NARAYA CAFE のできるまで

歴史あるリゾート、箱根宮ノ下駅前で、古い建物を利用したカフェ&ゲストハウスをオープンするため、改装にはげむ日々を綴る

あどぅーのインド旅行記その1(ムンバイ編)

2016-01-29 12:14:43 | 2016休業中
えみに続いてこんどは僕の旅行記です。(今回は間違えないようにタイトルに「あどぅーの」をつけました。)

えみに前振りされてしまいましたが、インドに来ています。
毎年この時期に行っている海外1人旅、今年はびっしり工事も入っているしやめておこうかと(ちょっとだけ)思っていましたが、会う人会う人に「ねえ今年はどこに行くの?」と聞かれ、行かないのも自分らしくないなぁと思っていました。

友達もいるし、ちらっとタイあたり行くのも良いけど、ここのところタイは毎年ペースくらいで行っているし、タイ+αくらいで行けるところはないかなと、深夜にちょこちょこと航空券検索はしていました。
休業に入り、えみと茅ヶ崎のインドカレーの店へ行くと「2月はインドに行くのでお休みします」なんてお知らせが出ていたので、「インドどこに行くんですか?」と聞いてみると、「とりあえずチェンナイに入って南の方へ、、、あとは全然決めてない」とのこと。
「インドは南がいい!」らしいです。

同じ時期、もう1つ僕をインドへ向かわせる出来事がありました。
それは小田原ブックマーケットで知り合った「インド号」というサイトを運営するインド好きの女性2人の写真展を見に行ったことです。
ちょうど良いタイミングで個展をやってるので、「インドの情報いろいろ聞いてみよう」という感じで相談に乗ってもらったところ、インド好きの彼女たちにとっては、もう鴨が葱をしょってやって来たような感じでしょうか(笑)、、、、すっかり「安藤はインドに行く」ということで目的地も決まってしまいました。

「ビザ間に合うかな、、、」という懸念が少しありました。
というのは以前、インド行きを検討したことがあったけど、ビザを取るために東京に出向かなくてはいけなくて、しかも1週間程度時間がかかるとのことで断念したことがあったからです。
ところが、昨年からその名もeツーリストビザ(eTV)というのがはじまり、全てネットで申請して、空港でアライバルビザの形式で取れるようになったとのこと。

よし、インド行こ!

ということでかなり急ぎ足ですが、1週間だけインド(帰りに バンコクにも一泊)に行くことにしました。
タイ航空がバンコク乗り継ぎでデリー・ムンバイ・チェンナイ・バンガロールなどに直接行けるので、ムンバイIN、チェンナイOUTで比較的航空券も安く、工事の日程的にも余裕のありそうな1週間を選んで「ポチっ」てしまいました。(やっぱりこの病気は治らない)


ーーーーーーーーーーーーー
行きはタイには入国せず、スワンナプーム空港で乗り継いでムンバイに深夜着。



ビザ、以外とすんなり取れました。
まだeTVというのが知られていないようで、通常の入国窓口は長蛇の列なのにアライバルビザのカウンターは欧米人など10人ほどしか並んでいなくて、むしろ早いくらいでした。

まずムンバイに行くことにしたのは、ひとつは以前映画で見た「ダッパーワーラー」というお弁当配送業をやっている人達の姿を見たかったからです。
この人達、各家庭から奥さんの作ったお弁当を預かって、旦那の居るオフィスまで届けるという単純な仕事なのですが、その集荷・仕分けをすべてアナログで行っているにもかかわらず、ほとんどミスがおこらない効率的なシステムが築かれています。
このシステムが凄いと言うことで、NASAだったかMITだったかも研究に来たとのことです。
末端の家庭からは集荷人が自転車でお弁当箱を運ぶのですが、渋滞で有名なムンバイ、長距離移動は電車に乗せて運びます。
この仕分け作業がチャーチゲート駅で11:30に行われる、、、、という情報をインド号さんに教えてもらったので、ホテルもその駅の近くの安ホテルを予約しました。

このチャーチゲート駅、ムンバイの街の先端にに近い、マリンドライブという海岸通りの近くです。
深夜着だったので、着いた日は真っ暗な中、空港から定額のプリペイドタクシーでホテルへ行くだけだったので、翌朝、海でも眺めて気持ち良く散歩しようかと繰り出したら、、、、



このマリンドライブ、ムンバイ市民のジョギングのメッカだったみたいです。
しかも着いた翌朝はすこし霧が出ていて意外なほどに涼しく、絶好のジョギング日和、、、いそいでホテルに戻って着替え、急遽、僕もジョギングしました。





なにやら作り付けの健康器具もあって、腕立て・腹筋などに興じるひとたちもいました。




堤防の先まで行くと、反対の東側から日が昇ってきたところ。
海外旅行、なんといっても着いた日の開放感がいいですよね。
日常から遠いところにやって来たという感覚。しかも気候も良い。



その調子でジョギングしながら、英国植民地時代の建築を見たり



朝クリケットしている市民達を眺めたりと気持ちの良い一日の始まりです



朝ご飯は宿の朝食は期待てきなそうだったので、その辺の屋台で朝カレー(?)



地元の人が食べていておいそうだったので食べてみました



食べ残しはカラスが食べていくところはインドらしい



あと、地べたに寝てる人が居るのもインドらしい





さて、そうこうしてホテルでシャワーを浴びると、そろそろダッパーワーラーを見に行く時間。

プラットフォームに入ると居ました!




ちょうど到着した電車から大量のお弁当箱が運ばれてきます。





それを外に出て仕分け



さらに各オフィスへと運ぶ係が手に持って道路を渡っていきました。

感動的です。
けっこう欧米人ツアー客も待ち構えてシャッターを押していました。



すごい!インド号さんの言ったとおり、ちょうど11時半の出来事でした。




さてムンバイに行くと決まってから、Facebookを見ていたらちょうど出発の3日前くらいに「ムンバイのメトロに乗りました」という投稿をしていたボート部の先輩が、、、、えっK先輩ムンバイにいるの?
(もう赴任して2年とのことですが、どこか外国にいるんだな、、、くらいでちゃんとFB見てませんでした、K先輩すみません)

、、とそのとき気付いて連絡をすると、なんとオフィスがチャーチゲート駅から徒歩圏内とのこと。
では「お昼ご一緒しましょう」ということで、オフィス目の前のグジャラート料理を食べました。




グジャラート料理、基本、食べ放題みたいで、お皿が少なくなるとウェイターがやってきて足してくれます。
どれがなんのカレーだか分からなかったけど、美味しかったです。
ロティ・チャパティ的なものも4~5種類あって楽しめました。

ちなみにグジャラート人はベジタブル専門、お酒も飲まないのでグジャラート州は禁酒州なのだそうです。

たった一泊のムンバイでしたが、ジョギングも出来たし、念願のダッパーワーラーも見れたし、先輩とも食事が出来て、さいさきの良いスタートになりました。
その後はチャーチゲートを後にし、もう1つのターミナル駅、チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅(長いのでインドの人CSTMと略してます)に向かい、次なる目的地マテランへと向かいました。
続きは次回






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2 コメント

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インドとわっ! (粟津美智子)
2016-01-30 01:40:42
先日の箱根駅伝では大変楽しい時間を過ごすことが出来ました。あの宮ノ下の応援の一体感、足湯でのワイン、ちゃきちゃきでキュートな奥様との出会いも思い出深い物でした。ありがとうございます。

で、ダッパーワーラー!素敵ですよね。
先週東北出張から帰ったオットがANA?JAL?機内誌「翼の王国」で特集されてたのを興奮気味に見せられて夫婦ですげえ!!!と読んでたところなのです。

私達はインドは南はまだ行ったことがなく、「南も行って見たい!」とちょうど言い合ってた所でした。
旅行記楽しみにしております。
返信する
Unknown (あどぅー@南インドケララ州)
2016-01-31 22:40:01
粟津さま

コメントありがとうございます。
ちょうど1年前、ヤンゴンで会いましたよね。
そんな偶然から今年は箱根駅伝来てもらって、こちらこそとても楽しかったです。

ミャンマーほどではないですが、南インド、ネット接続遅いです。
今晩空港でたくさん時間ありそうなので、ブログアップしたいと思っています。
お楽しみに、、、、
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