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ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

動物の命を売買する国から

2018-03-07 20:45:04 | No more!ペットショップ


30年近く昔、仕事帰りに同僚が車で送ってくれることとなり、車中で彼女が言いました。
「アメリカンショートヘアを買ったので、家に寄りませんか?」
モチ二つ返事、喜び勇んでリアル アメショーとのご対面を果たしました。

彼女とは配属先が違うため、月1度の会議でしか会えません。
1ヶ月後に「アメショーくん、元気?」と声をかけたら…「母の服に尿スプレーをしちゃって、ペットショップへ返品したの」と。

殺処分頭数が100万を軽く超えていた時代。
「飽きたから」「大きくなったから」「糞が臭いから」── 本当に多くの動物たちの命が理不尽に奪われていました。

もう同僚の顔は思い出せませんが、初めて会ったアメリカンショートヘアの姿は今も覚えています。
そして、この国では動物は命として看做されていないのだと悟った出来事でありました。



平成の世が明けてから30年。
殺処分は10万頭を下回り、家庭で飼育されている猫の不妊去勢手術率は90%目前。
終生飼養&室内飼いが常識化、地域猫活動も普及しつつあります。

しかし「ペットビジネス」だけが命の売買により肥太り続けています。

命は買ったりできるものではなく、売っているものでもないと子供へ教えました。
また犬や猫と暮らして得る幸せは、決してお金で買えるのではないのだとも。

皆さんは、あちらこちらで動物が商品と扱われているのを次世代を生きる子供たちへ何と説明しているでしょうか。

私は「必ずなくなる!なくすべきだ!」
そのために「協力してね (๑•̀ •́)و✧」と伝えています。

さあ一歩一歩。
「命の取引」ではなく、動物たちと「出会える場所」を順次ご紹介をさせて頂きたいと思います。
SeeYou Soon *˙︶˙*)ノ☆。・:*:.・

★不買運動やっちゃってまっする ( ΦωΦ )ノ
引き取り屋をご存知ですか?
命 Shopping Stop
杉本彩さん「子犬工場」へ怒り!
購入するから「里親になる」へ
ペットの命を守る「買わない選択」



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杉本彩さん「子犬工場」に怒り!

2018-03-05 20:35:52 | No more!ペットショップ


子犬工場400匹過密飼育@福井に関して福井新聞掲載の杉本彩さんへインタビュー記事。

杉本彩さん 動物を「モノ」定義が問題の根源
すし詰め子犬工場 地獄の光景

たくさんの方々がブログ&SNSでシェアして下さいました。
福井新聞、グッジョブ (*^ー゜)b



この工場の子犬たちは「モノ」として生まれてきました。
ご覧の通り過酷な状況。

ですから、工場→ペットオークション→生体販売店までの流通過程で命を失う子が多数います。
これは生ゴミの日に破棄、売れない商品ですからね。
不良品として処理されます。

それから、売れ残った子は余剰在庫で闇処分。
つまり、買い手がつかない動物たちは「モノまま」死んでいきます。
当然、殺処分数にはカウントされていません。



ペットショップを撲滅せよ!ペットショップで買うのは悪だ!と言っているわけではありません
チャウ((・ェ・。)(。・ェ・))チャウ

命ある動物を生まれてから死ぬ時まで、「オールステージ金儲けの物品扱い」ってどうなのよ?という話です。

ペット市場1兆4千億円の大半を生体販売利益が占めます。
大手が参入したことによって大量生産・大量流通・大量消費...巨大なシステムが出来上がってしまいました。

この欲望のモンスターから、命を搾取されている動物たちを助け出すため、1人でも多くの人へ「命の売買に伴う犠牲について」知って頂きたい!

世論がSTOPと声に出さない限り、弱く小さな命を大切にすることは叶ません。
そして「人にも動物にもやさしい社会」は永遠に訪れないでしょう (○´>エ<`○)


「命を売り買いすることについて考えてほしい」と語る杉本彩さん

杉本彩オフィシャルブログから~
福井県坂井市の犬猫繁殖場で、約400匹が過密状態で飼育されている問題について。

命を大量生産し流通させ、大量に販売する背景には、必ずこういったネグレクトの飼育下に置かれている動物が存在します。 

命を商品として市場に大量流通させる「生体展示販売」──。
この問題の現実を踏まえ、誰もが「生体展示販売」をNOと言えるよう社会の意識を変えなければ、この先も業者は利益を生む限り、このビジネスをやめることはないし、規制をかけることに全力で抵抗してくることでしょう。 

動物たちを苦しみから救うためには、消費者の意識を変えること!

☆絶賛不買運動しちゃってまーす *´ ³`)ノ
ペットショップにいくまえに
引き取り屋をご存知ですか?
ペットショップはなくならない?
里親会 VS ペットショップ
命 Shopping Stop
それでも命を買いますか?
ペット業界の闇に葬られた命



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それでも命を買いますか?

2018-02-16 19:45:11 | No more!ペットショップ


私は、生体展示販売の店へ足を踏み入れたことがありません。

上野動物園が近かったこともあり、10歳までお百度参り。
月に2~3回ほど通っていました。
もちろん動物たちの名前を覚えるし、会えば嬉しい大好きな動物も。

こうなると「友達」です。
具合が悪いと聞けば心配をするし、亡くなれば泣きながら献花へ出向きました。

大人になっても国外旅行の際には、必ず土地の動物園に立ち寄ります。
「せっかくだから友達の顔を見て行こう」という風ですね。

ですから子供心に「友達をお金で買う」という感覚は異次元...自分には関係のない世界と受け止めていたよう思います。
ペットショップにいる動物は「友達ではないモノ」という気がしていました。

やがて、野良猫を家に入れることから動物との暮らしを始めたため、ペットショップの存在は、どんどん遠のいていきました。
頭の片隅で、いずれ動物の売買は淘汰されるだろうと信じながら。

動物と関わる入口が大切なのだと思います。
故に「ねこてん」では、保護猫の里親様募集は、初心者&単身者の方へと広くご縁を求めるよう心がけています。

☆耳オレの雑種、子猫5匹が遺棄


私の夢は、処分される動物のいない日本。
愛護センターは犬や猫を殺す所ではなく、生かす場所であって欲しいと願っています。

そして「人と寄り添うべく生まれてきた命を家族として迎える」── これが当たり前の世の中にならないだろうかと (*´ー`*人)

対極に位置するのが「生体販売流通市場」なのです。
このバベルの塔を打ち壊さなくては、真の動物との共存は有り得ません。

ですが、打倒しなければならない敵だと解っていても、相手の戦闘能力やらウィークポイントやら情報を全く持っていません...実際、販売方法や入荷先なども知らなかったのです。



昨年に杉本彩さんが著された「それでも命を買いますか?」を読み、途方もない無力感に苛まれました。
私の周りでは、どうやって小さな命を守ろうかと身を削るごとく救済活動に奮闘しているのに。
一方では、徹頭徹尾「商品」として扱われている命があることに愕然。

品物として生まれ、オークションという競り市で値がつけられ、ショーウィンドウを飾る動物たち。
生鮮食品が食卓へ並ぶまでと同様の過程を経ています。
でも、生きています。

容姿が需要に満たなかったり、身体が弱い子は不良品。
商品在庫なのですから、過剰分は残り物として破棄されます。
しかし、命です。

☆脳腫瘍のシロコ&交通事故から復活の梵天丸


以前、タレントがペットショップで犬猫を購入し、家に迎える様子をドキュメントしている番組がありました。
ペットショップで品定めするシーンだけでもカットしてくれないかと抗議したことがあります。
周囲からは、スポンサー絡みだろうからやるだけ無駄ムダと言われましたが。

芸能人である杉本彩さんが、ペットショップの闇を暴き、告発する本を上梓するのは、相当な覚悟と勇気のいることだと思います。
いやー、私がマネジャーだったら全力で阻止するかも...マジで (´▽`;) '`'`

元ペットショップオーナーや弁護士のコラムもあり、解りやすく読める工夫がされています。
また、決して押しつけがましいものではありません。
杉本彩さん、巻末に記しています──。

『動物たちにやさしい社会づくりとは、真実を知ること、そしてひとりひとりがその真実から何かを感じ、何かを学ぶことから始まるのだと思います。』

☆絶賛不買運動しちゃってまーす *´ ³`)ノ
ペットショップにいくまえに
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ペットショップはなくならない?
里親会 VS ペットショップ
命 Shopping Stop
ペット業界の闇に葬られた命

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命 Shopping Stop

2018-02-15 22:15:25 | No more!ペットショップ


日本では子供の人数より、飼育されているペットの方が多いのである。

ペット大国とは聞こえが良いが「動物のアウシュヴィッツがあり、小さな命を売買する」のが我が国。

なぜ生体展示販売はなくならないのか?
1兆4千億市場、切り崩しの出来ない流通システムになっているからだ。
まず、この規模になると政治家が既得権益を守る。
ペット業界は、マスコミも味方につけている。


ペットショップはなくならない!?

ケージサイズや販売時期と規制を求めるが、そういった案は通らないし、万が一成立しても絵に描いた餅となる。

いくらモラルから外れる!と訴えたところで風車に突進するドンキホーテにしかならない。
なので作戦を変えて、生体販売が儲からないように、地味に執念深く「不買運動」やっちゃいます (๑́•∀•๑̀)ฅテヘ-

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引き取り屋をご存知ですか?

2018-01-12 20:20:05 | No more!ペットショップ


人間様にとっては旨みのあるビジネス。
犬猫には生き地獄。

✴朝日新聞
「引き取り屋」という闇 
「殺さずに死ぬまで飼う。ペット店には必要な商売でしょ!」


上記マスコミが取り上げていた「栃木県矢板市引き取り屋事件」では、 略式起訴の上に大田原簡裁が罰金10万円の略式命令を出しました。

しかし、動物愛護法違反については不起訴。
⚠大田原検察審査会は、11/28付で不起訴不当と議決しました。

虐待的環境で飼育している取扱い業者を厳罰に処し、今存在している命を速やかに救うべきではないでしょうか。



【 引き取り屋とは 】
ペットショップなどの流通過程で売れ残ったり、パピーミルで繁殖能力が衰えた犬猫を、1匹あたり数千円~数万円程度の費用で受取り引き取るビジネス。

売れる犬は自分の店で転売、繁殖可能な犬は子犬を産ませ販売する。

平成25年9月に施行された改正動物愛護法により、行政は終生飼養の原則に反し、引取りを求める相当の事由がないと認められる場合は、業者等から犬猫の引取りを拒否できることになったため、ペット業界は引取り屋に頼っているのが現状。

それでも売れ残り、繁殖にも使えない犬猫は、ケージの中に入れられたまま、給餌や掃除の世話をされず、一度も愛情を受けない状態で放置される。



動愛法改正によって生まれた歪みが引き取り屋。
ここでも犠牲になるのは罪のない小さな命。
そもそも、儲けるために愛玩動物の命を売買しているってクレージーです。

ペットショップで買わないで!と言い続けていても、闇は深くなるばかり。
現在はペット流通ルートの淘汰を待つしかない状況なのです。

社会が、もっと、きちんと動物をモノではなく「命」として捉えてくれたら。
残酷な運命の犬猫たちを減らせるのに😿