居酒屋ボギー 2020.6.7

今日の居酒屋ボギーはテーマがエンケンさん。

酔ったマスターが次々に人生の節目を語るような感じで進んでいったが、そのエピソードひとつひとつがいちいち熱くて面白いもんで、聴きながら杯も進む進む。

中でも岡本太郎との話が面白かったなぁ。本当に自己顕示欲とか自惚れとかそんなのは一切なく、素直に思ったことを言っただけだろうなと思うし、実際それが本当だろうなとも思う。つまり、エンケンさんと岡本太郎は同じ境地に立っている人間なんだな。それだけでエンケンさんについて少し理解が深まったと思う。だとしたらやはり記録の人間じゃない、現場の人間なんだな。

ボギーさんが歌ったエンケンさんの曲、どれもよかった。エンケンさんのレコード、何枚か持ってるから、改めて聞きかえしてみよう。

今日も面白かったです。来週もまた楽しみだ。

あなたと同じ

徳南晴一郎 『怪談人間時計』

これもボギーさんに借りたマンガ。

ナンジャこりゃあ！知っているガロ系よりさらにナンセンスでクセが強い。強すぎる。なんとなく読んでるだけで頭がどうかなりそう。

物語として怖いというよりは、この世界観に引き摺られて行くのが怖い、という…

こんなマンガ家がいたんだなぁ。

世界が広がった。

松本零士 『パニックワールド』

どの短編も読み応えがあって面白いなぁ。

男おいどんとSF大作の合間くらいの作品か。

パニックワールドも面白いけど、「夜光都市のミライ」が好きだったな。

こんな男がカッコいいと思う。