少女たちに魅せられて

主にプリキュアとラブライブの感想や考察を挙げていきます

虹学アニメ2話感想

2020-10-30 19:45:17 | 虹学感想

かすみんがかわいいです

かなたさんの出番が少ないです

また、りなさんはともかく

愛さんまで友だちが少なそうに見えます

スクスタとは別の世界線なのでしょうか

 

 

そんな2話の感想です

同好会の廃部はせつなさんと他の部員との

気持ちの行き違いによるものだとわかりました

こんなパフォーマンスでは大好きは

届かないと主張するせつなさん

そんな彼女に対しかすみさんは

それでは全然かわいくないと言います

 

 

こうして初代同好会は崩壊したわけですが

2代目部長のかすみさんもかわいいをあゆむさんに

押しつけてしまった自分に気がつきます

やりたいことが違うものどうしが

ともに活動することは不可能なのか

それを否としたのが高咲さんです

 

「たぶんやりたいことが違っても大丈夫だよ」
 

「え?」

 

「うまく言えないけどさ、自分なりの一番をそれぞれ
 叶えるやり方ってきっとあると思うんだよね」

 

「そうでしょうか?」

 

「探してみようよ、それに、そのほうが楽しくない?」

 

「楽しいし、かわいいと思います」

 

唐突ですがここで私はプリキュアアラモードの

キュアホイップの言葉が浮かびました(プリキュア脳なので…)

彼女は次のように言いました

 

「気持ちのぶつかり合いを避けるのは
 難しいって私も思うよ、大好きはみんな違うから
 大好きはいっぱいあるから、一つの大好きで
 ぶつかっても、別の大好きでつながることもできる
 私たちにとってはそれがスイーツ
         (中略)
 でも、どうせ繋がるならさ、あなたもみんなも
 笑顔でいられる世界のほうが良くない?」

 

この考え方は虹学にも当てはめられると思います

つまりかすみさんは「かわいい」せつなさんは「大好き」

両者とも大事なものは異なります

しかしどちらもスクールアイドルが好きという気持ちを通じて

繋がることができるというわけです

 

 

そして注目すべきがかすみさんの回答です

それぞれの一番を叶えることは「楽しいしかわいい」

つまり彼女はかわいい以外認めないという

世界よりもそれぞれのやりたいことを追求

するほうがむしろかわいいというのです

かわいいこそ全てと考えていた彼女からすれば

これは大きな進歩と言えましょう

 

 

とはいえある意味これは当たり前のことです

争いは無いにこしたことはないからです

問題はその世界が具体的にどんな形なのかということ

そもそも虹学はこれまでのラブライブシリーズと違い

廃校の危機を救うというような

スクールアイドルをやらねばならない理由はない

彼女たちがスクールアイドルをする理由は

「やりたいから」以外にはないのです

 

 

しかし虹学には前の2作品ではあまり言及されなかった

スクールアイドルをする理由がもう一つあります

それが応援する側の視点です

なにせこの作品の主人公は応援専門の人物なのですから

応援してくれる人がいるから私はがんばれる

あゆむさんとかりんさんのやり取りでも

示唆されていましたが明確な目標はなくとも

その応援する人の存在はスクールアイドルを続ける力になるはずです

 

 

てばなぜ高咲さんは応援をするのでしょうか

その答えの一つが1話での彼女の言葉です

「夢を追いかけている人を応援できたら私も何かが始まる」

これは虹学をみている私たちも同じです

私たちは彼女たちのようには輝けない

でも彼女たちを応援し力をもらうことはできる

彼女たちを見て、青春いいなあで終わるのではなく

そこから何を受け取りどこへ進むのか

アニメの中でも高咲さんは私たちの鏡のような役割を

果たしているのではないでしょうか

 

 

というわけで次回は早くもせつなさんの正体が

ばれてしまうようです

必死に伝える大好きとは何なのでしょう

自分たちが楽しくなければ

大好きは伝わらないような気もします

それをせつなさんたちはどう乗り越えていくのでしょうか