ニコワッカ -niko W akka- FZ1

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オフロードブーツ購入

2010-01-28 00:16:25 | SEROW


GAERNE ED-PRO art.405

セローに乗ることを決めた時に、いずれは買うことになるだろうが早急な手配は必要ないはず、と考えていた
ところが実際にセローを手にいれ、林道に繰り出してみると生身の足の怖いこと
舗装路と比べてロードコンディションが読めないうえ、コーナーの先には街中や峠道にはありえないようなものが転がっていることもある
初回はゆっくり走ってみたから対処できたものの、実際に落石やら深溝やらに遭遇している
もしもそこに突っ込んでしまえば転倒し、どこかに足を思いきりぶつけるなり倒れたバイクに挟むなりするだろう
それで無くとも走行中は障害物が容赦なく足にぶつかる機会は多いという

舗装された峠や高速道路と違い、『無理をしなければ転倒しないし、転倒しなければ安全』等という考えは直ぐに打ち消された


まず近所のバイク用品店に足を運ぶが、そこはオフロード系の品揃えすらあまり良くなかった
結局通販に頼りこちらのジュベットという店で買うことにした
大手ではないが価格はかなり安い
在庫は無かったらしく待つことも覚悟はしたが、何のことはない3日で届いてしまった

届いた箱の大きさに驚き、更に開けてみてブーツ自体の大きさに驚いた
それもそのはず、脛をほとんど覆ってしまうのだ
そのうえ大型のプロテクターやらバックルやらが幾つもついている
『まるでスキー靴』と形容されるのが分かる
画像にも対比用にタバコの箱を入れているが、その差が良く分かると思う

実際履いてみる
バックルの調整やらなにやら本当にスキー靴のようである
重いだろうと覚悟していたが、意外や意外、しっかりと足にフィットしている分、下手なツーリングブーツよりも重さは感じられない
評判のいいメーカーだけはある
履き心地もいいし、守るべき所は守られており安心感は絶大だ



ガエルネのサイトにはサイズの測り方などが書いてあるが、その通りに計ってみると自分の場合は普段の靴より0.5小さい26.0になった
寸詰まりになるのは問題だとは思ったが、表記には測定どおりのサイズで買うように、とあるものだからその通りにした
結果的にそれで合っていたようだ
自分の場合、普段の靴はEEEでぴったりなのだが、この選び方でも問題は無いようだ

購入とインプレッション

2010-01-24 20:25:35 | SEROW


ひょんなことからSEROWを購入してしまう
前々から欲しいとは思っていたが、新車を購入する金も無く、かといって出自の分からない中古車では後々怖い
そういった訳で手に入ったらいいなぁ程度にしか考えていなかった

ところがここに来て知人から車両を手放すという話を頂き、値段を聞いたところ、これならば手が出るということで購入に相成った

車両は08年式で、走行距離はなんと1,000km弱、それでいてローダウンリンクにシガーソケット、リアキャリア+箱までついて……とりあえず中古車相場から見れば超良心価格だといえる


平日に休みを頂き陸運まで出かけて手続き
初めての事なので手間取るかと思いきや、書類を係に渡すたびに「次はソコ、そしたらココ……」と分かりやすく案内をして貰え、多少トラブルはあったものの、実質30分ほどで書類とナンバーは変更されてしまった
何かあったときのために一日全て休みを取ってしまったが、結局午後は丸々暇になってしまった

その後、車両を引き上げに知人の自宅までお土産を持ってお邪魔し、無事にナンバーを装着、そして手元に
路上に繰り出してからはタコが無いためにギアチェンジのタイミングに困惑したり、交差点で曲がり方が分からずに焦ったりしたものの、自宅に着くころには普通に運転できるようになった


そして今日、早速山に繰り出すことにした
しかして装備はロードのまま
靴はツーリングシューズだし、勿論ニーシンパッドもなければロード用のヘルメットを被っているという、ちぐはぐな格好

さわりだけのつもりで普段よく走るワインディングで見かける林道入り口を入ってみる
「あの先はこうなっていたのか……」と、はじめて見る景色に関心
ロードバイクと比べるべくもないが、さすが非常によく働く
多少のギャップを乗り越えた所で別段怖い思いをすることもない
砂利道に入ってもリアがずるずると左へ右へと流れることもない
さすがオフ車
気取ってリーンアウトでコーナーに入ってみると、これがスムーズに決まって非常に気持ちがいい
低いギアで引っ張るよりも、考えている更に上のギアでトットット……と流してしまった方が走りやすいようだ

だが余裕を持っていたれたのは緑のおにぎりマークから200m程度まで
落石により通行止めのバリケードを避けて更に先に進むと、道の半ばに雨水で削られた溝が出来始めて途端に走りにくくなる
溝に嵌らないように走るが、そこで今度は急なコーナーにぶつかりリアが極当たり前の事の様に滑ってくれた
それでもロードバイクで浮き砂を拾った時の様に一気にズルリと転んでしまう雰囲気はなく、反応するままにカウンターを中ててやると普通に復帰してくれた
冷や汗がどっと出て、思わず奥歯をかみ締める

『コレは楽しすぎる……!』

かくして林道一発目で虜になってしまったようだ