練金術勝手連

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※ 練金術(ねりきんじゅつ)とは『週刊金曜日』練馬読者会的やり方という意味です。

○ もうひとつの住民説明会 ○ 福井県おおい町 ○

2012年05月27日 | これだけは言いたい!
  imagesその動向次第で、原発再稼働の帰趨を決しかねない大飯原発立地自治体である福井県おおい町は、人口8,800、世帯数で3,200の小さな自治体(原発城下町)です。

 4月に、そのおおい町が2600万円の費用をかけ、フェンスで囲った厳重警備の下で“経産省住民説明会”を開催しました。(550人)
 急遽、これに抗して計画されたのが
 《 もうひとつの住民説明会・相談会 ~ 一緒に考えたい。話したい。おおい町のこと ~
です。この集会に先立って、町内全域にわたる精力的な宣伝活動と町役場への申し入れ行動もおこなわれました。
(→ 福井新聞

 集会では、“福島の女たち”から事故が起こるとどういうことになるのかの話(いのちや健康が脅かされ生活がまるごと奪われることの意味)があり、次いで、専門家・研究者による、電源喪失がなくても水素爆発するPWR(加圧水型)の危険性の評価等の話や、“原発後”の地方財政・産業・雇用から廃炉ビジネスまで、これからのおおい町に関する様々な提起があり、最後に参加住民等による活発な質疑がありました。(130人)

 さすがに関西圏から駆けつけた市民も多く参加し、相反するふたつの不安(事故/生活)をかかえる住民とのささやか?ながらも、連帯感を育むことができました。
 http://www.youtube.com/watch?v=DBxm63eE5O8&feature=related
 http://www.youtube.com/watch?v=UJUCqhSVlz4&feature=related

 1日でも2日でも、そして夏を乗り切るまで…。再稼働を許さないことがなにより
緊要。詳細は未定ということですが、6月に全国規模の集会が福井で計画されています。

 以下、たんぽぽ舎メルマガより転載。

    大飯原発の再稼働を 大衆行動で阻止しよう!
   6/16(土) 又は17(日) に福井・全国集会開催
   原発反対福井県民会議 の呼びかけに応え、全国から福井へ

                 ────柳田 真(たんぽぽ舎)

◎原発反対福井県民会議(中島哲演代表委員・ほか)は、5月22日(火)の常任幹事
会で、関西電力大飯原発の再稼働に反対して、6月16日(土)か17日(日)のどちら
かの日の午後に福井市内で福井・全国集会を開くことを決めた(近日中に16日か
17日のどちらかに決まる。今、会場探し、ほか)。
◎「経産省前テントひろば」は、22日のテント運営委員会で、この全国集会に全
力参加を決めた(テント日誌を参照)、低料金のバスも計画。
 たんぽぽ舎もみんなに呼びかけて多数で参加したい。バスも共同で。そのため
にも、前段活動として、討論決起集会の開催(共同で、6月4日(月)19時より
「スペースたんぽぽ」)、多数のビラ配布、再稼働NOのハガキ(1万枚突破)の
集中、寄せ書き運動などを引き続き進めます。
 この1ヶ月は、原発再稼働か否か、の最大の山場だ。
 福井県知事やおおい町長・政府に再稼働を決めさせないため、この1ヶ月、み
んなで全力を尽くそう。
 日本の運命を左右するほどの大事な時期だ。悔いのない活動をやりきろう。


(イトヤン)             もどる