JAなんと 営農ブログ

JAなんと管内のお米の成長記録の他、営農情報をお伝えします!

2011なんとメールマガジン  9月1日号

2011-09-01 14:17:50 | 日記

平成23年9月1日
 秋雨前線の停滞で当初、8月23日から予定していました早生品種(五百万石・雄山錦ともに酒米)の刈り取りは8月27日に延期されました。
幸い、前線が去ったあとは稲刈り日和が続き、現在約80%の圃場で収穫が終了しました。
 酒米の品質で毎年注意が必要な胴割れ対策(刈遅れ等によって穂軸が枯上がり、水不足により稲穂の先端の米粒に亀裂が入る。結果、精米時に破砕する)については「なんと酒造好適米生産組合」主催の刈り取り目合わせ会が8月17日夕方開催されました。
営農組合代表者など約60名が参加し刈り取り適期の確認を行いました。
稲刈りは予定よりも4~5日遅れたものの、フェーン現象など高温日が無かったため、カントリーの事前検査で胴割れはほとんど確認されませんでした。収穫適期の五百万石の稲穂
カントリーでの乾燥・調整も順調に進み、8月31日初検査、本日初出荷の予定です。
検査結果は全量1等。品質は例年並みとの報告です。
今後はいよいよコシヒカリの刈り取りを迎えます。8月下旬の長雨により生育は若干遅れており、収穫は9月10日以降になるものと思われます。コシヒカリの稲穂
また、各地で心配されています放射能検査ですが、富山県では全市町村において主力品種の検査を実施することとしておりますが、当JAでは独自検査として作付け全7品種(コシヒカリ・てんこもり・花キラリ・五百万石・雄山錦・山田錦・新大正もち)につきまして検体をビジョンバイオ㈱(福岡市)へ順次送付し検査(放射性ヨウ素I-131、セシウムCs134、セシウムCs137)を実施いたします。
なお、検査結果につきましては判明次第、お取引様宛に順次郵送させていただくこととしております。

  

最新の画像もっと見る