夫婦で美術館巡り。(*_*)
先に「国宝・至宝模写作品展」を鑑賞。
愛知県立芸術大学 模写研究41年の歩みとうたっている。
法隆寺の金堂壁画、西大寺の十二天像、神護寺の人物像等多岐に亘り、模写なので今の状況がそのまま描かれているため、色や線がはっきりわからないものもある。
しかし、原本を見ることは難しいものが多い中、模写とはいえ見られて幸せ。(*^_^*)
名古屋城本丸御殿障壁画の復元模写も展示されている。
昼食後愛知県立美術館へ移動。
棟方志功展 祈りと旅を鑑賞。
実は、今から20年くらい前、夫婦で青森を旅したとき浅虫温泉宿泊。その時の旅館に棟方志功の絵が十点ほど廊下に展示されていた。聞くと志功が世に出る前は貧しく、道で一心に絵を描いているのを見て、気の毒に思ったその旅館の主が一室を与えて、自由に書かせたときの絵だとの説明があった。
その時青森市内に志功記念館があるので寄ってみたらと言われ、翌日八甲田山に行く前に立ち寄ることにした。
その時2菩薩10大弟子板画(志功は版画をこのように書く)が強烈な印象として残った。
今改めて鑑賞して、”祈り”が聞こえてくる。それは彼の故郷に対する思いのように感じた。
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