ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

愛誤が加速する SNS 拡散

2019-01-28 22:00:10 | 不幸な命を増やさないために


私、息子に“ SNS 原始人”って言われています。
LINE とか Twitter が出来ません。
短い文章がムリ、不安になっちゃうんですね。

それでも、ピースワンコの情報を得るために Twitter &Facebook を覗くようになり...やがて心が凍りました。

何故って、ピースワンコの問題を理解されている方やレスキューの現場を知るボランティアさんからも「野良猫の餌やり=極悪非道認定」だったから。



皆さん、どうぞ普通に、素直に考えてみて下さい。

● 野良猫が増えるのは、餌やりが直接の原因ではありません。
空腹を凌ぐため集まって来るだけ。

● 飼い主のいない、不幸な悲しむ命を増やさないためには「不妊去勢手術」が必要です。

● 「捕まえる→手術→元に戻す」を行う TNR 活動を、皆さんと同じように餌をあげる人も知らないのかもしれません。

● 餌を与えながら、繁殖制限したいと思っていても、高齢者や一人では実行するのが難しいと想像はしませんか?

● 確かに、再三注意してもマナーを守らない迷惑な餌やりさんはいます。
だからって、頭ごなしに全ての餌やり行為を否定しても良いのでしょうか。

● 手術のための捕獲、あるいは保護するためには餌付け&餌やりさんからの情報が不可欠です。

●「餌やりは悪」という誤った認識が、増やさないため、救うためのアクションの大きな支障となっています。

● 野良猫への給餌を禁止したら、その猫はどうなるのか、その先を考えてみましょう。

無責任にバッシングしている机上の人たちよりも、寒空の中で野良猫に餌やりしている人の方が、命へ慈しみを持っているように思うのです。

東京都心部は、これを払拭し地域猫活動が根づくまで十数年かかっています。
このまま“ 餌やりはナニがナンでも叩け ”という風潮が蔓延すれば、次世代が苦労します。



ピースワンコにしろ、
茨城県愛護センターへの抗議にしろ、
ちょっと冷静になれば解るはず。

蛇口を閉めずにバケツに水を貯めれば どうなるのか ──
センターで職員が電話対応に縛られたら、収容動物の世話はどうなるか ──

餌やりさんを追い詰めると、人目を避け隠れ実態が掴めなくなり、いつのまにか猫が増える ──
餌を与えられなくなった猫は、餌場を求めて移動し、流入先々で増える ──

野良猫へ餌やり反対の人は、是非とも知って下さい ( ΦωΦ )ノ
地域猫 啓発ポスター集/TNR編

「かわいそう」「ひどい」という感情だけで偽善情報をシェアする人間様。
そのシワ寄せは、やっぱり小さな命たちに (╥ᆺ╥)

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