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引き取り屋をご存知ですか?

2018-01-12 20:20:05 | No more!ペットショップ


人間様にとっては旨みのあるビジネス。
犬猫には生き地獄。

✴朝日新聞
「引き取り屋」という闇 
「殺さずに死ぬまで飼う。ペット店には必要な商売でしょ!」


上記マスコミが取り上げていた「栃木県矢板市引き取り屋事件」では、 略式起訴の上に大田原簡裁が罰金10万円の略式命令を出しました。

しかし、動物愛護法違反については不起訴。
⚠大田原検察審査会は、11/28付で不起訴不当と議決しました。

虐待的環境で飼育している取扱い業者を厳罰に処し、今存在している命を速やかに救うべきではないでしょうか。



【 引き取り屋とは 】
ペットショップなどの流通過程で売れ残ったり、パピーミルで繁殖能力が衰えた犬猫を、1匹あたり数千円~数万円程度の費用で受取り引き取るビジネス。

売れる犬は自分の店で転売、繁殖可能な犬は子犬を産ませ販売する。

平成25年9月に施行された改正動物愛護法により、行政は終生飼養の原則に反し、引取りを求める相当の事由がないと認められる場合は、業者等から犬猫の引取りを拒否できることになったため、ペット業界は引取り屋に頼っているのが現状。

それでも売れ残り、繁殖にも使えない犬猫は、ケージの中に入れられたまま、給餌や掃除の世話をされず、一度も愛情を受けない状態で放置される。



動愛法改正によって生まれた歪みが引き取り屋。
ここでも犠牲になるのは罪のない小さな命。
そもそも、儲けるために愛玩動物の命を売買しているってクレージーです。

ペットショップで買わないで!と言い続けていても、闇は深くなるばかり。
現在はペット流通ルートの淘汰を待つしかない状況なのです。

社会が、もっと、きちんと動物をモノではなく「命」として捉えてくれたら。
残酷な運命の犬猫たちを減らせるのに😿


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