歩いたりジョグしたりして楽しく旅ラン(誰でも参加OK)…四ッ谷 走Run会!!(はしらんかい!!)

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伊南川ウルトラ100km完走しました。・・・その3(アドレナリン?)

2014年10月22日 | 記録
木賊温泉(埼玉の方は良い所に公営施設があるんですね。)

1.七入~小峠(68km地点、標高1300m強)

ここから、400mほどの急なロードの登りになります。
長い下りをやってきたばかりで、正直走る気にはなりません。
実際、私と同じペースで走ってきた人は歩いていた人が多かったようです。
それでも、多少緩やかな登りは小股で走るようにしました。

そのぐらいは努力しないと完走できません。
まぁ、傍から見たら歩いてる速度と変わらないように見えると思いますが…(笑)

62km地点で小野先生、佳子先生が私設エイドをやってました。
(次の公設エイドで、スタッフの人から私の帽子をみて、「あの私設エイドの方と同じ仲間ですか?あのエイドも色々なものがあってなかなか良いですよね~。」と言われ、ちょっと誇らしげになりましたね。)

 
みちくさマラニック走援隊の小野先生、佳子先生(走Run会コーチ)

会えた時は、またまた嬉しかったです。
応援というものは有難いものです。
第三弾ロケットが点火された気分です。

小野先生から
あきらめなければ十分完走できますよ。
と言われ、もしかすると初めての100km完走も夢でない気がしてきて、嫌になるほどの登りで折れそうな心が復活してきました。
正直なところ、エイドでユックリしたかったのですが、早々に別れを告げゴールを目指したのでした。


小峠への途中の景色(数少ない写真の1枚)

このあたりから、中間地点でデポしておいたiPod shuffleで、音楽を聴くようにしました。…(完走できるかどうかの俺の必死な工夫、その4)
何故なら、そろそろ眠気が襲ってくるからです。
前回のチャレンジ富士五湖でも眠気には困りました。
フラフラの居眠り走行状態でした。
ですから、脳に喝を入れるには音楽がいいだろうと思ったわけです。

結局、暗くなる直前までは聞きながら走りました。

登りのピークは小峠で、トンネルがあり、そこから大会会場まで一気にまた下りとなります。


小峠のトンネル(写真はgoogle mapから引用しました。)

トンネルが、みえると嬉しくなります。
ここから、体力の続く限り、飛ばして下ります。

2.小峠(68km地点、標高1300m強)~木賊温泉~内川(90km、標高600m)

最初は小股で下っていました。
ですが、リズムのいい音楽を聴くと小股ではなくなっていました。

小峠まで歩いて登りましたから、走るとは違う筋肉の使い方で筋肉がほぐれたのでしょうか?
不思議と、腰や膝の痛みなど無く、ヒドイ筋肉痛もなかったので…、というか何故か、無くなってしまった?ので、ここからは自分なりに飛ばして走ったと思います。

こういう事ってあるんでしょうか?
アドレナリンが沢山でたのか?
今でも何故そうなのか理由がわかりません。

今まで、抜かれてばかりでしたが、数人は坂の傾斜を利用してスイスイ抜いていくことができました。
ですから、実に気持ちが良かった。
(もちろん、そんな時でも何人か早い人には抜かれましたけど。)



木賊温泉は77km地点ぐらいになるのですが、入ってみたかった。
結構有名な温泉ですよね。
調べたら、約1,000年前に発見され、武士が刀傷を癒した隠し湯だったと伝えられる西根川渓谷の秘湯だそうです。

木賊温泉の露天風呂

ところが、レース翌日、宿近くの温泉に入ったとき、露天風呂でのレース参加者の会話で「私はレースの途中に木賊温泉に入り、ビールを飲んでからゴールした。」という豪快なる強者がいることを知りました。
しかも私より、あきらかに年配の方!
通称、「群馬の黄門」という方らしい。
その方のブログもみつけ、確かにその通りだと確信しました。
世の中には凄い人もいるものです。
私などマダマダ…。



そのうち、日が落ちて段々暗くなり、ヘッドランプを着けながら走りました。
山の中なので、本当に真っ暗!
ひたすら、道路端にある白線だけが頼りで走りました。

もう、こうなると早くは走れず、淡々と転倒しないように走るだけです。

真っ暗闇に一人で走っていると、道は合っているのか?とんでもない方向に向かって走っているのではないかと実に不安になります。

内川の90kmエイドに着いたとき、
スタッフの人に「間に合いますかね?」と聞いたら、「もう歩いても間に合いますよ!」と言われ、心の中で「やった!」と叫びました。

一挙に、安心してしまいました。
これが、良くなかったかもしれません。
アドレナリン放出の反動か、足が突然重くなりました。
交感神経から、副交感神経に身体調整システムが変化してしまいました。

もう、歩きたい!

(つづく)



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