風に吹かれて~撮りある記

身近な自然の撮影
詩・雑文・ペット・簡単料理レシピ等

ハウル

2019-02-15 09:48:11 | ペット



おはようございます。

曇ってますね。

いかがお過ごしですか。

11日の祝日のことでした。

ハウルは朝から元気で走り回っていました。

リンゴを食べてる私のそばで頂戴とおねだりしていました。

シャリシャリと音を出して食べていました。

いつものお休みの日でした。

午後になって次女が荷物を取りに来ることになりました。

未来は大喜びです。

夕方次女がやってきました。

晩御飯を食べていくそうです。

熱烈なハウルの歓迎に次女はタジタジ。

久し振りだもんな。

一家5人がそろって晩御飯。

ハウルも食べましたよ。

別室に戻ってテレビを見ていたら次女の声。

お父さんハウルが大変早く来て。

急いで台所へ。

ママに抱かれていますが呼吸が荒い。

どうしたの。

急にへたり込んで息が荒くなって座ってられないの。

時刻は7時半、病院は7時まで。

治療はできないよと言われていました。

電話してみました。話し中です。

何度もしましたがつながらず、本日の・・という音声に。

緊急時のために院長先生の携帯の電話番号は聞いています。

どうしようかというママに言いました。

延命措置だけでもしてもらおう、迷惑だろうけど電話しよう。

そうだね。

そのとき電話がかかってきました。

院長先生でした。

何度か連絡をもらったようですがどうしました。

状況を説明して延命措置だけでもとお願いしました。

大したことはできないかもしれないけど連れてきてください。

急いで4人で向かいました。

私は留守番でした。

20分後かみさんが帰ってきました。

どうした。

もう危ないから旦那さんに来てもらいなさいとのこと。

急いで向かいました。

手術台の上にハウルは横たわっていました。

先生が心臓マッサージをしています。

少し前に苦しんでもがいたそうです。

呼吸は止まってるそうです。

強引に酸素を送っていますが回復しません。

心臓の反応もだんだん少なくなっています。

5分10分ハウルをさすりながら時は過ぎていきました。

足も冷たくなってきました。

私たちは決断しました。

もういいよな。ママがうんもういいよ、と泣きながら。

先生にもういいですと伝えました。

そうですか、残念ですけどね。

皆に看取られてハウル君はその生涯を終えてしまいました。

どうして急にこうなったんだろ、元気だったのに。

たぶん内臓のどこかに血栓ができていて

それが破裂したんじゃないかな。

あっという間でしたね。

お前のことを呼んだんだよハウルは。

かみさんは次女にそう言って泣いていました。

次女はハウルを抱きしめて頬ずりをしてさよならをしました。

泣きながら帰っていきました。

未来もなきっぱなし。

未来が見た最初の動物です。

繰り返しの膀胱炎から始まりました。

腎臓が悪いと診断されていましたが、

予想以上に進行が速くてね。

気が付いたときには体中にいぼができていて

お腹にしこりもできていました。

その段階で開腹するか検討したのですが、

しこりの成長する速度が速いので

様子を見ていました。

出来る限りの検査をした結果、

下手に開腹すると危険なことが分かったのです。

手術はかなり難しくできる人も少ない、

しかも治る確率も低い。

腎臓だけの問題ではない。

どうしてもというのなら紹介はするけれど、

助かる保証はできない。

私たちは成り行きに任せることにしたのです。

約13年の生涯でハウルはいろんな思い出を残してくれました。

ママのたっての希望で買ってきた子犬です。

ネットで顔を見て買ったのです。

足腰にちと不安があるといわれましたが、

かわいい顔をしてたので決めました。

滑り止め用のじゅうたんも買いました。

やんちゃでしたね。

モップや掃除機が大好きでかみついて放さないんです。

結局モップと一緒に床掃除をしていました。

スリッパや靴下も大好き、何個も壊されました。

その反面おくびょうでね、

突然風で枯葉が舞うと驚いて逃げるんです。

又食いしん坊でね。

人が食べてるものはなんでも食べたがるんです。

若いうちは2階によく上がっていってました。

未来たちの寝床があるのでね。

降りるのはできません。

いろんなところに連れていきましたね。

長瀞やひたち海浜公園、黒浜沼などなど。

思い出すとなんだか悲しくなります。

足が悪くなってからは夕方の散歩は手抜きをしていました。

足が痛いのですぐ帰ってきました。

不満そうな顔をしていました。

手術が終わってからは元のように用水沿いを

散歩しました。

とてもうれしそうでした。

お花見のころまで頑張ってくれるといいなと思ってました。

かなり悪くなったらもう口輪をせずに

散歩させようと思ってました。

嫌いなんです。以前はしてませんでしたからね。

まさかこんなに急だとは。

今はただ冥福を祈るのみです。

ありがとうそしてさようなら。






















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