両親の頑張らない介護 ~日々のつぶやき~

継父令和2年7月他界、実母要介護4在宅で介護中、義父平成30年4月他界、義母要支援1施設入所

後悔はなし

2020年07月21日 | 継父の事
お久しぶりです。
少しずつ、通常通りになりつつあります。


昨日、市役所で継父の手続きが終わり、
あとは年金のみ。
その他の手続きも少しずつ妹と相談しながら
やっていこうと思います。


母は元気です。ありがたいです。
今日も変わらずデイサービスに行ってもらいました。



わたしは・・・バテております(笑)
最後のショートから、すでに21日目が経ち、
次のショートまであと4日!!
あと少し、踏ん張って頑張っています。




ーーーーーーーー



継父は帰りたかった家に戻り、
今はホッとしていることと思います。



一人で旅立ったのですが、
正直、「やっぱりね」っていうのが本音。
サラッと一人で逝きたかったのかもしれません。



というのも、亡くなる1時間半前まで継父の傍に
わたし一人居たのです。



老健から「血圧が低下している」と電話があったのが深夜1時。
すぐに向かうことを伝え、妹にも電話。
「どうしよう」を連呼する妹。行く行かないの判断は自分でしてもらう。
朝まで帰れないことを想定し、早めの母のトイレを行く。



真夜中の老健に着いたのが電話をもらって30分が経過。
酸素を入れていても、かなり苦しそう。
声をかけても反応はないものの、
耳は聞こえているような素振りはする。



頻繁に看護師さんが覗きに来て、
痰の吸引をまめにしてくれるのがありがたかった。



刻々と過ぎる時間。
時刻は明け方の4時。焦る。タイムリミットだ。
気になる人はもうひとり居る。
でも目の前にいる継父も気になる。



看護師さんに事情を話し、一旦自宅に帰ることにする。
継父に最後かもしれないと思い、声をかける。
老健出たのが4時半過ぎ。



自宅に戻り旦那と少し話、母のトイレを済ませたあと、
もしものことを考え母の支度を済ませ、
出かけようと思ったら老健から電話。
慌てて老健に向かうが、心のどこかで間に合わないだろうと、
一人で逝くだろうと思っていた。



ほんの1時間半前まで居た場所は静かになっており、
目を真っ赤にした看護師さんが「ごめん」って。
謝ることないのにね。



妹に電話し、施設スタッフとこれからの予定を話し、
施設に妹一家が来た時点で老健と継父のことは任せ、
わたしは老健を出て母のもとに向かう。



妹の話だと、老健を出るとき、出入り口まで直線につながる通路に、
びっしり並ぶスタッフ。
最後はお世話になった主治医、リハビリの先生、
相談員さんが見送ってくれたらしい。



さすがにこの光景は妹も感無量で泣けてきたと言っていた。
一緒に居た姪っ子、甥っ子も今でも「あれはすごかった」というぐらい。




ーーーーーーーーー





今も思い出すと、めちゃくちゃハードな一日だった。
よく乗り越えたと自分を褒めてあげたい。



そして、亡くなった実父にも感謝。
きっと実父が連れて行ってくれたのだと思うのです。
だって、実父が亡くなったのが40年前の7月13日。
継父が亡くなったのが7月10日。



偶然かもしれませんが、
亡くなった実父の仕業だろうなって思っている。
そして「世話かけたな。わるかったな」って声も聞こえる気がするのです。




長くなりましたm(_ _)m
また、ボチボチ書いていこうと思います。
ここ1ヶ月間、いろいろあったんです(苦笑)
吐き出していこうと思いますので、
よろしくお願いいたしますm(_ _)m

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (hibinouturoi)
2020-07-21 13:08:21
こんにちは

一つ山を乗り越えられましたね。
沢山ご自分を褒めてあげてください。

4年前の私の実父の最期と重ねながら読ませて頂きました。
丁度 姑、実母、叔父(同じ頃亡くなる)との間で 右往左往していた私でも、後悔なし! でした。

まだまだ、溜まった気持ちを 吐き出して下さいね。
こんにちは (nanohana)
2020-07-21 17:54:52
hibinouturoiさん
コメントありがとうございます。

かなり、大きな山でしたね(笑)
親のこともそうですが、外野もうるさかった。

hibinouturoiさんもお忙しい中でも時間を作り、お父様を看られいて、後悔はなしとのこと。
勝手に戦友みたいに感じていますが、やりきった感はありますよね。
100%じゃなかったかもしれないけど、十分やったと言える自分がいます。

また少しずつ更新していくので、お時間がある時に覗いていただけると嬉しいです。
コメント嬉しかったです。
Unknown (k-aleidoscope)
2020-07-21 22:04:03
お父さまのご冥福をお祈りします。
そして、お疲れ様でした。
父を2月に送り出した時のことを、思い出しながら読ませていただきました。
義母が日曜日に、施設で脳梗塞でバタバタでした。何時もブログを、拝読していて感心してします。私も、まだ母たちをおくりださなければなりません。思うところも、沢山あると思います。頑張らない介護、共感させてください。
こんにちは (nanohana)
2020-07-22 14:07:20
k-aleidoscopeさん
コメントありがとうございます。

2月にお父様を見送られたのですね。
きっとまだまだ記憶に新しく、ふっと何かのタイミングで思い出すことも多いのではないでしょうか。
お義母様、大丈夫でしょうか。脳梗塞は気にかかりますね。で、このご時世です。家族も大変です。

人ひとり、この世からいなくなる、存在がいなくなるということは、大きいことです。

ついつい頑張ってしまう介護ですが、頑張らない介護を目標に。なるべく肩の力は抜いていきたいですね。

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