詩１１６「フラメンゴス」

フラミンゴスロリフラミンゴス
私の名前はフラメンゴ
メンゴメンゴフラメンゴ
ほんとは群れるの嫌いなの
でもひとりでいると
食べられちゃうから
仕方がないのよね
ほら来たわ　ハイエナちゃん
さあみんな　逃げるのよ
ギリギリで　逃げるのよ
ギリギリ感が　たまらないのよ
真の死と美の　せめぎ合いよ
美しく生き　美しく死ぬのよ
それが私たちの　生きる道よ
とか何とかうだうだ言ってる間にほら
つかまっちゃったわ
ああわたし　食べられちゃうのね
ハイエナちゃん　お願いよ
今が最後に咲かせる花
せめて　骨も残さず美しく食べ