普段は常にスロースターターだが、ツーリングとなると全く逆になる便利な性質だ
この日も例のごとく、アラームが鳴る前に起きた
軽くストレッチを行い、天気予報を確認
昨日ほどの天候の崩れは無いらしい……よきかな
9時過ぎにチェックアウト
ゴミも吸殻もまったく残さない……宿でもキャンプの癖が出るのだ
見えないところであっても従業員が楽だと思ってくれれば、それで良し
二日目は白川村へと向かう山越えの道だ
ずっと国道なので、さほど苦しくないと踏んでいたのだが、それは綺麗に裏切られた
昨日の道を途中までトレース
道の駅神岡を通過し、国道41号と471号、472号との重複区間に入る
そして国道360号に接続
この道がキワモノだった
所謂“酷道(こくどう)”の類
天生峠(あもうとうげ)に入ると道幅3メートル、カーブでは始まりと終わりの高度差が、少なく見積もっても4メートル程はある
幸いにして交通量が非常に少ないのが救いだ
逆を言えば、転落すれば救出は望めない
しかも所々崖が崩れており、道には落石だらけ
こんなに疲れる道を走ったのは久しぶりだった
無事に天生峠を降りると、白川郷はすぐそこだ
余りにも普通に存在しているので、一瞬別の物かと思ったが違った
驚くこと無かれ、普通の二車線の道があり、交差点の向こう側が世界遺産となっているのだ
白川郷に入ってからは、駐輪場にバイクを止めて散策
ちなみにバイクの駐輪場は特別用意されているわけではない
点在する有料駐車場の案内人に尋ねると、土産物屋の前にある広場に適当に止めておいて構わないと言う
タダなのに越した事はないので甘えることにした
集落の中を二時間ほど掛けてゆっくりと巡る
公開されている文化財の建物の多くは一般民家である
明善寺や和田家を見て回った
内部は博物館のような装いをしているが、障子の向こう側には普通の家庭がある事に驚いた
合掌造の建物の廊下の端にアコーディオンカーテンが設置されており、そこで老女が洗濯機を回しているという、何ともシュールな光景を見られた
友人の家に遊びに行き、ごく普通の家庭活動を目にしてしまった気まずさに通づる所がある(笑
ちなみに特別に写真撮影が禁止されている訳ではないので、失礼ではない程度に撮影させてもらった
展望台にも足を運び、集落の全景を写真に収めた
点在している合掌造の建物の内、目立つような大きいものは大抵が重文であり、公開されている
写真のほぼ中央にある大きなものが有名な和田家だ
その後、土産物屋を物色
ドブロクなどが置いてあったが、自分は好き好んでまで頻繁に酒を飲まないので控えた
保存性が低いドブロクは買っても腐らせるのがオチだ
代わりにドブロク饅頭を土産に買った
試食もあったが、微量なりともアルコールを含んでいるので食べなかった
他にもサルボボ人形を二つほど
そして手作り飛騨牛コロッケとドブロク風味の米麹アイスクリーム(ノンアルコール)で腹をこなしてから帰途へついた
白川村からすぐの所にインターが新しく出来ている
そこから東海北陸自動車道を使い北陸道、上信越、関越と帰る
途中、対向車線でトラックが運転席を大破させている酷い事故を見た
風が強かった所為だろう
自分も何度か風に煽られてヒヤリとした
その後、一旦実家に寄り、土産を渡してから帰宅
アパートに着いたのは20時ぐらいだった
良い所だが如何せんアクセスが良いとは言い難い
関東から行くには少々遠いだろう
一泊しても時間の少なさを痛感した
いつかは長期の休みを取ってゆっくりと見て回りたい場所だ
総走行距離 1000kmジャスト
平均燃費(ドンブリ) 約18.5ℓ(下道) 約20.5ℓ(高速)
岐阜一泊ツーリング 終わり
この日も例のごとく、アラームが鳴る前に起きた
軽くストレッチを行い、天気予報を確認
昨日ほどの天候の崩れは無いらしい……よきかな
9時過ぎにチェックアウト
ゴミも吸殻もまったく残さない……宿でもキャンプの癖が出るのだ
見えないところであっても従業員が楽だと思ってくれれば、それで良し
二日目は白川村へと向かう山越えの道だ
ずっと国道なので、さほど苦しくないと踏んでいたのだが、それは綺麗に裏切られた
昨日の道を途中までトレース
道の駅神岡を通過し、国道41号と471号、472号との重複区間に入る
そして国道360号に接続
この道がキワモノだった
所謂“酷道(こくどう)”の類
天生峠(あもうとうげ)に入ると道幅3メートル、カーブでは始まりと終わりの高度差が、少なく見積もっても4メートル程はある
幸いにして交通量が非常に少ないのが救いだ
逆を言えば、転落すれば救出は望めない
しかも所々崖が崩れており、道には落石だらけ
こんなに疲れる道を走ったのは久しぶりだった
無事に天生峠を降りると、白川郷はすぐそこだ
余りにも普通に存在しているので、一瞬別の物かと思ったが違った
驚くこと無かれ、普通の二車線の道があり、交差点の向こう側が世界遺産となっているのだ
白川郷に入ってからは、駐輪場にバイクを止めて散策
ちなみにバイクの駐輪場は特別用意されているわけではない
点在する有料駐車場の案内人に尋ねると、土産物屋の前にある広場に適当に止めておいて構わないと言う
タダなのに越した事はないので甘えることにした
集落の中を二時間ほど掛けてゆっくりと巡る
公開されている文化財の建物の多くは一般民家である
明善寺や和田家を見て回った
内部は博物館のような装いをしているが、障子の向こう側には普通の家庭がある事に驚いた
合掌造の建物の廊下の端にアコーディオンカーテンが設置されており、そこで老女が洗濯機を回しているという、何ともシュールな光景を見られた
友人の家に遊びに行き、ごく普通の家庭活動を目にしてしまった気まずさに通づる所がある(笑
ちなみに特別に写真撮影が禁止されている訳ではないので、失礼ではない程度に撮影させてもらった
展望台にも足を運び、集落の全景を写真に収めた
点在している合掌造の建物の内、目立つような大きいものは大抵が重文であり、公開されている
写真のほぼ中央にある大きなものが有名な和田家だ
その後、土産物屋を物色
ドブロクなどが置いてあったが、自分は好き好んでまで頻繁に酒を飲まないので控えた
保存性が低いドブロクは買っても腐らせるのがオチだ
代わりにドブロク饅頭を土産に買った
試食もあったが、微量なりともアルコールを含んでいるので食べなかった
他にもサルボボ人形を二つほど
そして手作り飛騨牛コロッケとドブロク風味の米麹アイスクリーム(ノンアルコール)で腹をこなしてから帰途へついた
白川村からすぐの所にインターが新しく出来ている
そこから東海北陸自動車道を使い北陸道、上信越、関越と帰る
途中、対向車線でトラックが運転席を大破させている酷い事故を見た
風が強かった所為だろう
自分も何度か風に煽られてヒヤリとした
その後、一旦実家に寄り、土産を渡してから帰宅
アパートに着いたのは20時ぐらいだった
良い所だが如何せんアクセスが良いとは言い難い
関東から行くには少々遠いだろう
一泊しても時間の少なさを痛感した
いつかは長期の休みを取ってゆっくりと見て回りたい場所だ
総走行距離 1000kmジャスト
平均燃費(ドンブリ) 約18.5ℓ(下道) 約20.5ℓ(高速)
岐阜一泊ツーリング 終わり