ついに、と言うかやっと、と言うか。100巻過ぎて世界の切れ端が見えてくるボクシングマンガなんてもうないだろうな。
一瞬だけ生きて。
消えていくものだろう。
人類の未来のために。
なんて本気で言う人が。
いなくなればいいのに。
今日は晴れ。
いや雨か。
どっちだって。
たいしたことないよ。
って歌ってただろ。
人がいても。
いなくても。
たいした違いないよ。
梢から光を透かす。
ときどき眩しいね。
きみを思うと。
どきどきするね。
あいまいに生まれて。
あいまいに死んでいこう。
空のあの雲のように。