ネッタイムス・ブログ

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ヤフー知恵袋を使い不正入試

2011-02-28 12:16:23 | 様々な話題
25日から行われている京都大学の2次試験で、数学と英語の試験問題の一部が、「ヤフー知恵袋」に投稿され、問題の解答を教えてくれる様に書き込みがされていた。
これらの投稿は何れも携帯電話から行われたと見られ、大学では試験問題が漏れた疑いがあると見て、調査を開始した。
また、早稲田大の入試でも同じハンドルネームの人物から、解答を求める投稿があった事が判明した。

投稿があったのは12日午前に行われた早大文化構想学部の英語の試験で、試験開始から約68分後に解答を求める質問が「ヤフー知恵袋」に投稿され、投稿者は京大と同じ「aicezuki」。
この投稿者は同志社大(8日)、立教大(11日)の英語や数学の試験でも回答を得ていた。
私立の3大学は既に合格者を発表済みで、試験の遣り直しは行わない見込みだ。

世の中は便利になったもので、「文明の利器」を駆使して入試が出来る時代です。って言ってる場合では無いんだがね。
何でわざわざ「ヤフー知恵袋」を使ったのだろうね?、仲間同士でメールを使って遣れば、バレなかったろうに・・・。
これの方法なんだけど、入試問題を見ながら、携帯電話に打ち込んで、直接「ヤフー知恵袋」に書き込んだのかな?、試験官の目を盗みながら、カチャカチャ打ち込めるんだろうか?。

若しくは、携帯電話のカメラを使い入試問題を写して、それをメールで送って、送られた相手が「ヤフー知恵袋」に書き込んだのかね?。
カメラを使えば問題を短時間で写す事が可能だな、カメラの音が出ない様に細工すれば良い訳だしな。
そうすると、このメールを受け取った奴は問題が判らなかったのかね?、参考書等を用意しとけば、問題の答えを出すのは簡単だと思うんだが。
それをメールで返信すれば、バレなかっただろうにね(笑)。

投稿者のハンドルネーム「aicezuki」だが、「アイス好き」と読むのか、「アイ・スズキ」だから「鈴木アイ」、「i」が付く名前で考えると「鈴木一朗」とか、「アイクエズキ」とも読めるな「アイク」ってサラ金業者があったな(笑)。
「アイク・エズキ」って名前だったら日系人か、逆から読めば「行くぜCIA」だな(笑)。
読み方とか意味は不明だが、この「aicezuki」は、ここまで大騒ぎになるとは、思わなかっただろうな、多分。
京大は被害届を提出するから警察も動くし、刑事事件に発展するのだが、「aicezuki」は単に入試のカンニングが目的なのか?、愉快犯なのか?、知りたい処だ。

まぁ、あれだ。こう言った方法を使って入試を受けてる奴は多いんだろうな。
カンペから携帯電話へと、時代と共にカンニングの方法も変わる訳ですな。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

参議院は、衆議院の劣化コピー

2011-02-28 00:32:07 | 様々な話題
平成22年国勢調査の速報値が公表され、衆議院選挙区確定審議会が、衆議院小選挙区での「一票の格差」の改定作業に入る訳だ。
一票の格差も問題なんだが、選挙制度と伴に議院制度の二院制、衆議院と参議院に付いても考える時では無いか?。
特に参議院は衆議院の劣化コピーで存在意義が無い。と言う声が多いんだが、そう言う事に触れたら、当の参議院議員は怒る訳だ。

人間は図星を言われたら怒るんだよ、今の参議院は何の為に存在しているのか全く判らないのだが、それらを判っていて、存在意義が無いのを認めたく無いから怒るのだろう。
「数の政治」で政党中心の衆議院に対するチェック機関として参議院がある筈で、「政党の論理の衆議院」に対する「個人の論理の参議院」であり、各議員の意見を尊重する議会の場だから「良識の府」と呼ばれたのではないか?。

昭和22年の第一回参議院選挙は「全国区」と「地方区」で選挙制度がスタートした訳で、無所属議員を中心に選ばれたのだが、徐々に参議院の政党化が進み、「衆議院のコピー」となり、「比例区」と言う馬鹿な選挙制度が誕生したのだが、比例区なんぞは笑止千万、片腹痛いって感じだな。
今の参議院議員に聞いても、参議院の意義やら誕生の経緯やらを答えられないだろう、もし、それらを知っていて参議院選挙に政党から立候補したのなら愚の骨頂としか言い様が無いね。

ただ、政党から立候補して当選後、参議院は本来の姿に立ち返るべきだと主張するのなら、それも有りだと思うが、私の知る限りでは、そんな議員は見た事も聞いた事も無い。
衆議院と参議院の両方が、政党主導の数の政治だから、衆参の選挙結果によって「ねじれ国会」となり、ややこしくなる為に、議会運営がスムーズに行かなくなる訳だ。

これらの問題を解消する為に、参議院は政党政治と切り離して、無所属ばかりの議会にすれば良いのである。
そうすれば、政党の力関係に左右される事は無く、衆議院で可決された法案をチェックし、良いと思えば可決すれば良い。
選挙で特定の政党が大勝して、政権与党が多数を占めた場合は、その政党が暴走しない様にチェックする機関になる。

勿論、参議院で否決しても、衆議院で出席議員の3分の2以上の賛成が有れば、再可決出来るのだが、参議院での否決の内容次第では、世論の見方も厳しくなる為、再可決のハードルは高くなる筈だ。
そうなれば、参議院の存在意義が上がり、価値の有るものとして認められるだろう。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】