不正入試問題「aicezuki」を不処分

京都大学の入学試験中に、設問がヤフー知恵袋に投稿された問題で、山形家裁は7日、偽計業務妨害の非行事実で送致された山形県内の少年(19)の少年審判を開き、不処分とする決定をした。
認定された非行事実によると、少年は受験した際に携帯電話を使ってインターネットに接続。
掲示板に設問を投稿して回答を募り、他の受験生らが掲示板を通じて、その回答を容易に知り得る状態にする等の不正行為をし、大学側に答案内容の確認作業をさせる等、業務に支障を生じさせた。

決定は「不正な手段を使ってでも大学に合格したいと考えて本件非行に及んでおり、発生した結果も軽くは無い」と指摘。
その上で、少年が非行事実を認めて真摯に受け止め、被害に遭った大学等に謝罪した事に触れ、「母親もより積極的に少年を監督していく事を誓っている」等として不処分とした。
この問題は当時、入試でネットを使いカンニングしたとして、新しいカンニング方法として騒がれたな。

当ブログでも、不正入試問題の「aicezuki」と不正入試の「aicezuki」逮捕へと不正入試「aicezuki」は単独犯？のエントリを書いたのだが、今年の話なのに何故か遠い昔の様だ。
東日本大震災が起こった「3.11」以降、日本には色々な出来事があったから、そう感じるのだろう。
今思えば、入試のカンニングで騒いでいた日本は平和と言うか、平穏な日々だったな(遠い目)。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】