ニコワッカ -niko W akka- FZ1

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キャンプ -MENU-

2009-05-06 06:50:39 | Weblog
北海道

ウスタイベ千畳岩キャンプ場
枝幸郡枝幸町岬町
料金:無料
管理:無人
立地:海沿い、芝生、乾燥
トイレ:簡易水洗
今まで宿泊したキャンプ場の中で一番オススメの場所
サイトは全面が芝生で一部は大らかな凹凸がある程度
意外と穴場的な場所で盆などの繁忙期でも混み合うことはまず無いといっていい
バイクで5分ほど走ると枝幸の市街地に入り、そこでは大型のスーパーで買い物などもできる
キャンプシーズンであればアウトドアグッズなども売っているので、忘れた物の買い足しができそう
市街地には温泉施設もあるもよう



国設羅臼温泉キャンプ場
目梨郡羅臼町湯の沢
料金:300
管理:管理人常駐
立地:山間部、芝生・砂地・砂利、乾燥
トイレ:水洗
近所に『熊の湯』という有名な露天風呂が存在する
比較的有名なため結構な混雑は覚悟が必要で、それも相まって料金まで払って宿泊するほどオススメはできない
サイトも凸凹が多く場所の選定も苦労するだろう
熊出没注意



士幌高原ヌプカの里
河東郡士幌町字上音更21
料金:
管理:管理人常駐
立地:山間部、芝生
トイレ:水洗
特殊な事情で本来のサイトとは別の場所に無料で泊まらせてもらったので参考にはならない
その特殊な事情についてはキャンプ場の信用問題になるので詳細は書けないが、ひとつ言っておくことは問題があるのはキャンプ場ではなく、そこで起こった事である
既にその問題は解決されているので是非利用してあげてほしい



緑が丘森林公園林間キャンプ場
野付郡中標津町字中標津1873-1
料金:210円
管理:管理人常駐
立地:森林、土、落ち葉、湿潤
トイレ:水洗
森林公園の中にあるキャンプ場
バイク用のサイトが用意されており乗り入れ可能
地面は軟らかい腐葉土の上でテントは張りやすいが湿度が非常に高くなる
森の中なので夏の夜間は蚊に悩まされること間違いなし
対策は十分にすべき



百人浜オートキャンプ場
幌泉郡えりも町字庶野102-5
料金:300円
管理:管理人常駐
立地:森林、芝生、乾燥・湿潤
トイレ:水洗
百人浜といってもキャンプ場は森の中
過去に浜辺の方にあったというが、現在の位置に移設されたとの未確認情報がある
移設の理由として浜辺の近所ではヤバイものを夜な夜な見ることになるから、とか?
浜辺の方は現在サイトなどを確認できないが、幕営できないこともない
勇気がある人や好奇心の強い人はそれをやってみることも一興かと



徳舜瞥山麓キャンプ場
有珠郡大滝村字上野
料金:無料
管理:無し
立地:山間部、牧草、乾燥
トイレ:水洗、夜間照明無し(当時)
徳舜瞥山のふもとにある登山ベース的キャンプ場
殆ど広場といえそうな寂れたキャンプ場で、バイクは当然乗り入れ可
設備は最低限だが、寂れたキャンプが大好きな人にはもってこい
晴れると徳舜瞥山の姿がきれいに見える
トイレは照明のスイッチなどが無い
夜間になると真っ暗になってしまい手元が狂うので注意(笑)



秋田県

十和田湖生出キャンプ場
鹿角郡小坂町十和田湖生出
料金:宿泊300円・駐輪200円
管理:管理人常駐
立地:森林、土・砂利、乾燥・湿潤
トイレ:水洗
十和田湖畔にあるキャンプ場
道路の反対側はすぐに浜辺
朝は特に冷える
オートサイトは駐輪代200円を払うことによって利用が可能
それさえイヤだという自分みたいなケチは300円のみを払ってフリーのサイトを使うとよろしい
何処でも平気だというが地面は湿っており凸凹も多い



岩手県

龍泉洞青少年旅行村
下閉伊郡岩泉町岩泉神成12
料金:310円
管理:管理人常駐
立地:山間部、芝生、乾燥
トイレ:汲み取りだが汚くは無い
龍泉洞まで歩いていけるほど近所
バイクはサイトのすぐ側まで乗り入れられるが、道のりはダートなのでロードバイクは要注意
地面は凸凹が多いものの、利用に不都合は感じられない
もしも余裕があるならば既に用意されているテントを別料金で利用できる
デッキに設営されているので凹凸は全く無いが、一人で利用するサイズじゃない



山形県

西浜キャンプ場
飽海郡遊佐町大字吹浦字西浜2-62
料金:600円+駐輪代150円
管理:管理人常駐
立地:林間、砂地+土・芝生、乾燥
トイレ:水洗
山形自動車道の酒田みなとICからほど近いキャンプ場
東北方面にツーリングする際の足掛けになるようないい場所
サイトは芝生メインなのだが、それが剥げた場所には砂交じりの土が露出していてテントに入ってしまうと悲惨
近所に温泉施設があるので便利



福島県

船津公園キャンプ場
郡山市湖南町船津公園
料金:無料
管理:無し
立地:林間、砂地・土、乾燥
トイレ:水洗
猪苗代湖のほとりにあるキャンプ場
湖畔からは磐梯山が眺望できる
サイトは水量によって変化
水が少なければ浜辺まで利用できるようだが、水が多いと堤防の内側のみとなってしまい、一気にサイトが狭くなる
近所に温泉や買い物ができる場所は殆ど無い模様




番外編

奥秩父山中
場所不明・和名倉山登山中
料金:体力
管理:鹿
立地:山間部、腐葉土、乾燥・湿潤
トイレ:穴を掘る
ビギナー向けといいがたい山
ルートははっきりしない
藪が多い
いきなり崖
馬鹿みたいな体力があるなら行くといい



奥秩父山中2
場所不明・雲取山登山中
料金:気力
管理:鹿
立地:山間部、腐葉土、乾燥・湿潤
トイレ:穴を掘る
結構眺望がよかった気がする
かなりまえなので記憶がない



避難小屋・谷川岳山中
料金:気力
管理:無し
立地:山間部、コンクリート
トイレ:藪の中
谷川岳の山中にある避難小屋
小屋とは名ばかりの物置みたいな規模
ザックを仕舞い込んだら体が入らなくなった
ガタガタ震えながら雨が止むのを待った苦い記憶
夏装備で行ったら雪渓に足を阻まれそのまま帰宅



乗鞍のどこか・乗鞍冬山登山
料金:足一本
管理:無し
立地:一応キャンプ場なのだが場所不明
トイレ:雪を掘れ
雪の中に現れた謎のキャンプ場
辛うじて屋根のある炊事場スペースに無理やりテントを張った
ちなみに足のは流し台
完全に雪に埋もれている



雪の中・戸隠冬山登山
料金:命を持っていかれるかと思った
管理:神
立地:雪
トイレ:雪を掘れ
雪の斜面に穴を掘れ
極寒の吹雪の中、穴を掘らされる
やっとの思いで掘った四畳半
翌日には天井が目の前まで沈下していて、完全に日が昇るまで寝ていたら間違いなく生き埋めだった
後々この経験談を自衛隊にいた知り合いに笑いながら話したら、真面目な顔で「すげぇな」って驚かれた
自衛隊員に驚かれる高校登山部




情報は宿泊当時のもので、現在の利用の可否や料金形態などを保障するものでは在りません

09GW会津磐梯山ツーリング

2009-05-06 01:40:08 | ツーリング
一月ほど前から大まかな予定は立てていたが、結局具体的な方向性がまとまったのは出発の一週間前になってしまた
そこからは殆ど計画に肉付けといったものも行わず、あとは野となれ山となれ、といった感じで出発に到る

3日未明の出発直前
決まっていたのはただ東北道を北上し、福島西ICで降りることと、その日の宿泊場所が猪苗代湖のほとりにある寂れたキャンプ場だということだけだった




荷物を積んだバイクを駐輪場から出して公道まで押していく
いつもであれば当たり前のこの行為だが、ツーリング前の満載状態では一苦労だ

イグニッションキーを捻ってエンジンをかける
高速道路を使ったツーリング用に幾分高速寄りのセッティングにしているエンジンは重苦しい雰囲気をまとって火が入る
暖機中にパッキングに不備が無いか確認し、トリップメーターをゼロリセット
自身も軽く屈伸などのストレッチをし、バイクに跨る

ウインカーを右に出して後方確認、後出発





家の最寄のICから外環に入る
車の数は少ない
早朝という時間帯もあるだろう
まばらに他県ナンバーの車が走る程度

川口JCTから東北道に入り、更にアクセルを煽っていく
速度は流れを軽くリードする程度
焦りはしないが、かと言って遅すぎない、ハイパワーマシンの面目を潰さない位で常識的なスピードで流す

暫くし埼玉から栃木に入るころには東の空が紫色を帯びてくる
気温もそれに伴って下がってきた
出発時には着込み過ぎかと思うぐらいだったが、既に隙間から入り込んでくる風は冷たい

7時前に安達太良山をこえ、7時半には予定の福島西ICから降りた



IC前のロータリーで一服しながら漠然としすぎた予定を肉付けしていく
一先ずは磐梯吾妻スカイラインを目指すのが適当か

国道115号から県道5号さらに70号に曲がり山の方に入っていく
段々と道はワインディングの様相を呈していく
ゆっくり走る車を何台かパスし、調子を確かめる程度にコーナーを幾つか通過すると料金所にたどりついた

通行料は1150円
高いが拝める景色の拝観料も入っていると思えば納得できるか

暫くは高山樹林帯の中を走っているような感じだが、それを過ぎると今度は禿山の中を縫うように走る道になってくる
よく話に聞く『アリゾナの砂漠地帯』というのもあながち間違っていないと思えるが、砂礫の質が目に見えて違うので納得できるほどではない
周囲に樹木が全く見られなくなるような所まで行くと、卵を腐らせたような強い硫化水素の匂いが鼻を突くようになってきた
車だったら平気なのだろうが、バイクさらには自転車の連中には結構辛いだろう
もしかしたら中毒を起しかねないという不安もある

火山地帯の丘を越えると浄土平のパーキングに到着する
ここで一旦バイクを止めて吾妻小富士を登る
登山と言っても往復30分程度なので大したことは無い
余程運動不足の人間でなければ十分こなせるだろう
階段を上りきると展望が一気に開けた
正面には吾妻小富士の釜が視界全体に広がる
反対側には一切経山が今も噴煙を上げ、山全体に薄く積もった雪が硫黄によって鮮やかなレモンイエローに染まっている非常識な光景が見られる
ここは登る価値があると思うので、浄土平に訪れる機会があれば「登山なんか」と言わず是非登ってみることをおすすめする


浄土平


吾妻小富士


スカイライン


山を下った後、再びバイクに乗って再出発
暫くは道の両脇に残雪を残す雪の回廊の中を走っていくことになる
それほど高さも無い
後一月もしないうちに消えてしまうのだろう

今度は秋元湖方面のレークラインを目指す
115号に再び入り、県道70号そして磐梯吾妻レークラインとなる
通行料は630円
ここもきれいなワインディング続く快走路となっており、自然にスピードが出てしまう
後ろに荷物を満載しながらもステップをガリガリと擦り、タイヤのビバンダムを消していく
小野川湖を右に眺める所まで来ると、桧原湖方面に曲がってスカイバレーを走る
ここも印象的なワインディングが続く快走路
曲がるのが楽しくて景色を眺める余裕も無い
山形に入ってすぐのところにある展望台で休憩するも、雪が邪魔して殆ど展望は無し
すぐに出発して米沢に行くことにする


スカイバレー



山形県道2号線を走り米沢市街へ
この辺りから『予定なんて未定』状態になってきてしまう

米沢の中心部では大河ドラマ『天地人』の影響で、上杉家に縁のある上杉神社の付近が大渋滞
自分はパスしようかとも思ったが、バイクは結構勝手な場所に停められそうな雰囲気だったので、他に止まっていたバイクに習って付近に駐輪し少し歩き回ることにした

まずは上杉神社に行ってみようとするも、参拝は長蛇の列
自分はそれほど信心高い人間でもないし、個人を祭る神社にも魅力を感じないのでスルー


上杉謙信の銅像


銅像をいくつか写真にとって終わり
さらに歩き回って米沢牛を購入して配送依頼
丁度昼飯時だけあって自分も牛を食べたかったのだが、何処も並んでばかりで待ち時間が長そうだったので諦める

米沢を出た後は国道121号を使って再び福島に戻る
途中の道の駅で玉こんにゃくを食べて昼飯に
牛ステーキ定食と比べると20分の1の値段
暫く走って喜多方に行くも、ラーメンなどを食べる気にもならずスルー
国道459号を使って再び裏磐梯を目指す
いい道だが二本松から喜多方に抜ける主要ルートだけあって結構車通りが多く、遅い車をパスしてもすぐに前の車に捕まる悪循環
しょうがないので大人しく走ることにする

再度、桧原湖のほとりに辿り着くも特に行く場所を決めていないことに気が付く
道端に止まって地図を眺めると『噴火記念館』なるものが目に入ったのでそこに行ってみることにした
磐梯山の今の成り立ちなど、小さいながらも意外と興味深い内容が多かったので、気まぐれに立ち寄った割には満足できた

来た道を一旦戻って磐梯山ゴールドラインに入る
通行料は530円
樹木の間からときまた見える磐梯山が、道のりを進むたびにどんどん形を変えていくのは非常に面白い



磐梯山


猪苗代湖まで降り、沿岸を走ってこの日の宿泊地、舟津公園キャンプ場に辿り着いた
この近所に舟津浜キャンプ場というのもあるらしいのだが、結局みつからずじまい
イマイチな雰囲気が漂っていたものの、探すのも面倒くさいのでここで幕営することにした

ここのキャンプ場は事前知識よりもずっと狭いと感じた
それもそのはず、今の季節は雪解け水によって湖面が上がっており、本来であれば浜に幕営できる筈なのだが時期的に堤防の内側でしか幕営できない状態になっていたのだ
まあ、それでもキャンパーは家族連れを入れても10組に満たない状態だったので殆ど選び放題といった感じだったのだが
サイトは松林の中にあり、地面は砂交じりの固めの土
悪くない
展望は良く、湖の対岸には磐梯山が見えた


猪苗代湖と磐梯山


テントを張って、さあ食事の準備という段階になって問題発生
飯が無い
出発前にばたばたしていた所為で、調理器具だけ突っ込んで飯の種は全く持ってきていなかったのだ
しかもこの辺りでは何かを買えるような場所も無い
結局、夜食にでも、とコンビニで買っておいたカップ麺がこの日の夕食になってしまった
食後は不貞腐れて酒を煽った
飯は忘れても酒は持っていくあたりが駄目人間の鑑
ウイスキーをストレートで飲んで30分で酔っ払い、7時過ぎには就寝
頭が悪すぎる




翌日4日
5時に起床
コンタクトレンズをつけっぱなしで寝てしまったので目が痛い
ゆっくりと準備を始めて、7時前に出発

国道294号に出て、更に118号を走る
それから羽鳥湖のほとりの県道37号の走る
交通量少な目のワインディング
ドリ屋のブラックマークが残っているだけあって非常に走りやすいワインディング
暫く行くと中央分水嶺を越える
そこから更に行くと田園地帯のど真ん中を貫く非常に気持ちのいい道が続く
白河まで降りた後、東北道の白河ICから帰宅

本当は那須のあたりから日光へ抜けたかったのだが、翌日の天候が崩れることからテントや寝袋の乾燥を考えるとさっさと帰りたくなったのだ

帰宅は快適そのもの
まったく渋滞もなく、サービスエリアも常識的な混み方
途中の那須高原SAで土産を買い、更にラーメンを食べたくなったので佐野SAに立ち寄った

昼過ぎに自宅に到着
テントと寝袋を干して洗車に行った


急ぎ足で駆け抜けた今回のツーリング
無理すれば一日で終わらせることできたけど、早朝出発帰宅が深夜なんてのは絶対にイヤなのでやらない
夏になったらもう一度行きたい
今回は冬装備も備えていったので大荷物になってしまって大変だった
軽身でワインディングを気持ちよく走るようなツーリングをしたいと思う




走行距離:780km