低・血・圧・日・記

低血圧だからって、アツくなることがないわけじゃない。

スーパームーンも…流星群も…

2014-08-14 | 雑記
ここのところの台風とその余韻のおかげで見れませんでしたね。
ま、気温が35度を超えなくなっているのはありがたいですが。


ちょっと気になる記事を見かけたので…

「おにぎりマネージャー」の生きる道 http://news.yahoo.co.jp/pickup/6127113

進学と高校野球と女子マネージャー

昨日のことですが、スポーツ新聞のある記事がネットを少々ざわつかせました。これは、日刊スポーツの「春日部共栄 おにぎり作り“女神”マネ」という記事で、紙版では写真入りで一面を飾りました。夏の甲子園に出場し、見事一回戦に勝利した埼玉県の春日部共栄高校には、ベンチ入りもする女子マネージャーがいる、というお話。
96年以降、女子マネージャーがベンチ入りすることも可能になったので、これだけでは何のへんてつもない話です。しかし、この記事には気になる一文があります。私も含めた多くの人は、この部分に引っかかってザワザワしたのでした。それが、ここ。

チーム内で“まみタス”と呼ばれ親しまれる三宅麻未マネジャーは、記録員としてベンチに入った。おにぎり作り集中のため、最難関校受験の選抜クラスから普通クラスに転籍したほどで、「頑張っておにぎりを作ってきたことが報われて、本当にうれしい」と勝利にニッコリ。



…これに対してさまざまな意見が述べられているわけですが…結論としては…

我々が議論しなければならないのは、こうした社会状況の問題点を丁寧にあぶり出していくことです。なぜなら、もし「男に従属する女性」という観点によって高校野球の女子マネージャー制度を非難し、最終的に廃止に追い込んだならば(現実的にはありえませんが)、それは女性の社会進出のリソースをひとつなくすことに繋がるからです。なので、それでも廃止を望むのであれば、女性の社会進出のために他の政策を生み出すことが必要となるでしょう。なにかをなくすだけなら、それによって行き場のないひとたちが増えるだけですから。

よって、女子マネージャーという存在が、将来的にも旧いジェンダー役割を強化・固定化するのか、あるいは逆に撹乱することに繋がるかは、現実的な政策しだいなのです。



う~ん、いろいろと考えちゃいますね。

ま、私自身も、娘も「マネージャーをする」という選択肢は考慮したこともなかったな…と。
言葉にして教えたことはないけれど、生き方の選択をする遺伝子ってわりと継承されるのではないかしらん?

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すみません、長文になりました。 (すず)
2014-08-16 20:24:45
 こんばんは。

この話題で、もやもやする人、何故問題になっているの?と理解不能な人etc.自分の価値観を判断する良い材料でしたね。私的には、人それぞれ自分の思うように生きたら善いんじゃないのと思っています。

>それによって行き場のないひとたちが増えるだけですから

 たくさんの選択枝があるのが、幸いな社会だと思います。

>ま、私自身も、娘も「マネージャーをする」という選択肢は考慮したこともなかったな…と。

 いろいろ、ですよね。選手として活躍できる人あり、応援したい!という人あり。私は運動オンチですがスポーツ好きなので、選手を支えるのが喜びという気持ちはわかります。

>、生き方の選択をする遺伝子ってわりと継承されるのではないかしらん?

 「遺伝子」というより「環境」ですよね。親が一番みじかな生きる手本なんですもの、良くも悪くも影響を受けるのは間違いないです。
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すみません。レス遅くなりました。 (ねたろ~)
2014-08-23 12:02:40
>すずさま
なんてレスすればいいか考えがまとまらなくて、迷っていたのと、少々忙しかったので、レス遅くなりました。
ま、今でもまとまった答えにはなりませんが。

問題点は、記事がいかにもな美談仕立てになっていたことかな?
たぶん、そのことにモヤモヤする人間が多いことも計算済みなのかもしれませんね。新聞社にとっては。
そして、彼女は「おにぎりのために進路のコースをかえた」というレッテルを背負っていくことになるんだろうな。
それはAO入試とか就活とかに役立つかもしれないし、
また一方で常にそういった役割を周囲に期待されることにもなるし。
ま、そんなところかな。

マネージャーという選択肢ですが、
娘に関しては、競技者としての立場が長かったのと、加えて自分のことは自分でというチームの雰囲気もあって、雑用を引き受けてくれるマネは不要と考えているみたいです。渉外担当とか、トレーナーとかなら別ですが。
私自身は…運動神経に恵まれていなかったのでそちら方面にはまったく興味がなく、時間が少しでもあるなら図書館か本屋に直行する生活だったので、眼中になし…ということ。
環境…というにはあまりにも違うので、遺伝子と言ってみたわけ。
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