この1週間ほど毎日。日に何度も。
最初は姑と話がしたいようだった。実姉だからね。
でも姑は耳がつんぼなので(あえてこう書く)意志の疎通は困難を極める。
補聴器は持っているのに装着しない。うっとおしいらしい。でもそれじゃあ困るんですけど。
本人はいいんだろうけどこちら周囲はたまったもんではない。
叔父からの電話を取り次いでも「何?聞こえない」がちゃりと切ってしまう。話にならない。
で、仕方がなくて主人のスマホから叔父のPHSにこちらから電話をしてやっと話ができた。
叔父は東京の下町在住だけど、少し前に出先で倒れて救急車で運ばれ(倒れたのが丁度郵便局内だったので周囲に人がいてラッキーだった)
脳梗塞を発症していた。
姑の兄弟姉妹は脳梗塞に罹患する人が多い。罹ってないのは姑くらいだ。彼女の兄も弟も姉も妹も罹患してる。既に二人亡くなっている。
叔父も震災のあとに奥さんを大腸がんで亡くしている。仲のよい夫婦だったけど。気の毒だった。子供たちが独立したら二人でいろんなところに旅行しようと楽しみにして自営業を頑張って、やっと娘さんに継いでもらったところで、癌が見つかりそのまま亡くなった。
私は叔父さんはひょっとして施設にでも入ってるのではと感じて、主人に、叔父と仲のよい叔母さんに訊いてみるように促した。
やはり、叔父は施設を転々としていて自宅にはいないとのことだった。施設は3ヶ月以上はいられないらしいとのことで。
奥さんさえ生きていてくれていればと思わずにはいられない。叔父は寂しいのだろう。
昨日も叔父から電話があった。出るとそのまま切れた。腹は立たなかった。ただただ悲しかった。
しばらくはこのままにしておこうと思う。
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