「寝耳に水」「八ツ場と同じ」憤る成田市長 羽田ハブ化(朝日新聞) - goo ニュース
まだひと月も経っていないと思います。
あるテレビで、羽田空港の4本目の滑走路の工事の様子が特集されていました。
それを観て
成田空港は近い将来存在価値がなくなる
正直そう思いました。
そして、今建設している高速鉄道はなんの意味があるのだろう…、と。
成田空港が利便性に於いて劣っていることは誰しもが分かっていることで、羽田をハブ空港とした場合、利用客が都心への移動に1時間を有する成田と羽田のどちらを選ぶかは歴然としたことで、それは海外の空港会社も同様です。
大臣は、海外から成田空港利用のオファーがあるから大丈夫といいますが、それは新たに路線が出来て都心との連絡が短縮されるからで、政府が羽田ハブ空港化を打ち上げたら、各社ともその意思を変更するでしょう。
そうでなくても合理的な外国人。
移動費用が安く時間短縮となれば、彼らのほとんどは羽田を利用するでしょう。
残念ながら、成田山では外国人客を何度も呼べないのです。

何人かの外国人に聞きましたが、日本で一番興味のある場所は京都で、機会があれば何度でも行きたいといいます。
それに対し成田は、一度観光すれば十分だそうです…
成田空港は、開港に於ける闘争で血が流れている。

(かつて、反対派が使っていたやぐら)
だから、羽田ハブ化は反対。
それは精神論、感情論に過ぎないのかもしれず、成田空港になんの恩恵を感じていない人にとって見れば、エゴに見えるかもしれません。
ただ、八ツ場ダムといい(私は、八ツ場ダム建設の見直しは必要と思っています)、あちこちでこういった地元の情況を無視したスタンドプレイ的な発言を続ければ、政府vs各地方の構図が出来上がり、民主は危うくなるでしょう。
まずは、対話から。
100%意見が合うなんて無理なこと。
その時です。
非情になるのは。
総理のCO2の25%削減の発言はいいでしょう。
例え、具体的な策がなくても。
ただ、それを繰り返していると、狼少年と同じになります。
確かに、大臣がいう通り、日本にハブ空港がないのは事実で、基幹となる空港を作らず地方に分散させて、各空港とも経営が苦しくなっているのは前の政権の無策からでしょう。
また、無駄を省くことにも、大いに賛成です。
ただ、コンクリートより人、というのなら、もう少し人心をつかむやり方があるのではと思う次第です。
森健知事との対談。

どんな内容になるか、楽しみです。