いけ

五十嵐大介 『ＳＡＲＵ』 下巻

面白かった。
世界を破壊していくＳＡＲＵが善の神に見えるあたり。何が悪で何が善か。
伊坂幸太郎の『ＳＯＳの猿』も読みたくなったよ。

作業場をつくる １３

中から外を見てみる。

詩７７８「やさしいまち」

凍える雨を。
僕に降らせる。
鋭い風で。
僕を貫く。
灰色の雲で。
光を遮る。
ネオンライト。
絶えない騒音。
ゴミ置き場。
野良猫。
裏道。
割れた空瓶。
僕を包む。
やさしいまちだ。