来ちゃったか・・・

書いてたら消えた・・・もう疲れたよパトラッシュ・・・じゃなかった。今朝、兄のところに母が泣きながら電話をかけてきたらしい。被害妄想が相当入ってきてるな～。で昼間うつらうつらしてるから、夜になると元気になって父を罵倒するらしい・・・・。父が相当参ってきてるようで心配。

今日ケアマネさんが来てくれたようなので明日電話してみよう。介護の認定が入るらしいので。

何も出来ない私は、ポリープの成長が気がかり。こいつがなんとかなればいいんだけどね。悲しい。前頭側頭型認知症ってのは本当に性質が悪い症状だな。私に出来ることは二人に優しくすることしか出来ないんだ。

なんちゅうダブルスタンダードな雑誌

ジャンルに「雑誌」ってカテゴリーがなかったので仕方なく「本」で入れたんですが。
仕事の帰りに乗り換え駅で電車を待ってて、風よけにホームのｋｉｏｓｋに入って雑誌のコーナーを眺めてたんですが、ふと目に入った見出しが「節約する云々」って何の雑誌かと思ったら、フランス語で三日月を表すパンの名前のついた（あ～わざとらしい）婦人雑誌だったんですが、最近はちょいとご無沙汰してたんです。雑誌、買わないのも節約。でもバーキン（女優の方）が表紙だったりしちゃうと買っちゃったりして・・・。

しかし、このテーマはないよな～と思いましたよ。今まで誰をターゲットにしてるんだと思うような服やバッグや小物を紹介してたのがこの雑誌じゃなかったっけ？いかにも主婦の味方～みたいな装丁で、中を開けば、エルメスの服とかコートとか１着ん十万とかコートなんか１００万代だった気が・・・・。あら～かわいいバッグ２５０００円ならお手頃かも～とよく見たら２５万円だったりとか、クロエやプッチやフェンディやエルメスやジルサンダーとかアルベルタフェレッティとか、近所に「しまむら」くらいしかない田舎のおばさんには眩しい金額の服ばかり紹介されてたような・・・・。（かのジェーンバーキンだって、２０年以上まえからおしゃれで、よれよれのトレンチコートを素肌に纏ったりして実にかっこよかったのですが、そのよれよれトレンチは実はサンローランのオートクチュールで３００万円位する服だったりしてたんですよ～。カッコ良過ぎです。）

それはさておき、２５ＡＮＳみたいな雑誌だったら、仕方ないよねＦＯＸＹとかさ～読者を想定してるんだから～と納得するんですが、主婦の味方！な婦人公論とかもめちゃんこ高いフェンディとか載ってるんだよね。貧乏臭い婦人雑誌も嫌だけど、誰がどこで着るんだ？って感じでしたわ・・・。で、取り上げられてるのが貧乏臭い主婦の悩み相談とか苦労話「私はこうして舅姑に尽くしたのに・・・夫に女ができて云々」とかいう手記が載ってたりして・・・・ダブルスタンダードだろう～これって？

でもまあ、最近はヴィトンとか広告には出てるけど、大人の雑誌には紹介されなくなったなと。あれ、もう中学生でもヴィトンの財布なんか持ってるので、やっぱ恥ずかしくて持てませんよね、いい大人は。と言いつつ実は昔買った限定品で番号入りのバッグは２個もってるんですけどね。かわいいんだけどパチもんに見えるかもしれないとも思ったりしてます。限定だから。ヴィトンは日本で墜とされましたね～。やっぱ恥ずかしくて重くて持てないわ。

電車なんかに乗ってても見かける、エルメスの布バッグ、あれは貧乏くさいな～と思います。一応エルメスってところが貧乏くさい。布のくせして・・・。あ、そういえばエルメスの指輪（銀です）も持ってたけど、どっかにあるよな、きっと・・・・。多分真っ黒になってるだろうけど・・・。ガーデンパーティーなんて値段の割には（多分２０万以上する）布が表で中が革張り。でも見かけは私のキャンバスバッグ、バーゲンで１万円代とあんまり変わらない気がする。そんなのに気取ってスカーフ巻きつけてるとますます貧乏臭い。

持ってない僻みかというとそうでもなくて、思い起こせば２０年ほど前に、まだエルメスが船橋西武にしか無かった頃に、革から選んでオーダーしたことがあるんですよ。出来上がるのに２年かかりました。忘れた頃に連絡が来て焦りましたわ。定期下ろしました。当時収入がなかったもので。いまだに似たようなことやってますけど。でもカードで買うって考えは無かったです。その点はまじめだったんですね、当時の自分。

これも笑い話ですが、赤ん坊だった次男を背負って、幼稚園児の長男の手を引いて受け取りに行ったんですよ。エルメスまで。ぶぅわっははは！！！すごいなと思います。長男はお店の革張りのソファでくつろいでおりました。流石エルメス、すわり心地は最高でしたね。乳飲み子を背負った奥さんがエルメスでオーダーしたバッグを恭しく渡される。なんかシュールな光景ではありませんか。お店のスタッフも最高でしたけどね。客をバカにするようなこともなく丁寧な対応でした。まだバーキンの無かった時代で、作る時に「オータクロアになさいますか？」とベテランの店員さんに聞かれて、オータクロアが如何程のものか知ってる私は「と！とんでもない！」（オータクロアはケリーより高価です。ちなみにケリーは「サックアクロア」が正式名称です）

私のオーダーしたバッグはどんなものか内緒にしておきますが、なんか少し前に値段を見たらけっこう値上がりしてるんで驚きました。一応最高の革を使ってるんで、日本国中持ってうろうろしてますがしっかりしてます。雨にもやられましたが黴も生えないし、何代も使えるってのはあながち嘘ではなさそうですが、あいにく私は娘がいないんで・・・婆になっても使います。もう一個エルメス持ってるんですが、布のナップザックです。おそらくは金持ちの汚れものいれが用途なのかも。だってポケットとか無いし、すごい使い勝手悪いんで、本当にクローゼットの中で物入れになってます。容量はあるんだけど・・・やっぱり金持ちの汚れ物入れかも知れません。汚れ物入れっていえばヴィトンのスピーディ、あれも船旅の汚れ物入れだったんですよ。それを日本のＯＬが得意げに抱えて出勤てのは仏蘭西人から見たら「猿が洗濯物もって召かし込んで歩いてる（冷笑）」だったでしょうね。恥だ。

あ、そっか。いいものは長く使えるから節約になるってか？いや～バッグだけはダメです。同じ物ばかり使ってるとくたびれるのも早いし、その前に厭きます。なら安物でもかわいいバッグを毎年買ってる方が楽しいかなと思うんですよね。何が悲しくて、高いお金を払って、赤の他人とお揃いのバッグをもつ必要があるんかいと思います。（幸い私のエルメスと同じ色のは見たことないです）

でも日本には階級ってのがないからいいですよね。英国や仏蘭西なんかは私ごとき平民がエルメスやヴィトン持ってたらいじめられそうです。