平成23年産米の収穫、検査もほぼ終了いたしました。
現在、JAの低温、準低温倉庫には出荷を控えた紙袋やフレコンが積み上げてあります。
今年産米の検査結果(11月1日現在)につきまして報告いたします。(主力品種のみ)
コシヒカリ・・・1等(合格)32,421.0俵・2等以下105.5俵 ・・・1等米比率99.7%
特栽コシ・・・・1等(合格) 8,508.5俵・2等以下なし・・・・・1等米比率100.0%
てんこもり・・・1等(合格) 2,919.5俵・2等以下なし・・・・・1等米比率100.0%
五百万石・・・・1等(合格)15,673.5俵・2等以下なし ・・・・・1等米比率100.0%
雄山錦・・・・・1等 2,387.0俵・2等以下なし ・・・・・1等米比率100.0%
山田錦・・・・・1等 1,409.5俵・2等以下なし ・・・・・1等米比率100.0%
新大正もち・・・1等 463.5俵・2等以下436.5俵 ・・・1等米比率51.5%
(注:合格とは、籾摺り前ではあるが、品位認定検査をおこない、生産者に米代金を清算したもの)
新大正もちは、収穫時の降雨により発芽が見られたために、約半分が2等となりましたが、その他主力品種は昨年のような白未熟等も見られず、ほぼ全量が1等となりました。
1等米比率は全国や富山県が約80%台と予想されるなか、当JAでは99.2%となり、県下トップを維持できそうです。
当JAはカントリー利用率が高いために(酒造好適米は100%利用)乾燥、調整が均一化できることが強みとされていますが、個々の農家の丁寧な除草や水管理、適期を逃さない収穫が良質米の生産につながっていると感謝しております。
これからのオフシーズンには、様々な勉強会や座談会が予定されております。
内容は23年産の反省から24年産の作付計画などですが、今年は米価も強含みで推移しており、農家にとっては、いくぶん明るい農閑期になりそうです。
11月から3月の「なんとメールマガジン」は月1回の配信とさせていただきますが、次号では品種毎に23年産を振り返りたいと思います。