ニコワッカ -niko W akka- FZ1

 blog of the rider, by the rider, for the rider !!

ヘッドランプブースターを自作

2009-10-24 21:06:11 | 雑記
仰々しい名前だけど、要はヘッドライトの配線をバッ直にしてHi-Loの制御を元のヘッドライト線からリレー制御するだけの物。
市販品を買うと一万円前後する物だけど、自作すれば三千円程度。
自分の場合は購入したのはリレーとヒューズのみ。
あとは家に転がっていたワイヤーで作ったので実質二千五百円か。

確かに光量はアップするし、何よりも暇つぶしに丁度良い。

パワーコマンダー5日本語化パッチ

2009-10-09 22:53:28 | 雑記
コマンダー5の日本語化パッチです。
ダウンロードパスは『PCV』
ダウンロードと使用はどちらも自己責任でお願いします。
PCV_JPN.zip

色々酷いけど動作はします。
間違った翻訳とかを見つけても石を投げないでもらえると嬉しいです。


使用方法

ダウンロードしたzipを解凍して、「PC5Moto.exe」が入っているフォルダに放り込み実行してください。


強制ではありませんが翻訳に協力していただけると助かります。
間違った訳や、意味合いの違う表現などを見つけたら詳細をコメントに書いてご指摘ください。

Power Commander V 導入 : 基本操作編

2009-10-06 21:02:45 | Weblog
PCVの操作について解説する

取り付けが終了した後キャリブレーションなどの設定が全て行われたことが前提となっているので、まだ終了していない場合は過去記事を参照してほしい


USBでPCに接続するとこのような画面が表示される
(自分の場合は画面解像度の低いネットブックを使用しているため多少レイアウトが崩れているため通常の表示状態とは異なっている)
左側のブラックバックのスクロールメニューがマップセレクト
中央のフィールドはマップ表示
右側の部分はステータス表示
となっている


とりあえずDyno Jetのサイトに行き(Flash多用、海外サイトのため重いので注意)、無料配布されているMapをダウンロードしてくる
ダウンロードの仕方が分からない、英語が読めないなんて事はこちらの埒外なので自分でどうにかしてほしい

ダウンロードできたら解凍して適当な場所に置いて置く
デスクトップでも構わないし、PCVのアプリケーションが入っているフォルダ内のMAPフォルダでも構わない


まず『Open Map File』ボタンを押し、表示されるメニューから適当なデモMapを選択する
もしその時自分のカスタム状況に近いMapがあればそれを選択しておくといい
すると左のスクロールメニューの一番上層にはマップの名前が表示され、メニューから『Table』をクリックすると中央のフィールドにマップの内容がが表示される
この内容が燃料噴射補正値だ

マップを編集をした場合は『Save Map File』ボタンを押すか『Ctrl+S』で保存
デモMapに上書きしてしまわないように注意

続いて『Send Map』ボタンを押す
すると現在フィールド内に表示されているMapがPCV本体に入力されて反映される
これで燃料噴射量の補正は完了
『Send Map』ボタンを押さなければ反映されないので注意

反映されているかの確認をするには、『Get Map』ボタンを押す
するとマップ表示領域に【現在PCV本体に保存されているMap】が表示される
その時スクロールメニューの一番上層にある表示は『Device Map Position 1』となっている


基本的な操作としては、
『Open Map File』でマップを開く、もしくは『Get Map』で現在のMapを呼び出す
編集を加えて任意で『Save Map File』で保存
さらに『Send Map』で反映させて『Get Map』で確認してみる
となる


Power Commander V 導入 : セッティング編

2009-10-04 21:52:46 | Weblog
パワーコマンダーはキャブレターの様に『低回転を薄く』だとか『高回転を濃く』の様にファジーな設定はできない
デフォルトでは250rpm毎にそれぞれのスロットル開度に応じて燃料噴射量の補正値を入力していく必要がある
それはそれはとても地道な作業で基本的に例外を除いて近道や簡単な方法といった物は無い


サブコンなどを導入するからには殆どの人がモアパワーを求めていると思う
まさか環境のことを考えて排ガスを綺麗にしたいだとか、より燃費が良くなるようにだとか考えて買ったなんて人はいないだろう

エンジン出力を上げるからには空燃比という物が重要になってくる
ガソリンと空気は約1:14.7の状態で一番効率的な燃焼ができるという
この空燃比を理論空燃比と呼ぶ
だが、その一番効率的な燃焼が最高出力を出せる状態ではない
一番出力を出せる空燃比を出力空燃比といい、一般的には1:12.5付近がその状態にあるといわれている
基本的にはこの出力空燃比を目指していくこととなる

ただ、全ての補正部でこの状態にすればいいというものではない
例えば高速道路をダラダラと巡航している時に出力空燃比を求めても仕方が無い
使用域にあった空燃比が重要になってくる



空燃比、空燃比と書いてはいるが、基本的にストック状態の車両もしくはパワーコマンダーを付けただけでは空燃比の確認のしようが無い
空燃比を数値的に見るにはA/F計と呼ばれるものが必要となってくる
勿論以下に記すセッティング方法ではA/F計の装着を前提としてのものではない


注意として、あくまで目安的なものであり自信が打ち出した補正値が完全な物になるとはいい難い
頑張って作ったマップが結局全てボツになることも珍しくは無い
気長にやってみて欲しい


幾つか基本的な症状とそのときの空燃比の状態

濃い場合
吹けが悪い
ボコつく
伸びが悪い

薄い場合
アフターファイヤーが出る
息つきのような症状がある
チリチリ音がする
ぎくしゃくする

非常に曖昧かつ主観的な表現であるが、一般的な日本人ならなんとなく理解は出来ると思う


まず、スロットルの開度を視覚的に確認できるようにするため、スロットルホルダーなりグリップなりにマーキングをしておく
PCVの場合、「0.2.5.10.15.20.40.60.80.100」
マーキングはPCVをパソコンに接続し、アプリケーション上で開度を確認しつつ行う

実際に走ってみて、回転数とアクセル開度から現在のマップ位置を割り出し、そのときの症状に応じて補正を加えていく
だが、いちいち記憶していたりだとか、少し走っては路肩に停めてノートパソコンのスイッチを入れるなんて事は危険だし効率が悪い

そこでこのようなブランクのマップをプリントしてバインダーにでも挟んでタンクに貼り付けておく

(クリックするとA4印刷用の画像)
そして気になった部分について記入していく
注意して欲しいのはここで具体的な数値を入力するのではなく、傾向として薄いか濃いかなどの大まかな情報のみを記入するに止めておく
自分で凡例を決めておき、例えば『濃ければ○』『薄ければ△』などでも良い

適当に走り回り、ある程度ブランクのマップが埋まってきたら実際にパソコンに接続して数値を入力していく
そのときの注意として、大きく+10だの-10だのと変更せず、±2ないし3程度に止めておく
マップを反映させたら再び実際に走ってみる
この作業を数回繰り返してマップを作成していく
ブランクのマップは何枚持っていても良いだろう



行き詰ったら

マップの作成を繰り返すうちに何がなんだか分からなくなることも珍しくない
頑張って作ったマップが日が明けてみたら全く駄目だったと感じることも良くある話だ
そういう時はいっその事ゼロマップを入れてみるのもアリかもしれない
初心に戻るというのも大切だ
その時もある程度完成したと思ったマップは各個保存しておき、破棄や上書きはしないように注意する
幾つかそういった死蔵マップが集まった時点でエクセルなどの表計算ソフトにマップを丸ごとコピーし、数値の大小毎に色分けしてやると全体的な傾向が掴めたりする
色分けについては『条件付書式設定』等で検索してみると丁寧に解説してあるページが見つかると思う



それでも駄目なら
もしくは
更に進んだ燃調をとりたい方は
『AutoTune』という、指定した空燃比に自動的にマップを変更してくれるオプションパーツがある
こういうのを反則、もしくはチートというらしい