基準値を厳しくして、放射能汚染が与える国民の健康被害を防ごうとしている事が判るのだが、では、日本の基準値はどうだろうか?。

ウクライナのチェルノブイリと日本の福島は原発事故が起きて、高濃度の放射能汚染に悩まされると言う同じ境遇を持ちながら、対処の仕方が丸っきり違い、片や国民の健康、片や生産者の保護なのである。
長期スパンで考えれば、10年後、20年後、どちらの基準値が正しいのかは、想像力を働かせれば判るだろう?。

ウクライナの基準は国民の健康を考えての数値なのだが、その基準で本当に大丈夫なのかと言えば、正直、判らないが、ウクライナではチェルノブイリ原発事故後、放射能の影響と思われる奇形植物や奇形動物、そして、余り詳しくは書きたくはないので、想像力を働かせて欲しいのだが、同じ様な奇形現象が人間にも及んでいる事実を元に、決められた基準なのである。
外部被曝、内部被曝と、放射能の影響は計り知れない中、日本の暫定基準値は、これで良いのだろうかね?、良くは無いよね。

これらの事実を日本のマスコミは殆んど報じないのだが、海外メディアは福島第一原発事故での日本政府や東京電力の対応に付いて厳しく報じており、日本の放射能汚染が現在進行形で拡大している事実の詳細も報道している。
今現在、日本の放射能汚染で、どの様な状態なのかを知らないのは、当事国である日本国民なのかも知れない。
では。

関連エントリ
福島原発事故、避難区域と癌に付いて専門家が警告
汚染食品、もはや食べ物では無く放射性廃棄物

【ネッタイムス・東坊京門・作】

世田谷の高い放射線量の原因は怪しい瓶、ラジウムさん

2011-10-14 16:52:50 | ニュース
東京の世田谷と千葉の船橋で高い放射線量を検出でも書いたのだが、東京都世田谷区弦巻にある区道の一部から、6日の区の測定で1時間当たり最大で2.707マイクロシーベルトと言う高い放射線量が検出され、13日に区が専門の業者に委託して改めて測定した所、区道に隣接する怪しい住宅の塀に近い地表から高さ1メートルの場所で、毎時3.35マイクロシーベルトと言う更に高い数値を検出した問題。

専門業者が隣接する怪しい住宅を調べた結果、測定器がビンビンに反応した床下に怪しい箱を発見。
その箱の中にあった怪しい瓶から、測定器がビンビンに振り切れ測定不能な極めて高い放射線量を検出したのである。
これが東京電力ならば、この時点で「撤収したい」と申し出る所だろうが、東電とは違い瓶の中身を確認した所、断定は出来ないがラジウム226ではないか?、と推定した。

現場に隣接する怪しい住宅に付いては当初、廃屋とか普段は人が住んでいないとか、色々と情報が錯綜していたのだが、その後の調べでは高齢の女性が一人で住んでいると判明。
区は13日午後から怪しい住宅の持ち主らの協力を得て、家の中や敷地内で放射線量を測定する等、原因の特定を進めていた。

その結果、怪しい住宅の怪しい床下から、怪しい木の箱が置かれているのが見付かり、その箱を開けたら更に怪しい紙の箱があり、その中に入っていた怪しい瓶から極めて高い放射線量が検出されたと言う。
放射線量は、測定器が検出できる毎時30マイクロシーベルトを超え、測定が出来ない程の高さだった様だ。

問題の怪しい瓶は、高さ7~8センチ、太さが5~6センチで3、4本有り、何れも古い瓶で汚れて黒っぽくなっていたらしい。
文科省によると、13日午後3時半頃、同区から「床下にある複数のガラス瓶が放射線源と見られる」との通報を受け、同省は放射線障害防止法に基づき、担当者を派遣して放射性物質の種類や、瓶が置かれていた経緯等を調べると共に、民家に住んでいた人の被曝の状況等も調べる方針とした。

その後、ラジウム226と推定される物質が入った怪しい瓶に付いて、文部科学省は14日未明、会見を開いたのだが、殺到する報道陣の問い合わせに深夜まで慌ただしく対応に追われた末の会見となった。
職員らが現場から同省に戻ったのは13日午後10時近くであり、会見した放射線規制室の中矢隆夫室長は、ラジウム226と見られる放射性物質の健康への影響に付いて、「普通に付近を往来している程度では、年間1ミリシーベルト以下に収まるので、心配無い」と強調。

ラジウム226の用途に付いては、「医療用には粉末では使わないので、推測だが、夜光塗料等に使う為だった可能性もある」と述べた。
文科省によると、民家に住んでいたのは、事務系の男性サラリーマンだったが約10年前に死亡、医療関係や研究者では無かったらしい。
ラジウムは放射性物質の一つで、単体は銀白色の金属。
1898年にウラン鉱石から発見され、天然にはラジウム223、224、226、228の4種類がある。

怪しい住宅の怪しい床下から見付かった物質と推定される226は最も代表的なラジウムで、原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)によると、日本にも土壌1キロ当たり平均33ベクレル存在しており、放射線を出す能力が半分になる半減期は約1600年。

アルファ線とガンマ線の2種類の放射線を出し、かつては癌の放射線治療に使われた他、時計の文字盤の夜光塗料としても利用された。
世界保健機関(WHO)の外部組織の国際癌研究機関(IARC)は224、226、228の発癌性を勧告しているので、ガーンとショックを受けた人が居るとか居ないとか(笑)。

世田谷の高い放射線量の原因は、本当に「怪しい住宅、お婆さん」じゃなかった「怪しい瓶、ラジウムさん」なのだろうかね?、事実は小説より奇なりだな。
因みに、この怪しい住宅の付近には「作業員募集・高給優遇」との貼り紙があって、貼り紙をよく読んでみると、仕事内容は「深夜から早朝に掛けて、民家の床下にラジウム入りの瓶を置いて来る、簡単な仕事です。」と書いてある。

更に詳しく読んでみると、「年齢、性別、経験、資格不問」と書いてあり、「※稀に走る場合がある為、足の早い人は歓迎、経験者は優遇」って書いてある。
また、「問い合わせ大歓迎、応募の秘密厳守、お気軽に」と書いてあり、興味を持ったので連絡したら、「既に世田谷の募集は打ち切りました。」と、連絡先である経済産業省の窓口の人に言われました(笑)。

まぁ、あれだ。貼り紙の件は作り話であり、冗談なんだけど、世田谷の高い放射線量の原因は「怪しい瓶、ラジウムさん」だったとして、千葉県船橋市のアンデルセン公園は何が原因なのだろうかね?。
世田谷と同じく、ラジウム入りの瓶でも適当に置いて、誤魔化すのかい?。
それとも、今度は放射性物質入りキーホルダーの販売で話題となった、トリチウムを瓶に入れて置いとくのかな?。

世田谷の件にしても、福島第一原発事故とは無関係だから安心ですよ。って流れで一件落着と言う事にはならないと思うが、このまま沈静化するのだろうか。
何れにせよ、世田谷の問題は胡散臭い気がするけどね。
最後にクイズです、今回のエントリで「怪しい」と言う言葉を何回使ったのでしょうか?。
まぁ、私も答えを知らないので、判った人は教えて下され(笑)。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

東京の世田谷と千葉の船橋で高い放射線量を検出

2011-10-13 19:02:14 | ニュース
当ブログのエントリ、東スポとプルトニウム、横浜とストロンチウムにも書いたのだが、東京都世田谷区弦巻の区道から最大で毎時約2.7マイクロシーベルトと周辺より高い放射線量が検出された問題。
この問題を受けて、区が13日に実施した専門業者による測定では、高さ1メートルの地点から毎時3.35マイクロシーベルトと言う高い数値が検出された為、区は早急に核種分析や除染を含めた対応策を検討する模様。

今回の線量は「毎日8時間を屋外、残りを木造家屋内で過ごした」との仮定で年間被曝線量に換算すると約17ミリシーベルトとなるが、国が避難を促す目安としている20ミリシーベルトよりは低い。
現場は区道の歩道部分で、近くの区立松丘小学校の通学路になっており、区は念の為に現場をコーンで囲う措置を取っている。

高線量が検出された原因に付いて区は「現場は窪地で雨水が溜まった可能性がある」とするが、泥が溜まる地表より高い場所で高線量となった理由に付いては「現時点で不明」としている。
また、千葉県船橋市の総合公園「ふなばしアンデルセン公園」の一角を市民グループが調べた所、毎時5.82マイクロシーベルトの放射線量が検出された。

市は13日、検出場所の周囲を立ち入り禁止にし、確認の為、放射線量を測定する予定と言う。
東京の世田谷と千葉の船橋で相次いで高い放射線量が検出されたのだが、取り敢えずネットで見付けたコピペを以下に貼ってみる。

神奈川横浜市南区→0.97μSv/h
長野県軽井沢町→1.7μSv/h NEW!
福島県飯舘村役場→2.17μSv/h 計画的避難区域
東京都世田谷区弦巻→2.707μSv/h 3.35μSv/h NEW!
千葉県船橋市・アンデルセン公園→5.82μSv/h NEW!

以上がコピペなのだが、船橋の数値がズバ抜けて高く、船橋と世田谷の数値が計画的避難区域である福島県飯舘村よりも高い事が判る。
何なんだ、これは。って感じなのだが、どう考えても常識では考えられない数値だわな。
これに付いては、世田谷と船橋が所謂「ホットスポット」と言われる高濃度の放射能汚染地域だから、高い数値を検出したのだろうか?。

それとも単に福島県飯舘村の測定が間違っているのか?、または、わざと低い数値を公表しているのか?は不明であるが、本当に世田谷と船橋の数値が、計画的避難区域の福島県飯舘村を上回っているのであれば、何らかの対策を講じないと駄目だろう。
計画的避難区域の放射線量を超えている地域が、世田谷と船橋だけとは考えにくい為、他の地域も測定しなくてはならない。

まぁ、福島第一原発事故は未だに収束の気配を見せず、福島原発はメルトスルーからサーフェスフュージョンへにも書いた通り、第一原発はメルトダウン→メルトスルー→メルトアウト、そしてサーフェス・フュージョンと言う最悪の状態。
福島原発の管理責任がある東京電力は、高い放射線量を理由に黙視での事故現場の確認作業すら行っておらず、まさに「ほったらかし状態」だから、放射能汚染が拡散し続けるのは当たり前の話だわな。

東電は、原発を安定させる為に色々と遣っていますよ、工程表も作成してますよ。とアピールしているが、あんなのは単なるアリバイ作業である。
医者が患者を診察したり、患部を診ないで手術が出来る訳は無く、東電は患部を診ずに推測で語っている様なもんだよ。
先ず東電は決死隊を作り、事故現場を確認する事が必要である。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

東スポとプルトニウム、横浜とストロンチウム

2011-10-13 00:40:33 | ニュース
スポーツ新聞の東スポ(東京スポーツ)と聞いて、貴方は何を連想するのだろうか?、私は迷わず「狼少年」を連想するね。
東スポと言えば派手な見出しで「衝撃写真カッパ発見」「カッパ襲来」とかのカッパネタや、「カマキリ型の宇宙人が云々」「宇宙人がどうしたこうした」とかの宇宙人ネタ等を一面に大きく報じる。
それらの記事ってのは真剣に読む物では無く、「馬鹿な事を」とか突っ込みを入れながら楽しんだりする訳だ。

たまには「サザンオールスターズ解散か」との見出しで、サザンオールスターズの無期限活動休止をスクープしたりするのだが、多くの読者は「東スポだから」と言って信用しない筈であり、そんなだから東スポは「狼少年」と言われても仕方が無いだろうな。
しかし、である。東スポも「たまには」真面目な記事も書く事があるのだ。

今回の当ブログのエントリは、「東スポとプルトニウム、横浜とストロンチウム」と言うタイトルだから、ピンと来た人も居るだろうけど、東スポが放射性物質の事を書いたのである。
たまには真面目な記事も書く東スポが、真面目な記事を書いたのだが、その記事が「プルトニウム」に付いての記事なのだ。
前置きが長くなったが、取り敢えず東スポの真面目な記事を以下に貼ってみる。

プルトニウム(Pu)が飛散している。Puの半減期は2万4000年で「吸い込むと1gで約50万人を肺ガンにできる」超猛毒物質。半永久的になくならない史上最悪の放射性物質だ。
経産省は8月26日、大気中への放射性物質の核種などをホームページ上で発表。

こっそりと、できるだけ国民にバレないように公表しているようだ。大手マスコミもこれを報道しない。
経産省のHPによると、福島第一原子力発電所から放出された放射性物質は全部で31種類で、Pu239は32億ベクレル放出されているという。

9月末には、福島第一原発からおよそ45キロ離れた福島県飯舘村の土壌からも、国の調査で、事故によって放出されたとみられるプルトニウムが検出されている。
事故当初、「プルトニウムは重い物質なので遠くには飛ばない」と国や東電は説明していたのだが…。またまた国民はだまされたようだ。

さらに、御用学者といわれる中川恵一東京大学医学部放射線科准教授も「飛ばない」と安全デマを流していた。
原発事故に関して、国、東電、御用学者には捜査のメスが入らないのはなんでだろう?法治国家としてなしてないのでは?

アメリカの原子力専門家のアーニー・ガンダーセン氏は「4月の段階でシアトルの人たちは1日当たり5個ものプルトニウムを肺に吸い込んでいた。東京の人は1日当たり10個吸い込んでいる」と説明。恐ろしいことです。。。

以上が東スポの記事なのだが、東スポの記事とは思えない真面目な記事、侮れないな東スポは(笑)。
大手マスコミが、この手のネタを余り報じない中、幾ら東スポと言えども、記事にしたのは立派である。
東スポも、こんな記事をもっと扱えば、記事の信憑性や新聞としての信頼性が上がる筈なのだが、東スポが真面目な記事ばかりになると、東スポらしさが無くなり、売上高は下がるかも知れないな(笑)。

まぁ、冗談は兎も角、東スポの記事でも触れているが、プルトニウムは重い元素だから飛散はしない。とか言っていた御用学者も居たのだが、思い切り飛散している様だ。
次はプルトニウムと同じく、重い元素だから飛散しないと言われたストロンチウムの話。
横浜市港北区のマンション屋上の堆積物から、1キロ当たり195ベクレルのストロンチウムを検出したのである。

東京電力の福島第一原発事故が原因と見られ、検出されたのはストロンチウム90(半減期は約30年)で、文部科学省の調査では、福島県内や宮城県南部等の福島第一原発から100キロ圏内で検出されているが、約250キロ離れた横浜市内では初めての事。
場所は築7年の5階建てマンション屋上で、7月、溝に溜まった堆積物を住民が採取し、横浜市鶴見区の分析機関「同位体研究所」で測定。

放射性物質が蓄積し易い場所であり、単純に比較は出来ないが、4~5月に福島市内の土壌から検出された77ベクレルと比べても高い数値。
同じ堆積物からは1キロ当たり6万3434ベクレルのセシウムも検出。
私有地である事を理由に未公表であるが、市衛生研究所でのセシウムの再検査でも、同じ堆積物から10万5600ベクレルが検出されたと言う。

横浜でストロンチウムとセシウムを検出し、放射能汚染の拡大が懸念されるのだが、東京都世田谷区でも、1時間当たりの放射線量が2.7マイクロシーベルト(μSv)を超える、高い数値が測定されていた事も判明。
世田谷区によると、10月6日、世田谷区弦巻の住宅街の歩道で放射線量を測定し、最も高い所で1時間当たり2.707マイクロシーベルトを観測した模様。

これまで文部科学省が福島第一原発の事故後に測定した都内の空間線量率で、最も高い値は3月15日の1時間当たり0.496マイクロシーベルトだったのだが、それを大きく超える数値である。
因みに、この測定は地域住民から「高い数値の放射線量が出ているから不安」との声が上がり、区が住民の要望に応じて測定したと言う。

関係自治体は、住民の声が上がらなければ動かない「お役所仕事」丸出しであり、やはり住民が率先して事を上げる事も大事なのだろう。
今回のエントリはこの辺で。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】