少女たちに魅せられて

主にプリキュアとラブライブの感想や考察を挙げていきます

虹学アニメ4話感想

2020-10-31 17:34:07 | 虹学感想

天王寺ラスボス説が早くも崩れそうです

廃部もなくなりましたし

ラストがかりん先輩とは…

 

そんな4話の感想です

スクールアイドル同好会に加入した

愛さんは気がつきます

スポーツにはルールがある

でもスクールアイドルにはない

正解は自分で探さなくてはいけない

スクールアイドルは「未知なる道」なのだと

 

 

2話の感想でも触れましたが

これまでのラブライブシリーズと違い

虹学には明確な目標がありません

正解がないという事実は

勉強やスポーツが得意な愛さんにとっては

よりいっそう重くのしかかるのかもしれません

 

そんな4話のタイトルの「未知なる道」ですが

愛さんの1stアルバムのソロ曲「めっちゃGoing」

の歌詞にも登場します

♪だって 未知なる道の先に 光り輝く未来
 手を伸ばせばいつか つかめるはずさ
 さあPut your hands up 空高く

興味深いのは未知なる道自体を輝きと

捉えているわけではないという点です

輝く未来はその先にあるのだと

「かわいい」を追求するかすみさんや

「大好き」を求めるせつなさんと違い

愛さんはまだ自分の目指すスクールアイドル像が

構築されていません

スクールアイドルを始めたのも

楽しそうという直感です

愛さんにとっては輝く未来がどんな形なのかも

手探りの状態なのです

 

最後に愛さんの歌を聞いた

高咲さんはこう言いました

「一人だけど、一人だからこそ
 いろんなことできるかも
 そんなみんながライブをやったら
 なんかすっごいことになりそうな
 気がしてきちゃった」

ソロだからこそできること

一人を肯定的に捉えるという

虹学だからこそできる発想の中で

彼女たちはどんなスクールアイドルを

築き上げるのでしょうか


虹学アニメ3話感想

2020-10-31 07:21:23 | 虹学感想

虹学アニメ3話感想

 

 

「今まで過ごした時間のすべてが

 それが輝きだったんだ

 探していた私たちの、輝きだったんだ」

 

 

ラブライブサンシャイン最終話での

千歌さんの言葉です

彼女たちの輝きはラブライブ優勝ではなく

そこに至るまでの一つ一つの時間だった

輝きを求めて走り続けた彼女は

やっとそのことに気がついたのです

 

というわけで3話感想です

自分の大好きが他の人の大好きを傷つけた

自分がいたらラブライブには出られない

だからスクールアイドルはもうしない

そう語るせつなさんに対して

高咲さんは禁断の言葉を発しました

 

「だったら、ラブライブなんて出なくていい!」

 

ラブライブシリーズにおいて

ラブライブの放棄を早くも宣言したのです

しかし冒頭の千歌さんの言葉を

踏まえればわかります

彼女の求めるときめきは輝く

一つ一つの瞬間にあるのだと

 

なぜ高咲さんは千歌さんたちが26話かけて

やっと至ったことにわずか3話で気がついたのか

これは単に高咲さんが超人だから

ということだけではないと思います

前回から触れているように

高咲さんが応援する側であることが

鍵を握っているのです

 

ラブライブシリーズをみている時

私たちは(というか私は)なんて青春

しているのだろうという羨望の目で

彼女たちをみます

そのため千歌さんの最後の悟りについても

感動こそすれ驚くことはなく

むしろ当然の結論に思えました

 

そしてあくまで応援する立場を貫く高咲さんも

私たちと似たような場所にいるのです

だからこそ気がついていた

ときめきの本質はラブライブではない

スクールアイドルが大好きだという想いを

爆発させること

「大好きを叫ぶ」ことなのだと

 

こうしてせつなさんはスクールアイドルに

復帰したのでした

次回は本当に友だちが多いのか疑惑が

(勝手に)浮上している愛さん回です

「未知なる道」ということで

どんな展開になるのでしょうか


虹学アニメ2話感想

2020-10-30 19:45:17 | 虹学感想

かすみんがかわいいです

かなたさんの出番が少ないです

また、りなさんはともかく

愛さんまで友だちが少なそうに見えます

スクスタとは別の世界線なのでしょうか

 

 

そんな2話の感想です

同好会の廃部はせつなさんと他の部員との

気持ちの行き違いによるものだとわかりました

こんなパフォーマンスでは大好きは

届かないと主張するせつなさん

そんな彼女に対しかすみさんは

それでは全然かわいくないと言います

 

 

こうして初代同好会は崩壊したわけですが

2代目部長のかすみさんもかわいいをあゆむさんに

押しつけてしまった自分に気がつきます

やりたいことが違うものどうしが

ともに活動することは不可能なのか

それを否としたのが高咲さんです

 

「たぶんやりたいことが違っても大丈夫だよ」
 

「え?」

 

「うまく言えないけどさ、自分なりの一番をそれぞれ
 叶えるやり方ってきっとあると思うんだよね」

 

「そうでしょうか?」

 

「探してみようよ、それに、そのほうが楽しくない?」

 

「楽しいし、かわいいと思います」

 

唐突ですがここで私はプリキュアアラモードの

キュアホイップの言葉が浮かびました(プリキュア脳なので…)

彼女は次のように言いました

 

「気持ちのぶつかり合いを避けるのは
 難しいって私も思うよ、大好きはみんな違うから
 大好きはいっぱいあるから、一つの大好きで
 ぶつかっても、別の大好きでつながることもできる
 私たちにとってはそれがスイーツ
         (中略)
 でも、どうせ繋がるならさ、あなたもみんなも
 笑顔でいられる世界のほうが良くない?」

 

この考え方は虹学にも当てはめられると思います

つまりかすみさんは「かわいい」せつなさんは「大好き」

両者とも大事なものは異なります

しかしどちらもスクールアイドルが好きという気持ちを通じて

繋がることができるというわけです

 

 

そして注目すべきがかすみさんの回答です

それぞれの一番を叶えることは「楽しいしかわいい」

つまり彼女はかわいい以外認めないという

世界よりもそれぞれのやりたいことを追求

するほうがむしろかわいいというのです

かわいいこそ全てと考えていた彼女からすれば

これは大きな進歩と言えましょう

 

 

とはいえある意味これは当たり前のことです

争いは無いにこしたことはないからです

問題はその世界が具体的にどんな形なのかということ

そもそも虹学はこれまでのラブライブシリーズと違い

廃校の危機を救うというような

スクールアイドルをやらねばならない理由はない

彼女たちがスクールアイドルをする理由は

「やりたいから」以外にはないのです

 

 

しかし虹学には前の2作品ではあまり言及されなかった

スクールアイドルをする理由がもう一つあります

それが応援する側の視点です

なにせこの作品の主人公は応援専門の人物なのですから

応援してくれる人がいるから私はがんばれる

あゆむさんとかりんさんのやり取りでも

示唆されていましたが明確な目標はなくとも

その応援する人の存在はスクールアイドルを続ける力になるはずです

 

 

てばなぜ高咲さんは応援をするのでしょうか

その答えの一つが1話での彼女の言葉です

「夢を追いかけている人を応援できたら私も何かが始まる」

これは虹学をみている私たちも同じです

私たちは彼女たちのようには輝けない

でも彼女たちを応援し力をもらうことはできる

彼女たちを見て、青春いいなあで終わるのではなく

そこから何を受け取りどこへ進むのか

アニメの中でも高咲さんは私たちの鏡のような役割を

果たしているのではないでしょうか

 

 

というわけで次回は早くもせつなさんの正体が

ばれてしまうようです

必死に伝える大好きとは何なのでしょう

自分たちが楽しくなければ

大好きは伝わらないような気もします

それをせつなさんたちはどう乗り越えていくのでしょうか


虹学アニメ1話感想

2020-10-30 19:03:04 | 虹学感想

いよいよ虹学のアニメが始まりました

結成当時から見ていたというわけではありませんが

今年スクスタをプレイしてから本格的にはまりました

かすみんがかわいい…

 

 

というわけで1話の感想です

挿入歌でせつなさんのソロ曲「CHASE!」が流れたり

高咲さんの着メロがあゆむさんのソロ曲「夢への一歩」だったりと

1stアルバムにおける曲が使用されており

アニメ以前から聴いてきた身としてはなかなか楽しくなります

 

 

学校の広さにも驚かされます

最初はどこかの駅か空港かと思いました

同好会だけでも100個以上あり流しそうめん同好会まであるとのこと

一応高校らしいです…

 

 

第1話から虹学9人全員が登場したわけですが

1番はやっぱりかすみんですね、はい

 

「かすみんはやっぱり、諦めませんよ!」

 

なんて健気なんでしょう

他キャラとの絡みはまだありませんでしたが

次回はかすみん回らしいので楽しみです

 

 

りなさんの出方も良かったです

ボード無しでの登場となりましたが

無表情のまま高咲さんに

「好きなの?スクールアイドル」

と聞くあたりラスボス感があります

スクールアイドル同好会の廃部は

もしかすると彼女が黒幕なのかもしれませんね(違)

 

 

後は中川菜々さんです

正体が誰なのか見当もつきません(棒)

全校生徒の顔と名前を覚えているそうです

名簿とにらめっこしたんでしょうね

 

 

1話は高咲さんとあゆむさんのいちゃいちゃ中心に

話が進んでいきましたが

予告の映像にもあった高咲さんの言葉が気になります

 

「夢を追いかけてる人を応援できたら

私も何かが始まるそんな気がしたんだけどな」

 

彼女のときめきはスクールアイドルをすることではなく 

その応援を通じて何かを見つけること

それは何なのか

そして今後他のメンバーとどう絡んでいくのか

次回以降も楽しみです

 

 

蛇足

最終回予想〜もし黒幕が天王寺璃奈だったら

*個人の勝手な予想です

 

上原「りなちゃん、どうしてあなたはスクールアイドルを否定するの?私たちの大好きを認めてくれないの?」

 

天王寺「…私は感情を表に出せない。だからみんなの前で笑顔で歌ったり、踊ったりするスクールアイドルが許せないの。」

 

中須「ぐぬぬ、りな子…」

 

朝香「かすみちゃんおちついて。」

 

近江「そうだよ〜リラックスリラックス〜」

 

エマ「りなちゃんがうまく感情を伝えられる方法があればいいんだけど…」

 

宮下「だったらさあ、こんなのはどう?(宮下、紙に顔を書く)これを顔の前に出すの。りなりーが嬉しい時、これを使えばみんなすぐにわかるよ。」

 

桜坂「愛さん、それじゃなんの解決にも…」

 

天王寺「…やってみたい。」

 

全員「え!?」

 

天王寺「りなちゃんボードにっこりん。」

 

全員「おお!」

 

天王寺「私、間違ってた。感情を顔に出せなくても気持ちを伝える方法はある。それを探そうともせずに、ただみんなの大好きを邪魔するなんて…ごめんなさい。」

 

上原「いいんだよ、りなちゃん。間違っちゃうことって誰にでもあるよ。大事なのはこれからどうするかってこと、でしょ?」

 

優木「りなさん、私たちと一緒にスクールアイドルやりましょう!」

 

天王寺「私に、できるかな…?」

 

高咲「スクールアイドルが大好きっていう気持ちがあれば、きっと、ううん絶対できるよ。」

 

天王寺「私、やってみたい。りなちゃんボードむん!」

 

こうして虹が咲学園スクールアイドル同好会は

新たに9人目のメンバーを迎え

夢への一歩を踏み出したのだった(完)