近畿・東海で梅雨明け。観測史上もっとも遅い記録だという。新潟県はまだらし
い。天気を調べてみると、6日と8・9日の雨マークがついている。となれば梅雨
明けはその後になるのかも知れない。梅雨だか夏だかよくわからなくなってきた。
今朝は土砂降りだったが、10時くらいから快晴で暑い夏を思わせる陽射しが照り
つけた。しかしここまでくると農作物への影響が心配だ。米が不足したことが平成
5年にあったことを思い出す。大凶作と言われている。それまで小生は、米は毎年
必ず食べることができると思っていた。あまり真剣に考えたことはなかった。今で
も時々そう思う。大変な時期はすぐに忘れる。お金を出せば、米に行けば必ずお米
は買える。と思っている。しかしその時は本当に米屋に行っても日本米はほとんど
なかった。お弁当屋に行ってもタイ米の弁当だった。長粒種という米はパサパサし
ておいしくない。においも悪い。コシヒカリではなくてもいいから普通の日本米が
食べたいと思ったが、米屋ではタイ米とセットでなければ売ってくれなかった。ま
だあるだけよかったが。タイ米は家に帰って鳩のえさになった。よく調べてみると
それまで米はあまり備蓄をしていなかったらしい。単年度で作ることを基本として
いた。だから全国的に不作になればたちまち食生活に影響が出た。今は備蓄が制度
化された。小生たちはあまり天気をわかっていない。自然現象を軽視しているとこ
ろもある。その全国的に不作になった頃偶然だが、農業担当で毎日のように農家を
回っていた。農業は大変だが、非常に興味深い。特に米は土、水、水温、気温、日
照時間など様々な要因が重なって米が出来上がる。おそらく今年は病害虫に悩まさ
れる年になると思う。早稲品種の先買いがすでに始まっているのかもしれない。魚
沼地域でも弁当屋や最近ではコンビニチェーンが独自素材を探っているので、秘か
に産地に入り込んでいる可能性もある。奪い合いになれば値段の問題になる。こう
いう厳しい環境になればなるほど、農家の稲作技術の真価が問われる。悪天候を喜
んでいるやり手の農家も居ることだろう。その年の料金交渉ができるのかどうかは
わからないが、いずれにしても今年の米をめぐる状況は売り手市場になるだろう。
い。天気を調べてみると、6日と8・9日の雨マークがついている。となれば梅雨
明けはその後になるのかも知れない。梅雨だか夏だかよくわからなくなってきた。
今朝は土砂降りだったが、10時くらいから快晴で暑い夏を思わせる陽射しが照り
つけた。しかしここまでくると農作物への影響が心配だ。米が不足したことが平成
5年にあったことを思い出す。大凶作と言われている。それまで小生は、米は毎年
必ず食べることができると思っていた。あまり真剣に考えたことはなかった。今で
も時々そう思う。大変な時期はすぐに忘れる。お金を出せば、米に行けば必ずお米
は買える。と思っている。しかしその時は本当に米屋に行っても日本米はほとんど
なかった。お弁当屋に行ってもタイ米の弁当だった。長粒種という米はパサパサし
ておいしくない。においも悪い。コシヒカリではなくてもいいから普通の日本米が
食べたいと思ったが、米屋ではタイ米とセットでなければ売ってくれなかった。ま
だあるだけよかったが。タイ米は家に帰って鳩のえさになった。よく調べてみると
それまで米はあまり備蓄をしていなかったらしい。単年度で作ることを基本として
いた。だから全国的に不作になればたちまち食生活に影響が出た。今は備蓄が制度
化された。小生たちはあまり天気をわかっていない。自然現象を軽視しているとこ
ろもある。その全国的に不作になった頃偶然だが、農業担当で毎日のように農家を
回っていた。農業は大変だが、非常に興味深い。特に米は土、水、水温、気温、日
照時間など様々な要因が重なって米が出来上がる。おそらく今年は病害虫に悩まさ
れる年になると思う。早稲品種の先買いがすでに始まっているのかもしれない。魚
沼地域でも弁当屋や最近ではコンビニチェーンが独自素材を探っているので、秘か
に産地に入り込んでいる可能性もある。奪い合いになれば値段の問題になる。こう
いう厳しい環境になればなるほど、農家の稲作技術の真価が問われる。悪天候を喜
んでいるやり手の農家も居ることだろう。その年の料金交渉ができるのかどうかは
わからないが、いずれにしても今年の米をめぐる状況は売り手市場になるだろう。