ネイチャーワールド http://www2.odn.ne.jp/aao78440 子供の頃の自然の中での想い出・・・・・

神奈川西部の小田原、湯河原、箱根、真鶴等の自然の話題を提供します~自然体験・環境教育・自然観察・森林・癒し・散歩~

歩く道はアジサイ通り

2024年08月06日 | 
6月~7月の時期に周りで一番咲いている植物は・・・そうアジサイです
歩く道でも多く見かけます。
今年は見事に咲きましたが(最初の写真)、今から5年前は記録的な長雨でほとんど咲かなかったんです(後の写真)
 
日照不足で野菜も高騰して大変な年でした
いくらアジサイでもあまり雨が続き太陽の光がないとやっぱりダメなんですね・・・
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日陰が好きなシャガと花裏が紫のハナニラ

2024年05月09日 | 
最近、道端で白い花をよく見かけます・・・そう!シャガとハナニラです

まずはシャガ。。。よ~く見ると・・あれ日陰に咲いていることが多いですね
花は太陽の下のイメージですがこんなふうにうまく分けて共存しているんですね
白い花びらに黄色と青紫色のコントラストで別名「胡蝶花(コチョウカ)」といわれるのがよくわかります

次はハナニラは。。。白い星のような形です

花の裏に薄紫のスジがありますよ
明治時代に鑑賞用として植えられてそれが野生化したと言われています
春に咲くヒメジオンやハルジオン、クローバーで有名なアカツメグサやシロツメグサも外来種なので春の花は外来種が多いです

★シャガ(アヤメ科)
花の大きさ:5センチ~6センチ
全体の大きさ:30センチ~50センチ
花期:4月~5月
日陰で湿った所を好む、中国原産の帰化植物 

★ハナニラ(ヒガンバナ科)
花の大きさ:3~4センチ
高さ:10~20センチ
花期:3月~4月
原産地:南アメリカ(メキシコ・アルゼンチン)
葉がニラやネギのようなにおいがあるからこの名がついたとか

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ヤマユリはまっすぐ咲かない!?

2022年07月23日 | 
道で最近大きいな花で茎が重くて垂れ下がる花が見られます
ヤマユリです

花の茎は下から上へと天に向かうのが普通ですがヤマユリは花が大きく重たいのでほとんどは垂れ下がるような形になってしまいます
近づくと匂いも強く伝わってきますよ

ヤマユリは神奈川県の花で昭和26年に公募で決まったそうです
やっぱりユリの王様と言われるにふさわしい姿ですね 

ヤマユリ(ユリ科)
 花の大きさ:15㎝~25㎝ 時期:6月~8月
 日本独特の花で匂いが強い、花言葉は「威厳、甘美」

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小さくて可愛いウツギの花

2022年05月21日 | 
道脇で白く小さな花が多く付いた木が垂れ下がっているようにありました。
ウツギです

ウツギは草花でなく樹木の一種で1センチぐらいの白い小さなが花が多く付きます
枝も多く生えるので庭木や鉢植えになることもあるとか・・・

比較的この時期の山間部に普通に見られ
道を通ると山側の方に多くあり日当たりの良い所も好きなので崖などにもあるとか・・・

別名「卯の花」とも呼ばれ枝を切ると中が空洞から空木(ウツギ)というそうですよ
なんか小さい花で可愛らしいですね

アジサイ科(ユキノシタ科)の落葉低木
花期:5月~7月
高さ:1m~2m
花:1センチ程度で5枚の花弁
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ユリの異変(長雨と猛暑の影響)

2020年09月06日 | 
ユリの種類は一度に咲くのでなく時期を少しづつずらして楽しませてくれます。
今年は梅雨が長雨で8月にやっと梅雨が明けその後は猛暑が続いています。
ちょっといつもと違う梅雨と夏の様子・・・
するとユリも通常とはちょっと違う現象が起こっています

7月頃、神奈川県の花で匂いが強くとても大きな花のヤマユリ
今年はこのヤマユリが少なかったです

次にいつもなら咲く、小鹿に似ている花びらの模様が名前の由来のカノコユリ
これがさらに少なくほんの少しです

そして横向きに咲くようなウバユリはいつものように咲き・・・


一番例年と違うのはこのシンテッポウユリ

とにかくいつもより多くいたるところに咲いています。陽光の園付近だけでなく他の場所でも同じような現象のようです
理由はわかりませんが植物は年ごとの自然と相性があるようで
今年の「長雨の梅雨」と「猛暑の夏」はシンテッポウユリと相性がいいようです。
ユリはやっぱり綺麗ですね

シンテッポウユリ
テッポウユリ(春から夏)とタカサゴユリ(夏から秋)の自然交配種
葉は細く繁殖力が強い
花期:7月~9月、草丈:70㎝~150㎝ぐらい
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早咲きの桜と菜の花

2020年03月02日 | 
今年は暖冬と言われていて例年より暖かい冬の影響か周りの自然も春の兆候が見え始めています。

早咲きの桜が花をつけ始め7分咲きぐらいになっている木もあります
道端では菜の花が咲き始めているんですね


小田原市には春になると観光客が多く訪れる場所があります。
小田原市入生田には樹齢340年!の長興山紹太寺のしだれ桜(高さ約13m、株元周囲約4.7m)があるんですよ
(下の写真は数年前の春のしだれ桜)

春に小田原にいらしたときは一度こちらもご覧くださいね



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カノコユリとクロアゲハの共演

2019年08月17日 | 

道端にピンクがかった花にチョウが止まっていました。
カノコユリとクロアゲハです

クロアゲハのオスは蝶道と呼ばれる飛行ルートを作って同じ経路をとぶらしいですよ
名前のとおり黒っぽい羽根がメインですが羽の隅にある赤も目立ちます
羽が黒っぽいだけでなく暗い所を好むということです

カノコユリ日本では元々九州や四国に自生していたものでその後鑑賞用に育てられたものらしいです。
おそらく、この神奈川西部の地にも鑑賞用や園芸用で持ち込まれてて分布したものなのでしょう
この花の名前の由来は「鹿の子百合」と言って花の赤い斑点がまるで子鹿の体の斑点のようだからです

そういえば、この周りにはそのほかにもヤマユリやタカサゴユリなどユリの花が咲くのですがなぜかいっぺんに咲かずに時期が少しずれて色々な花が咲くんですね
人を楽しませるためにユリの花々は時期をずらしているのかもしれません
ヤマユリ
タカサゴユリ

カノコユリ(ユリ科)
 高さ:1m-1.5m、
 花期:7月-8月、花の大きさ:約10㎝で下向きに咲く
 九州、四国、台湾、中国に自生
 鹿児島県にある甑島列島(こしきじまれっとう)では
 飢饉の時や戦争時に球根など食べたと言われています

クロアゲハ(アゲハチョウ科)
 大きさ:4.5-7.0センチ
 時期:4月下旬-5月と7月-8月
 分布:都市周辺から山地まで

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シャガとハナニラの白い花

2019年05月05日 | 
日に日に暖かい日が多くなるこの頃、最近よく見かける白い2種類の花があります。
シャガとハナニラです

シャガは、よくよく見ると日陰に多く咲いているので道端でよく見かけるんです
植物=日なたのイメージがありますがそうでない花もあるんですね
花の模様が美しく花の白の中に黄色と青紫の斑点があり見事なコントラストです。
チョウの羽にようで別名「胡蝶花(コチョウカ)」と言うらしいですよ


ハナニラは、白い星のような形です
明治時代に鑑賞用として植えられてそれが野生化したと言われています
だから、野草の花の本にはあまり載っていないんですね
春に咲く花でポピュラーなヒメジオンやハルジオンも外来種なので春の花は外来種が多いです
春の太陽の光があふれて春の花爛漫(らんまん)という感じでした

シャガ(アヤメ科)
花の大きさ:5~6センチ
高さ:30センチ~50センチ
花期:4月~5月
日陰で湿った所を好む、中国原産の帰化植物

ハナニラ(ヒガンバナ科)
花の大きさ:3~4センチ
高さ:10~20センチ
花期:3月~4月
原産地:南アメリカ(メキシコ・アルゼンチン)
葉がニラやネギのようなにおいがあるからこの名がついたとか
花の裏に薄紫のスジがある
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日影が好きなシャガはチョウの模様の花です

2017年05月22日 | 
道の脇に模様が綺麗な白っぽい花がありました
シャガです

このシャガをよーく見てみると日影っぽい所に多く咲いているんです
植物というとひなたを好むと思いがちですがこのような花もあるんですね~

花の模様が特徴的で白の一つ一つの花びらの中心部分が黄色っぽく
その周りに青紫色の斑点がいくつもありそのコントラストが綺麗ですね

別名「胡蝶花(コチョウカ)」と言われるようにまるでチョウの羽の模様を見ているようです。
実はこの花、1日で枯れてしまうらしいですがちゃんと次々に新しい花が咲き私たちを楽しませてくれます

そんな蝶(チョウ)のような花を見せてくれる日影が好きなシャガでした
シャガ(アヤメ科)
花の大きさ:5センチ~6センチ
全体の大きさ:30センチ~50センチ
花期:4月~5月
日陰で湿った所を好む、中国原産の帰化植物
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花のホトトギスは鳥のホトトギスから来ています

2016年11月06日 | 
最近、道端でピンクの模様がある花がいくつもついているのを多く見かけます。
ホトトギスです

ホトトギスというと俳句や短歌の古典などで読まれた鳥を思い浮かべる人が多いのでは
鳥のホトトギスは夏鳥と言って春から夏に日本に渡ってきます
そして、鳴き声が有名ですよね。
「東京特許許可局(トウキョウトッキョキョカキョク)」とか
「テッペンカケタカ」と言われています。

植物のホトトギスは鳥のホトトギスの胸の模様に似ているからこの名がついたらしいですよ
秋の緑の中に目立つピンクの斑点模様があるホトトギスでした

ホトトギス(ユリ科)
 花期:8月~10月
 花の大きさ:2センチ~3センチ
 茎の大きさ:40センチ~80センチ
 半日陰で湿気のある場所を好み茎に沿って多くの花をつける
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野草の本に載ってないクロコソミア

2016年07月17日 | 
道端で最近赤い花が比較的多くつく植物が目につきます
クロコスミアです

なかなか自然に生えている野の花の本には載っていないんです
もともとはある種を交錯してできた園芸品種だからなんですね。
ということで、園芸や庭の花の本には載っていました。

繁殖力が強くある県では持ち込みが禁止されているといるとか
原産はアフリカで明治時代に渡来して普及したといわれています。

緑と赤は対照色なので緑の葉の中では赤の花が特に目立ちますね。
暑い季節の中で目を引いたクロコスミアでした


クロコスミア(別名:モントブレチア) アヤメ科
 花期:7月~8月
 花の大きさ:3センチ~5センチ
 草丈:40センチ~1メートル
 アヤメ科だけあり葉が細長い

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繁殖力が強い白いハナニラ

2016年04月16日 | 
春の日差しが暖かくなり野の花が多く咲く季節となり周りにも色々な花が咲いています。
その中で白い花が多く見られます。
ハナニラです

元々は明治時代に鑑賞用として植えられてそれが野生化したと言われています
だから、野の花や野草の本には載っていないことが多いんです

いわゆる外来種ですが有名なヒメジオンやハルジオンも外来種で
けっこう春に咲く良く見かける花には多いんですよ
外来種は繁殖力が強いものが多く時には問題になっているものもあるらしいです

でも、白い星のような花で綺麗ですね

ハナニラ(ヒガンバナ科)
高さ:10~20センチ
花の大きさ:3~4センチ
花期:3月~4月
原産地:南アメリカ(メキシコ・アルゼンチン)
葉がニラやネギのようなにおいがあるからこの名がついたとか
花の裏に薄紫のスジがある
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美しい白い花「タマスダレ」

2015年10月27日 | 
陽光の園への道端に白い花を見つけました。
タマスダレです

タマスダレは白い花を玉(タマ)にたとえ葉が集まっているのを簾(スダレ)に見立ててこの名前がついたとか・・・
南米原産で日本には明治時代に渡来し園芸品として現在では広く出回っているらしいですよ。

白色が綺麗ですし葉がニラやノビルという植物に似ていますね。(写真の後ろ方に写る細い葉)
でも注意です。実は有毒植物で過去には小学校でノビルと間違え食用にされ
吐き気等をもよおした事例があるということです

「美しさには毒がある」そんな言葉を思い出させてくれた白く美しいタマスダレでした

タマスダレ(ヒガンバナ科)別名レイン・リリー
 花の大きさ:約3センチ
 高さ:約20センチ
 花期:8月~10月
園芸品種に分類されることもあり野草の本や図鑑にはないこともある
 
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アセビは「馬酔木」と書く意味は?(花)

2015年04月25日 | 
葉っぱは花火のように枝の回りにつき白い花は釣鐘を逆さにつけたような形です

アセビは漢字で書くと「馬酔木」となります。
これは、アセビを食べた馬が酔ったような状態になったからとか・・・
実はアセビは有毒植物なんです。つまり、ちょっとした麻酔状態になっていたということでした・・・


アセビ:ツツジ科、常緑低木(高さ1m~3m)、花期は3月~5月
    庭の木や公園の木としても植えられることがある
    有毒植物(食べなければ問題ありません)
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なかなか本になかったタマスダレ

2014年10月19日 | 
道端の緑の中で白く目立つ花を見つけました。
タマスダレです

名前の由来は白い花を玉にたとえ、葉が並んでいる様子を簾(すだれ)に見立たててこう呼ぶとか・・・
元々は中央・南アメリカ原産で別名「ゼフィランサス」「レインリリー」と言われ
園芸品種で庭などにも植えてあることもあるようですよ

ちょっとクリームのようでおいしそうなんていう心は危険です。
実は有毒植物で特に球根には注意が必要です
だから、虫も寄り付きにくいとか・・・

この時期は少し寒くなり春のように白い花も少ないので緑の葉の中でひときわ目立ちますね

タマスダレ(ヒガンバナ科)
花の大きさ:約3センチ
高さ:約20センチ
花期:8月~10月
園芸品種に分類されることもあり野草の本や図鑑にはないこともある

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