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ピースワンコの轍を踏んでなはらない

2019-01-18 22:35:29 | 2019 虐待収容ピースワンコ


エンジェルズ林会長の Facebook から
1/15 広島県動物管理センター
殺処分ゼロの裏側



※ 皆さん、何を感じられましたか?

かわいそうで見てられない...
一匹でも多く助かりますように...
捨てる人たちへ怒り心頭...

これは、センターへ収容されないための入口対策をしなかったことで起きた必然です。
広島県では、この情景が何十年先まで続きます。

それを食い止めるためには、どうしたらよいのでしょう。
『去勢避妊手術ファースト』です。

手を差し伸べたくても、救いきれないほどの頭数が収容されています。
殺処分ゼロを謳ってみても、センターは満杯です。
殺されるために生まれる命があります。
ペットの頭数が多過ぎるのです。



※ 4つの監房室には30~50頭が、成犬子犬の区別なく入れられています。

広島は決定的に「繁殖制限対策」が遅れています。
広島県だけ昭和時代のようです。

30年前、私たちの身近な存在である犬猫は「モノ」でした。

捨てられた子猫について交番に相談したら「遺失物」といわれ、捨てた人を咎めることは出来ないのだと言われました。

怪我をしている放し飼い猫を「病院へ連れて行ってあげて」と飼い主に頼んだら「動物を病院にだ!?」と大笑いされました

知り合いが子猫が生まれて困っているというので、不妊手術を薦めたら「病気でもない身体にメスを入れるなんて」と号泣されました。

餌やりさんに「野良猫が増えないように」と手術を申し出たら、費用はコチラ持ちなのに「手術で猫が命を落としたら全責任を請け負います」と一筆書かされました。



「不妊手術」と「無責任な餌やり」に対して人の意識を変えるのは、とても困難です。
その人の持つ「習慣」「常識」を塗り直さなくてはならないからです。

ただ言い続けました、諦めずに理解を得られなくても。
そのうちに一人また一人と賛同してくれる人が現れました。

今、東京都心部で「去勢避妊手術の必要性」を認識している人口は、半分ぐらいかななんて受け止めています。
少なくとも、昔みたいに全く話も聞いてくれないということは減りました。

でも、こうなるまでの要因は、人間が入れ替わったこともあるんじゃないかと思っています。

時代が変わったのではなく、世代交代した...不妊手術を受け入れ難い層は亡くなったか、犬猫に関われない状況にいるのではないでしょうか。
これ「無責任な餌やり」も同様かも。

不幸な悲しむ動物たちをなくす ── 長い時間、真摯な想い、挫けず前を向いて、積み上げるものなのかもしれません。


※ ピースワンコ シェルター

現在の広島県では「殺処分ゼロ」は無理です。
ピースワンコがしたように、数字上の「殺処分ゼロ」を作ることは可能です。

しかし、それは「人と動物の共生社会」ではありません。
犬猫たちに人間に幸福をもたらしません。

早く目を覚まして!現実から目を背けないで!
次世代に「不幸な悲しむ動物のいない世界」のバトンを渡したくありませんか?

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【 ねこてん 公式HP 】

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