サンタクルス美術館の宗教画の洪水のようにあふれ出るパワーにトコトン疲れて、自然の緑が恋しくなりました。
美術館には中庭が2つあり、そのうち一か所のみが見ることができたので、中庭の回廊から暫くボーっと眺めていました。
中庭には誰も・・・いません。
(もう一か所は工事中のようで見られませんでした。)
ボーっとしながら、前日と同じ感覚だと思いました。
スペインにきて、緑は気持ちを穏やかにし心をリラックスさせる効果があるのをしみじみと実感していたわけです。
そうすると、俺のへそ曲がり頭が余計なことを考え出しました。
-------------
葉が緑ということは、光の中で他の色は光合成に使われ、残りカスの光が緑色だということになるんじゃないかと思うが、なぜ緑色がリラックスするんだろうか?
原始の頃の森の生活の名残か?、それとも緑色そのものにリラックス効果があるのか?
とか、考えているうちに、またまた疑問?
理科系の俺は、緑色が赤から青までの可視光線の真ん中あたりの波長だということは知っている。
何故、全部の波長でなく、緑色の中抜きで光合成がなされるのか?
もし、全部の波長が使われるなら葉っぱは黒っぽくなるはず。
だけど、葉っぱは綺麗な緑だ。
波長の端の紫や赤色なら、それより短いか長い波長は光合成に不適だということで理解できるが、なぜ真ん中の緑だけが光合成におけるカスになるのか?
わからない?
----------
というようなことがヨレヨレの5Bの鉛筆文字で旅ノートに書かれてました。
(俺は5Bの鉛筆が好き)
なんだか、解らないままの、まるで人の名前がなかなか思い出せない時のような、チョッとばかりスッキリしないままの歯がゆい気持ちでしたので、思考を区切るためにメモったんでしょう。
2階の展示室にいってみました。
2階に上がる階段の飾り柱
こちら民の暮らし、征服の歴史に関するものが多かった。
武器、地図、防具等でしょうか。
再び、ソコドベール広場に戻りました。
次にスペインゴシック様式最高傑作ともいわれるカテドラル(大聖堂)へと向かいました。
時計の門
入り口を間違えて、カテドラルの北側である時計の門から入ろうとしました。
ココは正規の門ではないのですが、そこから出入りしている人がいたので、入ってみました。
入場料は10€なんですが、ココから無料でカテドラル内部に入れます。
ですが、中に柵があって奥には進めないようになってました。
(内部の雰囲気をちょっと見るだけなら、ここで十分可能です。)
入り口は反対の南側にあるようで、西回りに聖堂を廻りました。
免罪の門(西側)
とにかく全体が
大きすぎて、大きすぎて
私のカメラの枠に入りません。
まあ、カテドラルに近づきすぎてるからでしょうが…
ホントの全体はこんな感じ
(写真は風景写真壁紙より)
1493年に完成した大聖堂で、前年にアメリカ大陸の発見、イスラムのナスル朝グラナダ王国が陥落し、この辺りからスペイン帝国の繁栄が始まっていきます。
考えてみたら、スペインは太陽の沈まぬ帝国、大覇権国家だったんですよね。
覇権の歴史は
ポルトガル→スペイン→オランダ・フランス→イギリス→アメリカと移り、今後はどこへ移るんでしょうか?
中国か?
ロシアか?
今やスペインは経済破綻しそうな国家になりました。
高校の時、暗記させられた、あの古文の先生、サディスティク影山女史の平家物語を思い出します。
祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわす
おごれる人も久しからず
ただ春の夜の夢のごとし
たけき者もついには滅びぬ
偏に風の前の塵に同じ
・・・
カテドラルが祇園精舎のようにみえました。
カテドラルのそばのお土産屋
中に入って
ビックリポン!
絢爛豪華そのものです。
祭壇
祭壇の裏にあるTransparente(1732年完成のナルシソ・トメーの設計による)
ス・バ・ラ・シ・ィ!!!
絶句ッ!!!
聖歌隊席
参事会室
聖体顕示台
ああ、どれだけのお金が注ぎ込まれたことか!
もう、凄すぎて心身ともグロッキー状態です。
つぅ、つぅ、疲れました~
なんだか、気持ち悪くなり、これ以上の、トレドのお宝見学はやめました。
そこで、トレド街並み散歩をすることにしました。
うん、散歩はいい!
(つづく)
当ブログは若者の自立を支援する団体、NPO法人ネイチャーズを応援しています。
NPO法人ネイチャーズは、走Run会名誉会長、ウィンドサーフィンの師匠の山下光哉さんが運営する若者のためのNPO。
悩める若者や親御さん、是非お御問合せください。丁寧に対応してくれると思いますよ。
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美術館には中庭が2つあり、そのうち一か所のみが見ることができたので、中庭の回廊から暫くボーっと眺めていました。
中庭には誰も・・・いません。
(もう一か所は工事中のようで見られませんでした。)
ボーっとしながら、前日と同じ感覚だと思いました。
スペインにきて、緑は気持ちを穏やかにし心をリラックスさせる効果があるのをしみじみと実感していたわけです。
そうすると、俺のへそ曲がり頭が余計なことを考え出しました。
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葉が緑ということは、光の中で他の色は光合成に使われ、残りカスの光が緑色だということになるんじゃないかと思うが、なぜ緑色がリラックスするんだろうか?
原始の頃の森の生活の名残か?、それとも緑色そのものにリラックス効果があるのか?
とか、考えているうちに、またまた疑問?
理科系の俺は、緑色が赤から青までの可視光線の真ん中あたりの波長だということは知っている。
何故、全部の波長でなく、緑色の中抜きで光合成がなされるのか?
もし、全部の波長が使われるなら葉っぱは黒っぽくなるはず。
だけど、葉っぱは綺麗な緑だ。
波長の端の紫や赤色なら、それより短いか長い波長は光合成に不適だということで理解できるが、なぜ真ん中の緑だけが光合成におけるカスになるのか?
わからない?
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というようなことがヨレヨレの5Bの鉛筆文字で旅ノートに書かれてました。
(俺は5Bの鉛筆が好き)
なんだか、解らないままの、まるで人の名前がなかなか思い出せない時のような、チョッとばかりスッキリしないままの歯がゆい気持ちでしたので、思考を区切るためにメモったんでしょう。
2階の展示室にいってみました。
2階に上がる階段の飾り柱
こちら民の暮らし、征服の歴史に関するものが多かった。
武器、地図、防具等でしょうか。
再び、ソコドベール広場に戻りました。
次にスペインゴシック様式最高傑作ともいわれるカテドラル(大聖堂)へと向かいました。
時計の門
入り口を間違えて、カテドラルの北側である時計の門から入ろうとしました。
ココは正規の門ではないのですが、そこから出入りしている人がいたので、入ってみました。
入場料は10€なんですが、ココから無料でカテドラル内部に入れます。
ですが、中に柵があって奥には進めないようになってました。
(内部の雰囲気をちょっと見るだけなら、ここで十分可能です。)
入り口は反対の南側にあるようで、西回りに聖堂を廻りました。
免罪の門(西側)
とにかく全体が
大きすぎて、大きすぎて
私のカメラの枠に入りません。
まあ、カテドラルに近づきすぎてるからでしょうが…
ホントの全体はこんな感じ
(写真は風景写真壁紙より)
1493年に完成した大聖堂で、前年にアメリカ大陸の発見、イスラムのナスル朝グラナダ王国が陥落し、この辺りからスペイン帝国の繁栄が始まっていきます。
考えてみたら、スペインは太陽の沈まぬ帝国、大覇権国家だったんですよね。
覇権の歴史は
ポルトガル→スペイン→オランダ・フランス→イギリス→アメリカと移り、今後はどこへ移るんでしょうか?
中国か?
ロシアか?
今やスペインは経済破綻しそうな国家になりました。
高校の時、暗記させられた、あの古文の先生、サディスティク影山女史の平家物語を思い出します。
祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわす
おごれる人も久しからず
ただ春の夜の夢のごとし
たけき者もついには滅びぬ
偏に風の前の塵に同じ
・・・
カテドラルが祇園精舎のようにみえました。
カテドラルのそばのお土産屋
中に入って
ビックリポン!
絢爛豪華そのものです。
祭壇
祭壇の裏にあるTransparente(1732年完成のナルシソ・トメーの設計による)
ス・バ・ラ・シ・ィ!!!
絶句ッ!!!
聖歌隊席
参事会室
聖体顕示台
ああ、どれだけのお金が注ぎ込まれたことか!
もう、凄すぎて心身ともグロッキー状態です。
つぅ、つぅ、疲れました~
なんだか、気持ち悪くなり、これ以上の、トレドのお宝見学はやめました。
そこで、トレド街並み散歩をすることにしました。
うん、散歩はいい!
(つづく)
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