この作品はNoeさまの「玉うさぎ」さんです。昨年初めてネットで見てからずうぅぅ~っと欲しかった子です。今日うちに来てくれました。私の好きな作家さまの一人にNoe様がおります。めめちゃんとかで有名ですが、それだけじゃなくて、沢山素敵な不思議な生き物のオブジェを製作されてます。個人的には「ももちゃん」ていうちょっと大きな作品も好きです。ももちゃんを屋外で撮影した写真をギャラリーで拝見したときには、本当にももちゃんという生き物が山の中を歩いてるように見えました。
私はめめちゃんやこの玉うさぎさんより大きなNoeさんの作品は「めめはは」しか持ってませんが、丁度めめちゃんを抱っこするような体勢の作品なんです。Noeさまの作品群はオブジェというんでしょうね。でも見てるとほっとなごむというか・・・感想はひとそれぞれだと思うのですが、とても穏やかな雰囲気のNoe様ご本人のなかにこんな素晴らしい創造力を秘めていらっしゃるのがすごいなといつも感じてしまいます。去年はいけなかったけど、今年は個展に行きたいな~と考えてます。毎年千葉でやるんです。(あ、いけないりりぃも持ってました。この子はめめははよりずっと大きいですね)
と言いつつ、「常きげん」をぺろぺろ飲みながらこれを打ってる私。のぐちさん(この酒を造った杜氏さん)美味しすぎます、この酒!もう終わりです。もう一本あるけど。ま、一応ネットでも買えるようですけど。翌日に残らない爽やかさが好きです。でも飲み干すと亭主に怒られそうです。だけどまだ1本残ってますから!ネットでも買えますから!
さて、その球体関節人形についてなんですけど、なんで球体関節である必要があるんでしょうか?それはどんなポーズも付けられる、それに尽きますと私は思います。花束を持たせたり、ぬいぐるみを抱かせたり、ガッツポーズをさせたり、頭を抱えさせたりとか、さすがにもうやりませんけど「シェ~」とかやらせたりもできますね。
私は創作の球体関節人形を何体か持ってますけど、デフォルトの服は少し飾ったら、脱がせて別の服に着せ替えます。地震や火事でもないかぎり、人形は私より長生きします。次の人に譲るときにデフォルト服に着せ替えて、渡したいと思ってるからです。もちろん、大きな人形で着せ替え遊びもできるって楽しみもありますけどね。人間の子供服とか着せることもできたりしますし。
球体関節は何のためにあるの?といえば自在にすきなポーズをとらせて遊んだりできることで、お人形って何のために存在するの?といえば抱きしめたりするために存在するのではと実にシンプルに思うのです。
創作人形は着替えさせてはいけない。遊んでもいけない。と考える人もいるでしょうけど、私は人形はかわいい(他人が見たら怖くみえる子でも)存在であるべきだと思うし、そんな私は創作人形なんて持つ資格なんかないかも知れない。でも郷陽さんが人形を芸術に昇華させたのに申し訳ないのですが、人形は玩具でもあるわけなんです。
ある創作人形作家さまで、とても人気のある作家Fさまがいます。私は並んでも買えませんでした。でも彼女の作品はコアな創作マニアでは蛇蝎のごとく嫌われてるんです。とても丁寧な仕事をなさるのですが、人気作家のK様のパクリってことで、確かに関節とかは本当に似てます。廉価版のK人形とまで言われてます。
でも私はそのF様のサイトで彼女の人形に対するスタンスが、私の気持ちにとても近しいことを感じて、F様の作品が欲しくなりました。K様の廉価版とはいえ決して今のご時世、安くはないお値段ですが。
F様曰く「人形は動かして遊ぶ為の球体関節ですから、私の人形を手にした方がその人形をどのようにして遊んでも愛してくださるならば、別にカスタムとかなさっても構いません。」なのだそうで。さすがにカスタムは私には出来ませんが、作り手が「これは私の作った芸術作品です。いかなる手も加えていただきたくありません。提出した姿がこの人形の価値です」なんて言われた日には恐れ多くて(でも似合いそうな服があれば着替えrさせちゃうかもしれませんけど)まいっちんぐですけど。
私は好きな人形にはリボンや帽子を被せたい。似合いそうな服があれば着せてみたい。かわいいぬいぐるみやブーケがあれば持たせたいという人形好きです。
なので、人気作家でもあるF様の作品をいつかは手に入れて「しぇ~」はやりませんけど抱きしめてみたいなと思ってます。まあこればかりはご縁ですけどね~。