キョロキョロ散歩の雑記帳

あちらこちらの里山や緑地公園・史跡を探訪しながらキョロキョロ歩き回って思いつくまま記します。

パワースポットをウオーク

2011-12-12 18:07:40 | ウオーキング

友人との平成23年度終いウオークを催行。

友人の家族とわが奥方、合わせて5人で青春18きっぷを利用して、京都のパワースポット鞍馬寺、山木の根道、貴船神社、下賀茂神社を歩いてきた。

参加者はアラ8アラ7-2、アラ4中2で平均?(中2に失礼なので平均出さず)の5人ですが、一番若い中2は今花ざかりの歴女。

我がグブログを読んでくれていて、ウオーキングのとき神社仏閣などの記事が載っているのを見て、われわれのウオーキングに参加したいと申し出でがあり今回初参加。

前日、今冬一番の寒波で心配したが、今朝はやや気温も上がり、心配したほどの寒さにならず助かる!

朝5時に起床。簡単に朝食を済ませ6時20分自宅を出発。

朝7時20分名古屋駅集合。日曜日運行の快速電車で米原に向かい、姫路行きの快速に乗り継ぎ京都へ。平日は大垣まで出て、乗り継いで米原へ、米原で乗り換えて京都へと面倒。

9時45分京都到着。到着後すぐにバスターミタルへ急ぎ、10時発のバスで叡山鉄道出町柳駅へ。

10時45分鞍馬行きに乗車。なんと新車で一部の座席が横向きになっていて、景色を堪能できるように設計されている。女性陣大喜び。

車内は明るく、天候もよし。幸先良し。

約30分ほどで鞍馬駅到着。

  

レトロ溢れる駅舎。駅員に切符がかわいいので持ち帰りたいと頼み込む。OK。

早速鞍馬寺に向かう。 

 

山門を入り少し歩くとケーブル駅。登りだけ利用することに。一人100円。安ぅ。

歩けば30分ぐらいの登りだがケーブルならあっという間。降りて反動に向かうが、石段が続き急な登りに結構息が上がる。

金堂に到着。

 

金堂の写真左下に円を描いた石畳があり、中心がパワースポットの祈念位置のようだ。若い男女が列をなし、一人ひとり中心で祈りをささげていた。その後ろには、翔霊臺(しょうらいたい?)の案内があり、ここに本尊が降臨したと書かれている。

金堂には愛と光と力を現すとして、愛=千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさつ)、光=毘沙門天(びしゃもんてん)、力=護法魔王尊が祭られている。三体合わせて尊天というようだ。

京都の北方を守護する寺院として建立され、また火祭りで有名。今は一大パワースポット

閑話休題:火祭りの話 小浜の神宮寺ー鞍馬寺ー東大寺はみな火祭りがあり地図上一直線上にあるようだ。これな何を表わしているのかな?

参拝して霊宝殿へ向かう。すぐ石段になりはあはあ言いながら歩道に出る。霊宝館到着して3階へ。仏像奉安室に入る。

仏像6体と杉の神木が奉安されている。中心は国宝木彫毘沙門天立像(びしゃもんてん)、木彫吉祥天立像(きっしょうてん)、木彫善膩師童子立像(ぜんにしどうじ)で仏法守護者は吾なりと北方より京都市内を臨むように奉安されている。(昔見たときの配置と変わっていた)三神は夫婦と子を表わしている。

他に木彫兜跋毘沙門天立像(とばつびしゃもんてん)、木彫聖観音菩薩立像(しょうかんのんぼさつ)、木彫毘沙門天立像三体(びしゃもんてん)、大杉大権現(おおすぎだいごんげん)である。

暫し、見惚れて安らぐ。

2階には寺宝展観室。歴女は義経の話に興味が惹かれたようだ。歴女は通学に熱田神宮の傍を通っているようなので、頼朝のお母さんは熱田神宮の大宮司家の娘で、大宮司家のお墓が相生山の中にあるよとちょっと知ったかぶりしておいた。同じ階の別室に与謝野記念室もある。鞍馬寺初代管長と与謝野晶子が師弟関係だったそうで、幾たびも寺を訪ねたようだ。その縁から昭和51年、晶子の書斎「冬柏亭」が寄贈とある。

さて、食事だ。霊宝殿の前のベンチでとる。ベンチ前には開けた谷に向いていることもあって、冷えが徐々に強まる。

食後いよいよ木の根道経由貴船に向かう。与謝野晶子の冬柏亭を覗いて、石段が続くが10分ほど登ると木の根の広場に出る。奥に大杉大権現が鎮座。参拝して奥宮に向かう。

不動堂に出会う。向かいに義経堂。

 

ここを過ぎるとまた木の根道。

奥宮に到着。参拝建屋には祈りを捧げる人が数人。黙然と祈っている。

ここから貴船まで下り一方。前日にでも雨が降ったか、ぬかるんでいて滑りそうだ。幸い手すりが設置されていて助かる。慎重に下って貴船口に到着。

貴船神社は鳥居は目前。

 

  

貴船神社は絵馬の発祥地と書いてあった。馬を奉納していたが、手当てできないとき絵馬を奉納したことが今の絵馬に繋がってきていると書いてある。

奉納額掲額殿?(勝手につけた)の中に今上天皇・皇后の掲額が3枚。正式には「龍船閣」という。

水占斎庭(みずうらゆにわ)は貴船神社参拝の人気。でも斎庭の意味分からず。我が歴女は末吉でしょげていたが成人にまだ時間あるから今は末吉でGoodと慰める。

 

この水は目前の岩山の間から流れ落ちて来る。

参拝を済ませて貴船口まで約30分の歩き。ほとんどの人はバスを利用するが、我らは歩くのが目的。ただし自動車も頻繁に通るので要注意。

駅に着くと出町柳駅行きの時間5分前。ラッキー。

出町柳駅から下賀茂神社へ。駅前の鴨川わたり神社参道に入る。

 

世界文化遺産。正式な名称は賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)一般的には下鴨神社。参道は糺の森(ただすのもり)といわれる深い森に囲まれている。紅葉も見ごろを過ぎたようだが、それでも良い色付きだ。

本殿には参拝者が列をなしていた。

    

本殿前の祈る人々。

ここもパワースポット。若い女性が多い。

本殿前の右手奥に御手洗川(みたらしかわ)。この川の名前がみたらしだんごの云われだそうだ。

 

御手洗社前の御手洗池に足を付けると無病息災で過ごせると土用の丑の日には参拝者で溢れるそうだ。

参拝も終わり帰途に就くつもりだったが、縁結びの神様”相生社”に参拝。中2は嵐に会えるようお祈りしたようだ。(関ジャニだったかな?)あれもこれもと忙しそう。

参道の途中に玉垣に囲まれた大きな神社があり、以前からお参りもせず通り過ぎていたが、今回は立ち寄りして見る。

下賀茂神社第一摂社河合神社。神武天皇母宮玉依姫命(じんむてんのうははみやたまよりひめのみこと)が祭神。古来より本宮に次ぐ大社として歴史に登場するようだ。勉強していない証拠。女性の守護神の由。

 

変わった棚があるのでよく見ると顔形の絵馬顔形の絵馬もおかしいがずらりと奉納されている。

反対側に三井神社がある。賀茂建角身命(かもたてつぬみのみこと)、玉依媛命伊賀古夜媛命(いかこやのひめみこ)の三神をお祭りしているとある。重要文化財申請中のようだ。神社の屋根は苔むしていかにも古社然としているが、小社だ。

さぁぁぁ帰ろう。参道の紅葉見収めだ。

出町柳駅前からバス。16時33分に乗車するが市内のメイン道路は大渋滞。こんな渋滞久し振り。

17時20分京都駅着。17時30分に米原行き快速ある筈なので改札へ。ところが乗車ホームが分からず駅員聞き、2番ホームへ急ぐ。日曜日の17時台は乗降客で一杯。ホームから改札口をみると賑やかだ。

定刻に乗車するも満員状況。守山駅辺りまで座れず。近江八幡では車内に空きが出てくる。米原について豊橋行きに乗り換えだが、すでにリュックを背負った団体が幾組も並んでいる。幸い米原発の乗車なので全員座席確保でき名古屋19時56分無事に到着。

今年の遠征ウオークは楽しいものとなった。新年も引き続き健康にウオーキングしたいものだ。

今年のウオーキングは、ウオーキングクラブの総会ウオークがのこているだけ。

その後の日は、近所のいつものコースを1時間ほど歩くつもり。気分乗れば・・・・・。

                                                           

 

 

 


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