少女たちに魅せられて

主にプリキュアとラブライブの感想や考察を挙げていきます

虹学アニメ5話感想

2020-11-07 08:10:04 | 虹学感想

虹学アニメ5話感想


ついに虹学の9人目が加入しました

1話感想での最終回予想は外れそうですが

9人目加入のやり取りだけ

近かったような気がしないでもありません


かりんさんが実はスクールアイドル

に興味があったことを知ったエマさん

かりんさんを問い詰めると

彼女も同好会の活動が楽しかったことを認めます

しかし、かりんさんは続けます

 

「でも、朝香果林はそんなキャラじゃない!
 クールで、かっこつけて、大人ぶって
 それが私なの」

 

そう、みんなで言い合いしたり、笑ったり

全部くだらないと思って遠ざけてきた

今さらスクールアイドルなんてできるはずがない


'大人ぶって'という言葉に

彼女の想いが見て取れます

彼女も気づいていたんです

私が大人なのではない

大人っぽさは私のキャラ、イメージだと


自分はこれが得意、これが苦手

これには興味あるけどこれにはない

それらの決めつけは自分の選択を楽にはします

でも本当にそれでよいのでしょうか

しずくさんのオードリーという歌に

こんな言葉があります

 

♪自分らしさって一体何なんだろう
 私を演じることと違うの

 

そもそも自分らしさって何なの?

私というイメージを演じるのと何が違うの?

そんな苦悩を彼女は歌います

自分らしさも虚構に過ぎません

自分はもっと様々な側面を持つはずです

それなのに「自分らしさ」は時にそれらの選択を

無意識のうちに犠牲にする


そしてそれは今回のかりんさんも同じ

スクールアイドルは楽しかったのに

私らしくないと遠ざけて…

そんなかりんさんにエマさんは言います

 

「いいんだよかりんちゃん
 どんなかりんちゃんでも笑顔でいられれば
 それが一番だよ、だからきっと大丈夫
 もっとかりんちゃんの気持ち聞かせて、私に!」

 

かりんちゃん「らしさ」じゃない

かりんちゃんのすべてを受け入れたい

彼女の想いが通じたかりんさんは

同好会に加入しました

みんなの心をぽかぽかにするアイドル

そこに一歩近づいたエマさんなのでした

 


(最後の二人のやり取り)

朝香「スクールアイドル、できるかしら私に?」

エマ「やりたと思ったときから
   きっともう始まってるんだと思う」

朝香「うん」 

ちょっと近い?