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現在東京国立博物館(トーハク)では、特別展・台北国立故宮博物院の「神品至宝展」が開催されている(6/24~9/15日)。そして、同時期に企画展示されている 特集「伊能忠敬の日本図」に関連した月例講演会が行われたので、見学・聴講してきました。
講師:田良島哲 東博課長
伊能忠敬といえば、小学生でも、日本で最初の実測地図を作成した人として知られている。
伊能図は最終上程本「大日本沿海與地全図」として、幕府に提出され明治6年の火災により全部消失してしまったが、各地に副本・写本が伝来している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/bb/c12d749261686333ee2962e96a670030.jpg)
(日本図の展示ポスター)
伊能図は縮尺によって、大図(36,000分の1)、中図(216,000分の1)、小図(432,000分の1)に分類される。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/04/dfbc8601853a5b10471abb587bc2f60b.jpg)
(中図・関東)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/35/0c9e4b36b0af2d868e1eda5b2c783dbe.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/f1/494011bc06c8a45140f524cc58161db7.jpg)
(九州沿海図・中図と大図、薩摩地方)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/5b/29e0d755af87fcd87d5e8f8672a1155e.jpg)
(日本沿海與地図、中図、中国・四国版)
「伊能忠敬測量日記」全28冊が、佐倉の記念館に所蔵され全文翻刻されていて、伊能図と照らし合わせていくと測量の状況がよく解るという。機会があれば伊能忠敬記念館のも訪れてみたい所です。
講演会の前に、トーハク平成館で開催されている『特別展・台北国立故宮博物院・神品至宝』を見学して帰りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/62/46d6c26d4c9577d70b351527dcc3ef9e.jpg)
国立故宮博物院の文化財の多くは、中国の宋時代から元・明・清時代にわたる歴代皇帝のコレクションを受け継ぐもので、今回は台北故宮の収蔵品から、代表的な作品186点を紹介する日本初の展覧会です。(作品の写真はトーハクHPより)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/3b/8a6105f92e18334b9dc6a7d1f1551844.jpg)
(散氏盤さんしばん・西周時代前9~前8世紀)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/c9/6691270bc5ac74e13044aabf05853074.jpg)
(人と熊・清時代18~19世紀)
台北の博物館の展示品でも人気の高い、ヒスイでできた 白菜 の展示は7/7日で終了したために、その映像しか確認できませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/3e/a046ba5a26c819510e4b46fa5623148c.jpg)
(翠玉白菜すいぎょくはくさい・清時代18~19世紀)
古くからの中国の文化は、後に形成された日本文化の淵源となるものが多く、その文化を深く理解する必要を感じさせた展示会でありました。
講師:田良島哲 東博課長
伊能忠敬といえば、小学生でも、日本で最初の実測地図を作成した人として知られている。
伊能図は最終上程本「大日本沿海與地全図」として、幕府に提出され明治6年の火災により全部消失してしまったが、各地に副本・写本が伝来している。
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(日本図の展示ポスター)
伊能図は縮尺によって、大図(36,000分の1)、中図(216,000分の1)、小図(432,000分の1)に分類される。
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(中図・関東)
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(九州沿海図・中図と大図、薩摩地方)
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(日本沿海與地図、中図、中国・四国版)
「伊能忠敬測量日記」全28冊が、佐倉の記念館に所蔵され全文翻刻されていて、伊能図と照らし合わせていくと測量の状況がよく解るという。機会があれば伊能忠敬記念館のも訪れてみたい所です。
講演会の前に、トーハク平成館で開催されている『特別展・台北国立故宮博物院・神品至宝』を見学して帰りました。
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国立故宮博物院の文化財の多くは、中国の宋時代から元・明・清時代にわたる歴代皇帝のコレクションを受け継ぐもので、今回は台北故宮の収蔵品から、代表的な作品186点を紹介する日本初の展覧会です。(作品の写真はトーハクHPより)
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(散氏盤さんしばん・西周時代前9~前8世紀)
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(人と熊・清時代18~19世紀)
台北の博物館の展示品でも人気の高い、ヒスイでできた 白菜 の展示は7/7日で終了したために、その映像しか確認できませんでした。
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(翠玉白菜すいぎょくはくさい・清時代18~19世紀)
古くからの中国の文化は、後に形成された日本文化の淵源となるものが多く、その文化を深く理解する必要を感じさせた展示会でありました。
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