物造庵 ものつくりあん ナラ(楢崎賢)

ものつくり人「ナラ(楢崎賢)」による
絵や作品の制作過程、自作詩の発表、その他徒然…

詩3270「まほうの手 一番 つづく」

2018年01月02日 11時24分16秒 | 自作詩
オンボロいアパートの
4畳半のリビングで
きみは三人暮らし
お父さんとお母さん

思い出があふれてる
このせまい部屋の片隅で
きみが触れるものは全部
宝物に変わってく

まるで忘れられた
森にかかる巣箱の中
おなかに蓄えてる
ミルクと愛のうた

きみの笑い声が
夜空にしみてゆく
静かな世界の片隅で
美しい花が咲く

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« とんちピクルス新春ソロリサ... | トップ | よくあけた »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

自作詩」カテゴリの最新記事