少女たちに魅せられて

主にプリキュアとラブライブの感想や考察を挙げていきます

虹学アニメの振り返り〜近江彼方とButterfly

2021-01-20 20:27:36 | 虹学感想

一人きりじゃ もう

両手いっぱい広げても まだ

足りないほどに大きな Dreams 今

一緒に抱きしめよう

 

 

第7話のかなたさんの挿入歌「Butterfly」です

私は虹学の声優さんの中では

かなたさんの声をやっている

鬼頭明里さんが最もお気に入りです

彼女は地声は意外と低くてイケボなんですけど

歌になるとものすごい天使ボイスになるんです

すごすぎます

虹学の2ndアルバムに収録されている

「My Own Fairy-Tale」は特におすすめです

ぜひ聴いてみてください 

 

話がそれましたが本題に入っていきます

冒頭に挙げた「Butterfly」の歌詞ですが

劇中の場面とかなりリンクしています

エマさんにスクールアイドルをやめることは

本当にやりたいことなのかと問われた

かなたさんはこう答えました

 

「違う、かなたちゃんの望みは

 ずっと探してた夢は、ここにある

     (中略)

 でもはるかちゃんの幸せも守りたいの

 そんなの、わがままだよね」(7話)

 

はるかさんがスクールアイドルをやめるのか

それともかなたさんがやめるのか

この時のかなたさんにどちらの夢も諦めない

という選択肢は浮かんできませんでした

なぜなら姉妹でスクールアイドルをすることは

もはや一人きりでは「両手いっぱい広げても」

支えきれないほど大きな夢になっていたからです

 

 

Butterflyという曲名にも注目したいと思います

この曲は「We can fly!」という歌詞にあるように

飛ぶこともテーマになっていますが

それならば蝶よりもむしろ鳥のほうが

適しているように思われます

しかしこの曲名はButterflyなのです

これはつまり彼女たちの新しい自分への

変身を意味します

これまでの彼女たちはサナギだった

でも今は蝶になった

自分たちの殻を破ったのです

 

 

かなたさんは大きな夢を「一緒に抱きしめよう」

と歌います

一人では夢を抱えきれなくなった

姉妹の出した結論は二人で力を合わせて

夢を叶えようというものでした

お互いを想う気持ちを相互に理解し合い

姉妹は真の絆で結ばれたのです

こうして二匹の蝶は共に羽ばたいたのでした