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ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

餌やり禁止で野良猫は増える

2020-08-18 22:45:00 | TNR&地域猫活動マニアル


餌やり禁止で野良猫は増える
だからトラブルも困窮する人も猫も増える
そして駆除処分で奪われる命も増え続ける

人も猫も苦しみから解放されることはない
排除や切り捨てからは何も生まれない



ある町で自治会が「野良猫に餌をあげるな」と住民に公布しました。

私たちは、このような地域を「意識が低い」として、ボランティア間で情報共有します。
事実、このエリアでは身の毛もよだつような動物虐待が頻発していました。

餌やり禁止では、何一つ問題は解決しないどころか深刻化します。
猫は新たな餌場を求めて移動し、そこで繁殖し再び流入してきます。

自分たちに害が及ばなければ良いと隣町に迷惑を押しつけているだけ。

問題に真剣に向き合わず、命あるものをぞんざいに扱えば、アッという間に収束不可能な事態に陥ります。

その負の連鎖の元凶は我が町にあると宣言しているようなもの。

つまり「餌やり禁止」って、その場しのぎでしかなく、解決の道を閉ざしてしまう悪手なのです。



皆さんは、生まれた時から野良猫がいる環境に暮らしているのではないでしょうか。

よく考えれば、餌を与えずに追っ払ったところで、野良猫はいなくならないって分かるはずです。

地域にて不妊去勢手術をし管理するだけで人も猫も救われます。

野良猫は、餌やり行為自体で増えるのではありません。
不妊去勢手術をしないで、放置をしていると繁殖し増えるのです。

トラブルは、野良猫が増えることで重大になります。
不妊去勢手術をし、頭数コントロールしながら管理をすれば、外猫は減り問題も軽減していきます。



餌やり禁止にすると、不妊去勢手術(TNR)のために捕まえることが難しくなります。
なぜならば捕獲には餌付けが必要だからです。

また一代限りの命として、住民主導で お世話する地域猫活動に理解を得にくくなります。

野良猫をなくしたいのならば、餌やり禁止で人や猫を排除するのでなく、TNRと地域猫活動を広げるのが、早く確実に終わらせる最善策。

必要なのは餌やりを咎めるのではなく、TNRや地域猫活動の知識を周知して貰うこと🌸




外暮らし猫さんへ不妊去勢手術をし、給餌していた人と共に地域で管理すれば、野良猫で対立する人たちも望まれない命も減ります。

不幸が去って、人と猫が共に生きる優しい社会が訪れます。

人も動物たちも笑顔になれるために😊😺
唯一の正解であるTNRと地域猫活動を知って下さるよう お願い致します🙇‍♀️

🌿殺処分で野良猫が減らない理由
🌿地域猫活動の基礎知識

さくら猫の夜明け

2020-08-03 23:05:00 | TNR&地域猫活動マニアル


東京都心部は地域猫活動が進み、外猫さんの姿を見ることが少なくなりました。

TNRと地域猫活動の成果は、飼い主のいない猫トラブルを減らすだけではなく、現在ある様々な猫問題を解消します。

それは愛護活動の範疇ではなく、地域住民主体の市民運動としたために、人々の意識を変えたから。
🌿地域猫活動の基礎知識

もう一つ、終わらせられるということ。

殺処分って、ずっと続いているじゃないですか。
数字上は減っていても、持ち込まれたり迷子のままのペットはいて、飼い主の無責任は相変わらず。

保護譲渡も、蛇口を閉めない限り永遠に続くバケツリレー。
あちらこちらで水が溢れ、多頭飼育崩壊が起こっています。

先行TNRから地域猫活動に繋ぐことで、負の連鎖は断ち切れます。
人も猫も苦しみから解放され、共に笑顔になれます☺️😸

果たして「終わる」とは、どのような感じなのでしょうか。



終わる つまり全て救える
だから人も猫も解放される

街の風景が180度 変わります🍀
苦情ゼロ
遺棄虐待ゼロ
ロードキルゼロ
殺処分ゼロ

誰も外猫を迷惑とは思いません
誰も外猫の給餌に文句を言いません
誰も保護して下さいと丸投げしません

誰もが野良猫は死んでも仕方ないなどと無関心ではなくなります

皆んなが不妊去勢手術を大切なことと知ります
皆んなが保護活動を理解します
皆んながペットショップの裏側に怒ります
皆んなが適正飼養を知ります
皆んなが終生飼養を誓います

そしてリバウンドがありません‼



なぜならば、人の意識が変化するから
飼い主のいない猫も命であり 地域の一員と受け入れられるから

殺処分で社会の仕組みを変えられるでしょうか
排除して人の意識が向上するでしょうか

ぐるぐるタライ回し保護で猫は幸せになれますか
在庫処分のような譲渡で不幸の連鎖は止まりますか



TNRと地域猫活動を否定するのは 殺処分推進者です
保護譲渡や室内飼いだけで解決を望むのは 動物愛護ではありません

早く確実に人と猫の共生が叶うTNRと地域猫活動には給餌は不可欠です

餌やり禁止は 問題を解決する唯一の道を封じます😿



これはTwitterに投稿したものです。

奄美のねこ殺処分計画を擁護する輩は、外猫の存在自体を排除し、TNRと地域猫活動を否定するのに躍起になっています。

でも、これは利権絡み。
何某かの利を得るための嫌がらせでしかないので怖くはありません。

現実の方が何十倍もの試練があります。
救いの手を阻まれ目前で失われる命…
理解されず撥ねつけられ守れない命…

今、唇を噛みしめながらも前を向いているボランティアさんへ🌠

明けない夜はないから。
必ず終わるから。

🌿なぜTNRは問題を解決できるのか?
🌿TNR告知ポスター&広報チラシ


TNR告知ポスター広報チラシ

2020-07-13 23:20:00 | TNR&地域猫活動マニアル
毎日 息継ぐ暇なく…
捨てられた子猫💧
拾われた子猫💧
里親募集の子猫💧

子猫は蛇口を閉めるサイン
外で産ませたらアウト😿

TNRで子猫の季節を迎えないようにしましょう
増やさない状態にして受け皿を作ります

保護を必要とする猫をなくすため
負の連鎖を終わらせるため
猫も人も解放されるために

🐱地域猫 啓発ポスター集/TNR編
🐱子猫の季節を迎えないために
🐱なぜTNRは問題を解決できるのか?



初めて単独で調査➡交渉➡手配した
🔵一斉TNRの告知ポスター
🔻港区と町内会の掲示板10ヵ所に貼り出し
🔻町内会を通して住民に配付
🔻餌やりさんや協力者へも手渡しを


🍀イラストは どうぶつ基金さんより拝借🙇‍♀️

ポイントは飼い主のいない猫を医療に繋ぐことです。

🌸耳カットの目印がない猫を見かけたらボランティア迄お知らせ下さい

🌸近所の野良猫に手術をして欲しいと思っている・外でお世話している猫や保護している猫に手術を考えている方、ご相談下さい

🌸子猫が生まれた・傷ついた猫がいるなど情報をお寄せ下さい

🔵作業中の告示
🔻捕獲器周辺に掲示
🔻回り道などで ご協力頂く場合に通行者へ
🔻興味を持ち声をかけて下さった人たちにも



🔵地域猫メンバー表&活動記録
🔻地域猫の管理ボランティアで情報共有
🔻公園管理事務所・町内会役員等へ配付


🍀地域猫活動は終了しています。
2011年 先行TNRから約8年で外猫ゼロ‼

🔵2013年の港区報
「人と動物が共生するまちをめざして」と題し、1面トップに地域猫対策!


🍀右上は苦情件数と不妊去勢手術頭数の推移。
10年前の苦情1000件 手術助成頭数700弱から、現在2桁代へ✌️


なぜTNRは問題を解決できるのか?

2020-05-02 23:35:00 | TNR&地域猫活動マニアル

猫は愛護動物なので、駆除のための捕獲は違法になります。

捕獲後は、不妊去勢手術をしてリリース、管理するべきです。

これが唯一のトラブル解決策。

現在、奄美大島では、飼い猫も さくら猫も見境なく、税金を得るために殺処分目的で捕獲されています。

どうして、このようなことが罷り通るのか?

それはTNRの有効性を ほとんどの人が知らないから。

知ることで救える命があります。



Yamazaki Hiro氏Facebookからhttps://m.facebook.com/story.php?story_fbid=2322171321370417&id=100007327154374

2019年10月10日の記事
「TNRについての新しい研究が発表された」

最新TNR論文の要約に注釈(グリーン)をつけていきます。

🔻猫の死を30分の1以下にすることも可能な高密度TNR
🔻この研究は米国動物虐待防止協会の出資でなされました
🔻飼育放棄削減についても言及されています



難しく考えずに論文の要約なんで目を通して
欲しい。
価値が解った人はシェアしてください。
それが家なき猫のため、地域のためになるから。

殺処分では問題解決に至りません。
保護譲渡も解決策ではありません。

殺処分・虐待・飼育放棄を軽減するメソッドを知って欲しいと思います。

特に保護活動者と犬の愛護家には、今ある問題を解く糸口にして頂きたいと願います。
動物愛護を名乗る者でさえ理解せず、TNRを批難しているのが現実。

TNR活動を阻止することは、殺処分を推進することであり、未来永劫に保護をしなければならない動物を生むことになります。

TNRは動物だけではなく、地域のため、人のためのアクションです。

お金のある人や団体、獣医師は、これからの時代はもっとTNRをアカデミックに攻めるべきだ。

TNRの価値を上げないで感情論でやってても国や学者には勝てないから。
コレ、まだ日本に伝わってなくてかなり画期的だと思うのでアップする。

国は有事の際には動物を見捨てるということ。
犬猫を飼っている人間だけにしか手を差し伸べないこと。

だから、平時のTNRが大切なのです。

学者には動物愛護は通用しないこと。
何かを守るために何かを排除しなければならないとするのが飯の種ということ。

奄美のねこ問題。
マングースの代わりに金の成る木として、猫を合法的にスムーズに殺せるよう学者・島の獣医師が何年も考えた殺処分計画。
当然、TNRをあの手この手で封じ込めました。



以下ASPCAの専門サイトより抜粋

「猫の死を30分の1以下にすることも可能な高密度TNR(捕獲・不妊去勢手術・元の場所に戻す)2019年7月25日 」

実施密度の高いTNRプログラム(群れの個体の大半を対象にするTNR)によって管理された野良猫の群れでは、10年以上にわたり猫の死亡数が減少していることが、新しい研究により明らかになりました。

全く何の対策も取らなかった場合と比較すると、猫の死亡数(その死因が防ぎえたもの)が31分の1まで減りました。

「管理された野良猫の群れでは 10年以上にわたり猫の死亡数が減少」

このアプローチは今までなかったのではないでしょうか。
殺処分や生体販売、畜産動物とロジックは同じ。

国や有識者に命の搾取を止める意志はありません。
だから、民間で供給を断たなければなりません。

最近、論文審査のあるオープンアクセス雑誌『フロンティア・イン・ベテリナリー・サイエンス((獣医学最前線)』において、「長期展望:野良猫管理戦略とその実施密度が、猫の死亡数(その死因が防ぎえたもの)に及ぼす累積効果」 が掲載されました。この研究の一部は、ASPCA(米国動物虐待防止協会)が出資しています。

精巧なモデリングソフトを使い、猫の個体数を減らすための7通りの管理戦略について、その効果と関連費用が模擬検証されました。明らかになったのは、以下の点です。

「密度の高いTNR」は、地域猫活動によって管理する日本に最適な方法。

また、日本独自のTNRから地域猫へ繋ぐ活動によって得られる効果は、飼い主のいない動物たちへの無知・無関心・無責任の解消があります。

なぜならばTNR否定の理由は、知らない・やらない・殺したいだから。
TNRを行うことで意識改革が可能になります。



●TNRは、猫の死亡数(その死因が防ぎえたもの)の削減に有効である。
TNRは効率よく実施すれば、死亡数(その死因が防ぎえたもの)を大幅に減らすことができ、群れの縮小も可能である

TNRは猫の死亡数削減に有効。

これは、ロードキルや虐待など人為的に奪われる命が少なくなるということ。

飼い主責任(室内飼い)追及や餌やり禁止に解決を求めるのは得策ではないことを知って下さい。

室内飼い規制や餌やり禁止は排除しているだけ。
かえって猫を増やす結果を招き、問題はより深刻化します。

奄美は猫を殺すことで利益を得られるため、あえて解決の道を閉ざしているのです。

私たちの税金は、このように消費されています。
私たちの住む国は、なんと さもしいのでしょう。

●実施密度が重要である。
TNRは死亡数(その死因が防ぎえたもの)を減らし、群れを縮小することができるが、実施密度が低いと(6か月毎に25%の猫の不妊去勢手術を行った場合。
75%の猫に実施した場合との比較による)その機能は著しく低下する

先行TNRでなければ効果は低い。

よく言われるルールありき、住民の承認ありき、マネージメントありきでは猫の死亡数を減らせません。

だから 広報が重要なのです。
この広報活動を行政に担当して貰うと、理解が広がり、仲間が増えます。

それが、やがて人と猫との共生を叶えます。



●子猫の死亡数に注目すべきである。
捕獲した猫の安楽死を含め、どの管理方法を選択した場合でも、結果的に死亡数(その死因が防ぎえたもの)の大部分を占めるのは、子猫の死である

子猫の死を防ぐため。

殺処分される猫の半数以上は離乳前の子猫。
でも数字にカウントされているのは氷山の一角。

川に流され、山で野生動物に食され、生き埋めにされ、ゴミとして処理される生まれて間もない無数の命があります。

国民総出でも救いきれません。
TNRで救いましょう。

不妊去勢手術で助けられると分かるから。
生ませることは殺すことだと分かるから。

●飼育放棄を減らすことが重要である。TNRの成果(特に群れの縮小)に、何よりも大きく貢献するのは、飼育放棄の削減と、人なつっこい猫の譲渡に力を注ぐことである

保護活動は、あらゆる猫問題を打開するものではありません。

しかし、TNRを成功に導く重要なファクターである飼育放棄削減を保護譲渡が担います。

基本はTNRであり、その過程で保護譲渡。
だから、地産地消。
そして、前不妊去勢や8週齢以降など蛇口を閉める譲渡が求められます。

●管理の仕方を比較する。
間引く殺処分(猫の数が一定数に達するまでは放置し、達した時点で殺処分・安楽死を行う)は、実施密度に関わらず群れの個体数管理には効果がないと思われる。
定期的な殺処分(6か月毎に一定割合の猫を殺処分する)では、実施密度で効果に大きな差が出る。

「猫の数が一定数に達するまでは放置し達した時点で殺処分を行う」

ずっと我が国が実施してきた殺処分は効果がないとされています。

そうでしょうとも。
何十年間、何千万の命を奪いながら今も行われているのですから。

殺処分は国民が求めた国民のためのもの。
殺処分は問題を解決するものではありません。

このまま「増やして殺そう永遠に」を許容していきますか?

奄美のねこも同様です。
そもそも殺す理由をでっち上げた駆除計画。
繁殖制限抜きにマングースと同じプロセスで殺戮し続けても猫は根絶できません。

猫は人と寄り添う生物です。
人が変わらない限りは無理でしょう。

真に生態系を保全したいならばTNRしかありません。



「残念なことですが、地域猫の個体数管理を何も行わない、あるいは時代遅れで非効果的なやり方(散発的な捕獲と殺処分)を採用するコミュニティがまだまだ多いのです。
今回の研究によって、地域猫を一定数に保ち、時間をかけて数を減らすためには、密度の高いTNRの実施がもっとも効果的、かつ猫たちへの負荷が最も小さい方法であることが確認されました」と、マーガレット・スレーター氏は語っています。(獣医学博士・獣医学専門学位・米国動物虐待防止協会リサーチ部門責任者・研究共同執筆者)

TNRと地域猫活動はセット。
日本での地域猫活動は、地域のため住民のために行われ、動物愛護とは一線を画します。

だから、三者協働で取り組みます。
行政・ボランティア・住民で協力し問題を解決していきます。

猫嫌いさんも参加し、明るい未来のために人同士が助け合います🤗

「この研究によって、地域猫を一定数に保ち、時間をかけて数を減らすためには、密度の高いTNRの実施がもっとも効果的、かつ猫たちへの負荷が最も小さい方法であることが確認されました」
― リサーチ部門責任者マーガレット・スレーター

殺処分・遺棄虐待・外猫駆除を防ぐためには 皆さんのTNRに対しての ご理解が必要です。

小さな命と共に生きながら問題を克服できる正解なのですから。

そして我が国には、人間の知恵で生み出した方策、地域猫活動があります。

すなわち、TNRと地域猫活動のゴールは共生社会。

ジョン・ブーン博士(野生生物学者・ACC&D委員会副議長)によれば、「TNRプログラムの効果は、しばしば議論の的となります。
しかし、明確な定義付けがなされることは稀です。ほとんどのTNR実施団体は、不妊去勢手術の件数やシェルターへ入る猫の数、あるいは安楽死の件数を追跡調査して、その効果を測ります。
これらの測定値は重要ですが、野良猫の数がどれくらい減ったのかを測定することはできません。また「管理」によって「命が救われる」仕組みを解明することはできません。

この研究は、猫福祉・野生生物保護・獣医学の専門家の協力による取り組みです。

TNRは猫の問題を最も早く確実に解決する最善策。
遺棄虐待・不適正飼養も軽減します☺

密度の高いTNRを自分の地域から。
次に隣の地域に伝授し力を貸す。

各地域で進めると猫を介して全国へ笑顔の和が広がります🍀

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共に生きるためTNRの有効性

2020-01-31 22:55:00 | TNR&地域猫活動マニアル
~なぜ国は野良猫を切り捨て見殺すのか~
■ノネコの原点TNR反対の始点
外猫を増やして殺したい国



SNS上では毎日のように「子猫ちゃん🐱拾いました」という告知を見かけます。
本当は「子猫を保護し、お父さんお母さん猫に手術したよ」が、当たり前になればと願って止みません。

動愛法改正がされ、愛護センターで野良猫(飼い主のいない猫)も引取り拒否されるようになってしまいました。
これから皆さんの地域で野良猫が増え、トラブルが深刻になるかもしれません。
■ 動愛法改正35条3項の改正案
https://blog.goo.ne.jp/nekoten2015/e/23102c6f5dec11f18d2f25ce4434ec43

そうならないために、最も効果的な予防策が野良猫へ不妊去勢手術を施すTNRです。
早く確実に不幸な悲しむ命を減らせます。
人に動物にも優しい社会が近づきます。


どうぞ 頭の片隅にとどめておいて頂き、困っている外暮らし猫さんや飼い主のいない猫で悩んでいる人がいたら「不妊去勢手術のカード」を差し出して欲しいと思います。



🔴外猫は共生できる命

犬と猫の愛護活動で、決定的に異なるのは、野良猫に対して行われるTNR。
野犬は、狂犬病予防法で行政捕獲となります。

TNRは、人と猫の共生を成し得るためには不可欠。
ひいては社会にとってプラスしかない、私たち人間にもイイ事尽くめ。


ザックリ云うと、TNRは飼い主のいない猫に不妊去勢手術を施す方法と考えて下さい。

手術を済ませたら、一代限りの命として地域で管理していきます。
これが「地域猫活動」です。

混同されやすいと思います。
TNR は不幸な命を増やさないための繁殖制限を行うこと。
動物愛護活動です。

手術を済ませたら、野良猫から地域猫になります。
だから、TNRをしなくては、地域猫活動は始められません。

地域猫活動は、野良猫トラブルの軽減と共存共生が主な目的となり、住民が主体の社会活動になります。
つまり、猫ギライの方や猫について知識のない人も ご参加頂けるのです。

TNRと地域猫活動は表裏一体ですが、あくまでTNRが基本となります。



🔴排除の選択はない

駆除などしなくても、外猫は減らせるということ、だから共に生きるを選びます。
全国に TNR&地域猫活動の理解が広がれば、猫の殺処分頭数はガクンと少なくなるはずです。

保護譲渡が永遠に続くことも、助成金をエンドレスにバラ撒くこともありません。
TNR&地域猫活動は、リバウンドが抑えられ、確実で即効性がある手段。

そのため私は、餌やり行為に目くじらを立てることはありません。
餌をあげている人へ声をかける第一声は「猫たちのために ありがとうございます」と感謝の言葉です。

対して、餌やり禁止と唱える人を問題視します。
排除することでは、何も解決しないということから、お話をさせて頂いています。



🔴保護譲渡では解決しない

猫の愛護活動は、TNRが中心にドカッとあり、本幹です。
保護活動はTNR の付随になり、支流です。

だから、活動に携わる全員が「不妊去勢の徹底」を重要視しています。
皆んな、保護が必要な猫がいなくなることを、保護活動が終わる日を望んでいます。

保護って目の前の子が救われるにしか過ぎません。
それだけでは決して終わることはありません。
譲渡拡大は出口を広げるだけ。
蛇口を閉めずに、次から次へと新しい容れ物で受け止めるバケツリレーです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

猫の保護団体支援についての注意⚠
保護しなければならない猫を減らす活動に基づいているかを確認しましょう!
⭕️譲渡前不妊去勢手術の徹底
⭕️TNR&地域猫活動の推奨

間違った活動に寄付をしないで!⚠
保護頭数の多さを前面に提示
❌自家繁殖
❌越境保護&譲渡
❌収支報告無し
❌餌やり非難
💧無責任な餌やりとはTNRをしない給餌行為
地域猫活動はルールありき提唱
💧不幸な命を増やす結果を招きます



🔴医療の拡大

60代女性で「TNRを年間100頭ぐらいした」という方もいらっしゃいます。

年間100頭を保護譲渡しなければならないとしたら、気が遠くなりますよね。
手術だから、60代の女性でも可能なのです。
それは1年後に増える何千頭の命を救ったことに価します。

TNRを年3桁頭数ほど実施するためには、獣医師の協力が不可欠になります。
一斉捕獲の場合は、1日に何十頭も手術しなければならないからです。

そのため、ボランティアは、活動に理解して下さる獣医師を探します、ご協力を求めます。

NPO団体だと病院を持っていたり、専属医師がいます。
そうしなければ、活動自体が成り立たないのです。
年々、各地でTNR専門の動物病院が増えていっています。

こうしたことにより、地域猫活動では住民に病院を案内したり、保護譲渡活動では里親様に紹介したりと動物病院との距離はグッと近くなります。

動物医療が、より身近に広がってきます。
それにより、猫の適正飼育が後押しされます。



🔴真実の啓発

TNRをし地域猫活動を進めるのには、とにかく広報。
住民の皆さんに周知して頂かなければなりません。

この際に、ナゼ野良猫が減るのかを説明するには「過剰繁殖」「頭数制限」「不妊去勢手術」というワードを使います。

「知らなかった」「初めて聞いた」という人が ほとんど。
地域猫のお世話をしながらも、エサやるなと言われば、活動の目指すことについてお伝えさせて頂きます。

こうして「不妊去勢の徹底」が浸透していきます。
5年経つと目に見えて外猫が減って来ますので、論より証拠です。

リリースがカワイソウと思われるのは、その通りです。
毎日 見かけた子が突然に姿を消したり、お世話していた子が交通事故で死んだり。
だから、遺棄はいけない!外暮らしは過酷だ!と心から解ることが出来るのだと思います。

ちょうど10年で猫は、ほぼゼロになり、周囲の人々の意識は変わります。
虐待遺棄・放し飼いは自然になくなります。
ペットの不妊去勢手術は常識になります。

猫は人と共に過ごしてきた身近な生き物、人間の意識を変えなくては、その環境は改善されません。



🔴メリットしかない

まだまだTNR由来の福音は、てんこ盛り。

手術は、一頭につき一生に一回だけ。
TNRの頭数は年々ダウンし、数年(数ヶ月)で未手術ゼロになります。
TNRもズットやり続けるわけではありません。

TNRが終了したら子猫が産まれなくなります。
だから、今まで慣れるのに年単位かかる野良生まれの成猫や病気のリスクが高い老猫を室内に入れてあげられます。

町内会や商店街のご賛同ありきな部分があるので、たぶん活動がなかったら関わらなかっただろう催しに参加したり、交流が持てます。
つまり、地域が活動を通して活発化します。

あとは人々の目線が、おウチのない猫に優しくなる瞬間を体験できます。
私が地域猫活動を始めたキッカケは、外の猫さんが嫌われないようにだったので、天にも上る気持ち。
お礼を言われた時は心から幸せを感じます。

排除や殺処分からは何も生まれず問題解決もしません。
共に生きる道を行けば、猫も人も共に幸せになれます☺️🍀

~なぜ国は野良猫を切り捨て見殺すのか~
■外猫駆除の牙城

~関連記事~
■ゼロは目指すものではなく結果
■子猫の季節を迎えないために
■野良猫の餌やりでお困りの方へ

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