キョロキョロ散歩の雑記帳

あちらこちらの里山や緑地公園・史跡を探訪しながらキョロキョロ歩き回って思いつくまま記します。

平成25年遠征ウオーキング初め

2013-01-13 17:35:38 | ウオーキング

今日は今年初の名鉄ウオーキング。

コースは佐屋駅をスタートして、→親水公園総合体育館→日置(へき)八幡社→天王川公園→津島神社→津島観光交流センター→津島駅ゴールの10.5K。

残念なことだが、いつも一緒の友人が、昨年年末に足首を骨折、しばらく私一人で歩くことになった。

昨年の3月、私が甲状腺機能亢進症再発で、10月位まで参加できず、友人に独り歩きさせてしまったが、今度は私が一人参加。

年齢から、感知して一緒に歩けるまでには、リハビリも含め3ヶ月は無理ではないかと心配。

一人なので、集合時間関係ないので、7時45分自宅を出る。

名鉄名古屋駅8時34分佐屋行きに乗車。9時14分佐屋駅着。準備体操とトイレを済ませ、9時25分スタート。

  

歩道狭くしばらく歩けない状態。のんびりスタートする。みんな早い。どんどん抜かれる。でもじった我慢。

しばらくすると、濃尾平野。向こうに見える山は鈴鹿か。

こんな畑ばかりの歩道際に、立派な祠。しっかり彫刻されているが、案内一切なし。

畑道から左折すると、温室の団地。何を作っているのか外から見えず。

温室が途切れると、大通りに出ると、大きなお寺。明通寺。

ところが、ウオーキング参加者は入山禁止の看板。なんでかな?

寺からすぐに日置(へき)八幡宮。”へき”と読むらことを社務所の方に確認。

 

狛犬が拝殿前に鎮座しているが、石制の向こうに木製の狛犬が箱に入れておいてある。室町時代の作。

 

由緒書き。

祭神は応神天皇(おうじんてんのう)、神功皇后(じんぐうこうごう)、玉依姫命たまよりひめ)。

そもそもは若宮八幡宮。この地は日置庄の本郷だったそうだ。

間もなく十王堂と神社の鳥居。

十王堂は引き戸が開けられたので覗くとお地蔵さまが中央に祭られている。

十王堂の石碑の奥に地蔵堂の石碑があった。今まで見たことのない御堂だ。

  

ウオーキング参加者は右へ曲がって先に進んでゆくが、私は神社まで足を延ばす。

神社は愛宕神社。

  

愛宕神社は和気清麻呂が勅によって王城鎮護の神として鎮座された。

愛宕神社の祭神は二十柱以上あるようだが、この神社には、天照皇大神宮、愛宕大権現の二柱を祀って、津島神社に次ぐ式内社として尊崇してきたとある。

コースに戻る。ゴールまであと3㎞の案内。

間もなく町屋街に出る。津島社が近い。古い町なのでところどころ古い家もあるし、朽ちそうな家もある。

  

町中に神社。はっきりとは読めないが、筏場神社と読めばいいのかな。

  

神社の横に、筏場・片町と書いた案内板があり、天王川左岸に栄えた金持ちの町だったと書いてある。

書いてあることは、津島の歴史が分からない私には、ピンとこない案内板だ。とにかく金持ちの町だったことぐらいしか理解できない。

すぐに天王川公園。

池のそばを通って津島社に向かう。途中また歴史的案内。

掘田邸附近とある。読んでみると、附近は祢宜町、江戸時代は神官が住んでいて、独立した島だったそうだ。道路沿いに2軒ほど先に堀田家住宅。江戸中期に建てられた尾張町屋建築の特徴が現れているそうだ。

すぐに津島社南門。

鳥居をくぐると休憩所。立ち寄り持参のお茶を飲む。休憩中の女性が抹茶を飲んでいる。見ると休憩所が用意した、茶碗とお茶を使って自分で点てて飲んでよいようだ。

いきな計らい。

休憩済んで参道に出ると、向かい側から順次摂社・末社が次々に。今まで何回か津島社に来ていながら、ほとんど本殿参拝で帰っていたようだ。

摂社・末社の一覧。

本殿、摂社6社、末社30社。

中でも面白いのが、伊勢神宮の内宮・外宮・熱田社が末社に入っている。

何しろ津島社の御祭神は主祭神が建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)、相殿が大穴牟遅命(おおなむちのみこと=大国主命)だ。

摂社には、居森社(いもりしゃ)、柏樹社(かしわきしゃ)、荒御魂社(あらみたまのやしろ)、和魂社(にぎみたまのやしろ)、八柱社(やはしらしゃ)の五社は須佐之男命の社。

残りの一社は弥五郎殿社(やごろうでんしゃ)という。この社だけ別に鳥居がある。

  

御祭神は武内宿禰命(たけのうちのすくねのみこと)と大穴牟遅命(おおなむちのみこと)。

由緒によれば、津島神社の社家紀氏の祖神「武内宿禰命」を祀る。南北朝時代社家の堀田一族の堀田弥五郎正泰が戦で戦死する前に、当社を造り替えし、佩刀を寄進。寄進された刀は現在津島社の社宝で国の重要文化財。

このことから弥五郎殿社と呼称されている。

本殿参拝。重要文化財。

  

全景。

楼門。

鳥居。

境内を出ると、すぐに御神木のイチョウ。

  

由来に、この地は昔天王川の西堤防に当たり、津島神社の御旅所があったところ。昔から御旅所のおおいちょうとして知られていた。植物学の権威が、雄の木は実がならないので成木になる前にたいがい倒れるものだが、この木は御旅所内にあったので神木として崇められて今日に至ったのだろう。雄の木として全国的にも珍しく県下第一だから天然記念物として保護すべきと言われたと書いてある。でかい。

観光交流会館による。獅子頭多数。

聞くと、秋の子供祭りに獅子頭で練り歩く。各町内で持っているものを集めた。古いものは文化文政(1800年代前半)時代のものがある。

大きな松明があり門扉祭と書いて”おみと”。

厄除けの神事のようだ。2月1日催行。50人で担ぐようだ。担ぎ手募集中。@¥5000だそうだ。

駅に向かうと歩道に千体仏。円空仏で津島市の指定有形民俗文化財。

  

  

左手に須弥壇があり、どうもその中に千体仏が入っているのかな。

ゴール近くで円空仏に会えるとは思いもよらず。満足。

豊明行きがホームに入っている。12時30分発。駅の時計はほぼ30分を指しているが、発車のベルまだ。

階段駆け上りセーフ。座ると発車だ。

一人ウオーキングだったが、満足。

ブログに掲載するつもりで写真撮ったが、纏めに時間掛かり相当端折った。

名古屋に帰って食事。

次回からは、NPOの決算準備に追われるだろうから、ブログアップなかなか出来そうもないが、ウオーキングは続ける。

 

 

 

 

 

 

 

 


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