ニコワッカ -niko W akka- FZ1

 blog of the rider, by the rider, for the rider !!

パワーアップ

2008-11-30 11:51:50 | 雑記
空燃比弄くったり、マフラー変えたり、エアクリボックスの穴を大きくしたりしたけど、結局どうなんだって話。
やり方は書いたけど結果は書いていないので。



赤線が前回の測定。
青線が今回。

まあ、見て分かると思うけど5馬力強ほど出力が向上している。
ただ穴を広げてエアクリ変えただけじゃ下が死んでただろうから、ちゃんと効果は出ているのは証明できるはず。
マフラーは元々変えていたし、空燃比もダイアグモードから調整したのでタダ。
結果的に投資金額はエアクリエレメントの6000円強だけだったというのだから、それだけで5馬力アップは安いもんだろう。


ちなみに何故か車種がZRX400になってしまっている。
どうも接続しているPCのエラーらしく、偶にこういう現象が起きるらしい。

この画像についてはあえて著作権を放棄する。
どんな使い方をしても構わない。
例えば「CB400SF最高!他者の400はクソだっ!!」とか言っている厨房に見せて驚かせるのもありだろう(笑)

ギルズツーリング:セパレートハンドル(バリオバー)

2008-11-30 11:40:48 | FZ1


FZ1はポジションに対して賛否の差が激しいバイクだ
レプリカに近いスタイルにあるにも関わらず、高く幅の広いハンドルはある種異様
跨って手を伸ばせば極自然な位置にハンドルがあるのだが、それは何故かスポーツ車のセオリーからは懸離れた様相である
長距離走行をこなす場合には非常に楽なポジションだが、ワインディングに持っていくと退屈を通り越してもどかしい気分になってくる
折角何でもこなせるバイクなのにハンドルの設計のせいで損をしているのではないか

同じFZ1に乗っている知り合いの内でもハンドルの位置に対して、どうもしっくり感じていない人は多いらしく、ハンドルポストを変えたりハンドルバーを変えたりと試行錯誤しているのも見慣れた光景だ
かくいう自分もハンドルの位置には全く納得できないが、かといって色々試してみるほどに人柱としての根性があるわけでもない
それならば色々試せる“コレ”を買ってしまえばいい、と購入に踏み切ったのがギルズツーリングのバリオバー



結論から言えば自分の中では納得できるが、人によっては首を捻るのだと思う
以下に詳細を書くが、自由度が高いといってもFZ1のカウルやタンクの形状から来る制約で理想に描くほどの弄くり方はできない
納得できる位置にするのならば、どこかを切り捨てる必要は必ず出てくるといったとろこだ






全体像
見ての通り、バーハンドルのポジションとは全く違う位置になった
ストック状態では殆どなかった絞りは110°弱までになっている
調整機構による垂れの調整自体はインナーパネルとの干渉で殆どつけられないが、キャスター角とクランプの取り付け角度によってなんとかなる

それでもインナーパネルとの干渉はどうしても避けられない
ここまで大きく削る必要はないが(自分の場合は後々の調整をすることを前提にしているので大きく削った)、何かしらの対策を講じる必要はある
干渉している部分はエクステンションの下端部なので、エクステンション自体を使わなくては装着がかなわないFZ1の場合は対策を講じることは避けられない





ハンドルを右にフルロックさせた状態
分かる人なら分かると思うが、ハンドルストッパーを延長して切れ角を制限している
これは装着方法によってはやらなくて済む可能性もあると思われる
自分は理想のポジションを優先した結果こういう形をとることにした



次いでバリオバー自体に関して
ドイツの工業というと職人気質のイメージがあるが、それに違わぬクオリティの高い製品だ
高いだけの輸入製品とは格が違う
仕上げは非常に美しく、バリなどは全く見られない
各パーツどうしのクリアランスも素晴らしいの一言
値段だけの価値はあるだろう
熟読すべきほどの内容もないが、説明書も英語版とアクティブが翻訳した日本語版が同封されているなど気が利いている
専用工具も付属しているが、それもまた普通に買えば2000円は飛んでいくだろうというようなしっかりした代物
目的のために買うならば絶対に落胆することはない



以下取り付けに関してのデータ
クランプ径      50mmφ
エクステンション長 100mm
注意事項としてインナーパネルの干渉、ラジアルマスターにした場合にはカウルへの干渉もありうる
クランプの装着にはワイヤー類を保持している金具の位置や角度変更が必要
(特にクラッチ側はメインキーハーネスをばらさないと取り外すことができないので、完全に取り去ってしまうなら注意すべき。自分の場合は角度変更で対処したが完全な固定はできないといっていい)