両親の頑張らない介護 ~日々のつぶやき~

継父令和2年7月他界、実母要介護4在宅で介護中、義父平成30年4月他界、義母要支援1施設入所

退院、そして覚悟

2020年03月28日 | 継父の事
昨日朝、自宅にいる母を置き去りにして、
継父が入院している病院へ、退院するために行く。


約3週間ぶりに見る継父。
かなり痩せていて、声をかけてもウトウトしている。


長居は無用なので、大急ぎで荷物も袋に詰め、
会計も済ませスタンバイ。
途中、看護師さんから書類・薬の確認をする。


しばらくすると、手配していた介護タクシーの方がみえ、
リクライニング式車椅子に継父を移動させるのですが、
まあ、まあ、大変。


今にも折れそうな継父の身体。
バスタオルを背中に引くだけで激痛が走るのか、
大声で叫び、何をするんだと言わんばかりに、
天井に向け、猫パンチを数発入れていた。


無事老健に到着し、
継父はそのまま居室へ。
そして老健の主治医と皮膚科の先生の受診を受ける。


その間、わたしは再入所の手続きと、
ケアプランを再度作成するとのことで、
相談員さんと今後の話をする。


その中で、一番気になっていたこと。
褥瘡の状態。そして、誤嚥性肺炎のこと。


病院では褥瘡の状態を確認することができなかった。
話では聞いていたが、ちゃんと見ておきたかった。
相談員さんにお願いし、写真を見せてもらった。


これは、かなりやばい・・・。


素人目でも、完治は難しいレベル。
更に広範囲で深さもあり、感染症も疑われる。


ケアプラン・・・。
プランなんか・・・ないでしょ。
残りの時間を苦痛なく過ごせるのみ・・・でしょ。



そんなこと率直に言えば引くだろうなって思い、
心にもない、
「口からの摂取が理想です。
が、無理強いはせず、本人が一番楽な状態で、
過ごせるように」





そんな話を相談員さんとしていると、
主治医の先生が診察をし戻ってこられた。
そこで、今の継父の状態、そして今後のことを聞く。



まあ、想定内の話ばかり。
2年前に亡くなった義父で経験している話がツラツラと
私の耳に入る。


覚悟が必要ってことね・・・。


主治医の話を聞き終え、家族・そして本人の希望を伝える。
「何もしない」
それが本人の希望だから。そして家族の要望でもある。


私の話を静かに聞いていた主治医は大きくうなずきながら、
最後に、「わかりました」と一言だけ。



主治医が退席後、また相談員さんと2人きりになる。
すると、相談員さんが、
「お詳しいそうですが、お仕事は関係者ですか?」
義父のときも色んな所で言われたな、懐かしい。



ーーーーーーーー




今の継父の状態は不安定。
微熱もある。
口から摂取すれば、また誤嚥性肺炎を起こすでしょう。
なのでしばらく絶食らしいけど・・・。



そして来週水曜日に褥瘡の傷で退院した病院へ行くことになっている。
もしかしてこのまま微熱が続き、炎症反応も高ければ、
また、再入院もありうるだろう。



ちなみに水曜日は母が在宅で、
訪問看護と、訪問リハビリが入る曜日。
ですが、キャンセルするしかなく、また、母は置き去りだ。



妹2人にも、今の継父の状況を説明する。
驚いてはいたが、2人も納得。
旦那の3兄弟とは違い、すんなり話がまとまることは、
ほんとありがたいと思う。



コロナのこともあり、家族ができる範囲は限られる中、
出来る限り、最期の時まで、しっかり継父を見届けようと思う。
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老健から電話、そして退院の日時が決まる

2020年03月25日 | 継父の事
昨日夕方、老健の相談員さんから電話がありました。
「待ってました!!」と言わんばかりに前のめりで話をすすめると、
ちょっと雲行きが怪しい感じ。


結論から言うと、
「どうなってんじゃ!!」
です。



前回、老健から電話をもらった時、
退院・再入所が仕切り直しになったわけですが、
その理由がわかりました。



一応、記録用として書いているので、
ここからは長文になります。




ーーーーー





まず、入院のきっかけとなった、
「誤嚥性肺炎」ですが、こちらは問題なく、
炎症反応もなく、熱もすぐに下がり、食欲も9割ほど食べている。
なので、こちらは全く問題はない。


しかし、この入院で新たに問題が発生したのです。
前回の大腿骨骨折時には、全く問題がなかったのに、
今回の2週間ちょいの入院で、両足に、かなりひどい、重度の、
「褥瘡ができたとのこと」



この褥瘡を確認をするために、
前回の仕切り直しの話が出たのでした。


病院との電話では話にならないということで、
老健側が、相談員さんと看護師さんが病院に向かい、
直接本人にも会い、今の状態を確認し、
問題の重度の褥瘡も確認したとのこと。



病院としては、誤嚥性肺炎は完治している。
褥瘡もひどい状態だが、処置としては1日1回のカーゼ交換と、
薬を塗る程度だと。



処置としては大したことはしていないので、
早急に退院してほしいとのこと。



ここまでの話は相談員さんから。
怒りがふつふつと出てくる中、冷静に淡々と話を聞いていましたが、
なんせ、家族は状況を見ていないので、
今後の話をされても判断のしようがないわけです。



で?家族はどうしろと?
病院で褥瘡を作られてさ、家族はどうしろと?
治療するために入院したのにさ、
どうしてこんなことになるのさ!!




あくまでも冷静に、淡々と質問を並べると、
途中で同行した看護師さんに電話を代わりました。



さすが看護師さんです。
テキパキと褥瘡の状態を事細かく説明してくれました。
そして、今後予想されるリスクも話してくれました。
さらに、もし、老健に戻るのならという話で、
老健での処置の方法や、今後の流れなども説明。



何1つ隠すことなく、今の状態や、今後のことを含め、
あらゆる方向性を視野に入れながらの話が続きました。



きっとね、お忙しい時間だったのだと思うのです。
それでも、きちんと私の疑問や、もやもやした気持ちも
全部受け止めてくれたうえで、あとは家族としての決断です。



私の気持ちは決まっていましたが、
とりあえずは妹には事前に今の状況を話しておかないと、
と思い、一旦電話を切らせていただいて、
折返し老健に電話を入れる。



病院には言いたいことは山のようにある。
しかし、できてしまったものは、しょうがない。
(そんな簡単に片付けられるのもではないが)



ひとまず、老健に戻ることを決めました。
こんなとんでもなく面倒な事になってしまっても、
受け入れてくださることに感謝しつつ、
老健でどこまでできるかは分かりませんが、
一旦は戻ってみて、そこから、新たに考えてみようと思います。



とは言え、このご時世。
他の事業所と言っても、見学すらできないでしょうし、
そもそも、どこへ行けばいいんだよ!!です。



そして、さっそく今日、病院から電話があった。
退院の日時の確認と、介護タクシーの手配の話。
ちなみに明後日の金曜日の午前中に退院です。



この日、母が在宅ですが、置き去りで行ってきます。
こちらもしょうがない。



これから、どうなるのか・・・。
いろいろ、いろいろ、いろいろ考えますが、
今のベストを考えていこうと思います。

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自分のためだけに

2020年03月24日 | つぶやき
今日は風が冷たい。


もう使わないだろうと思い、片付けてしまった毛糸の帽子。
奥から引っ張り出して被ってデイサービスに行った母。
帰る時間には風が止むことを願う。


継父の老健から全然電話が来ない。
病院からもなにもない。


知らせがないのが元気な証拠ってことかな。


病院はそれでも良いけど、
老健はね、どうなっているのか。
今日ぐらい連絡があるだろうか。



なんて考えていた時、苦い旦那の親との思い出が浮かんだ。


結婚してから定期的に義父母に連絡を入れるなり、
実家に寄り、ご機嫌を伺わないと、
ギャーギャー怒っていた義父母。


毎度のことなので、忙しい旦那はスルー。
関わりたくない私もスルー。


そしたら、その日はある日突然訪れた。


旦那の職場に電撃直撃!!


頭から湯気を出し沸騰した頭で義父母たちは、
周りの人たちなど見向きもせずに、息子まっしくぐら。
そして一言、


義父「親が心配じゃないのかっ!!」


(子供かっ!!(-_-;))


上司もいる、後輩もいる。
子供のことなど何一つ考えていない。
ただ、自分たちのことだけ。



ーーーーーーー


そう、自分のため・・・ということで、
小麦粉を使わない食品をあれこれ買ってきた。



近くに店舗はないかとネットで検索すると、
車で20分ぐらいのところにあった。
さっそく昨日行ってきた。




駐車場には外車や大きな車が駐車されてる中、
目立つ私の軽のマイカー^^;
新参者なので、きも~ち端っこに駐車。



雰囲気は、まさに、あの、成城○井みたいな感じ。
厳選された感じの商品がズラリ。
初めて見てるものばかりで、見てるだけでワクワクする。



横目で見ながらワクワクしつつ、今日の任務を遂行。
「グルテンフリー」の商品を探す。


「グルテンフリー」の商品だけは、ちゃんとPOPが貼ってあり、
とてもわかり易い。


お値段もそこそこするので、
今回は、今どうしても食べたいものだけ購入した。






パン、パスタ、うどん、蕎麦、カレー粉、米粉。



少しずつ食べていこうかな。
未知の世界、ちょっと楽しみ(^^)
コメント (2)
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食物アレルギー、疑陽性だって!!

2020年03月21日 | 自分の事
去年からずっと身体と頭皮のかゆみに悩まされていた。
皮膚科に行き、薬をもらうが改善されず。


もしや・・・、
と思い、アレルギー検査をしてもらう。


思い当たるのが、「小麦粉」。


先日結果を聞きに行ってきた。
「疑陽性」だって。



・大麦 0.64
・小麦 0.53
・ライ麦 0.49

ちなみに、
・グルテン、グリアジン 0.10未満




医師いわく、
「陽性レベルではないけど、ゼロではない。
体調によっては出るとき、出ない時があるかも。
気になるようであれば、排除した生活になるが、
小麦はかなりの食べ物に入っているので、
もっと詳しい検査をしたいようなら大学病院への
紹介状書きますよ」
と。



あ~あ、こんなの作ってる場合じゃなかったよ(-_-;)





ストレス発散で、昔よく作っていたホームベーカリを出してきて、
今年に入って急に作り出した。






あと身体に良いと思い、白米に「もち麦」を混ぜて炊いていた。
市販のパンもライ麦とか、全粒粉とか好きだからよく買ってたし(-_-;)



知らないって、怖いことだ・・・(-_-;)




ーーーーーーーーーー


(ここからは記録用で書いています)



去年の11月頃から身体にちょこちょこと湿疹ができ始め、
年末ごろには頭皮もかゆくなった。


最初は身体は乾燥からか?とか、
ヒートテックがだめなのか?とか、
シャンプーがだめなのか?とか、
思いつく怪しいものは排除したのですが改善されず。



11月末に初めて皮膚科に行き薬をもらう。
しかし、一向に改善されない。どうしたものかと思っていたとき、
そう、12/1に継父が大腿骨骨折した。



ただでさえ12月という季節、バタバタ時期でもあり、
ストレス増産状態で、かゆみも一気にひどくなった。
けど、継父のことで手一杯で病院に行けず。
やっと行けたのが継父が老健に入所した1月中旬。



もう、さすがに我慢ができなくなり皮膚科に駆け込み、
かなり強い薬を処方され2週間使用。
噓みたいに一気にかゆみが消え、薬が切れる頃、皮膚科に行く。



「薬くれ、くれ」と喜んで皮膚科に行くと、
女医さんに、「強い薬はだめ!!」と一喝され、
仕方がなく中くらいの薬を処方される。



その薬はあまり効かず、治ってはでき、治ってはでき、
この繰り返し。
さすがにこの時期になると体内のアレルギーを疑い始める。



そう、5年前、突然、呼吸困難と血圧低下がおこり、
今まで感じたことがない寒気に襲われ、初めて『死』を意識した。



こんなときも、介護中の母のことを考え、
救急車を呼ぶ前に「母を頼む」と妹に連絡し、
仕事中の旦那にも電話し、2階に居た息子にも伝言を残し、
やっと救急車を呼ぶ、



救急車の中でバイタルを測ってもらったら、
血圧の上が100を切っており、血中酸素も89~90と言うのが聞こえた。



この時、検査をしたけど、どこも問題がなく、医師から、
「症状から見るとアナフィラキシーショックっぽいけど。
アレルギーとかない?こういう状態になる前になにか食べてた?」




そう、食べてました。



レーズンロールパン1個



この時期、地区の役員と中学校のPTA役員もやっていて、
さらに時期的に一番超ハードな時期で疲れもピークでした。



私が忙しいので、母もショートに預ける事が多く、
よく体調を崩していた時期でもあった。



もしかして・・・、この時期からだったのかも。
このとき、調べていたら・・・、と思うけど。


小麦がNGと分かってから、なるべくは排除した生活をしています。
おかげでかゆみは少しずつ和らいでいます。
小麦排除が慣れるまで時間がかかりそうですが、
ぼちぼち、楽しく、美味しく(笑)、食べれるように。



前向きに、新しい発見を楽しみながら。
そして自分自身を見つめ直す時間を改めて作れたことに、
ちょっと感謝かなって想う。


少しずつ人体実験しながら、
美味しくいただきましょう\(^o^)/
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仕切り直し

2020年03月20日 | 母の事・継父の事
今日は自宅待機の母。
のんびり、マイペースで過ごす中、
あいかわらず、自分のルーティーンは崩さず、
トイレ、食事の時間になるとソワソワする。


そんなソワソワになる頃を見計らい、
余計なことをする前に、
母のルーティーンに合わせるこっちは、
もう、ヘロへロ。


いろんなことに息詰まる中、友達からLINEがきた。
息子が小学校の特別支援クラスに在籍していたときからのつながり。
年2回、近況報告を兼ねて、ランチ会をするメンバー。


コロナがなければ、この時期、ランチ会を予定していたが、
こんな時です、残念ですが延期。


少しだけLINEで近況報告をする。
みんなそれぞれの場所で頑張っている。
落ち着いたら、みんなで食事会をしよう。
それまで、がんばろう。



ーーーーーー


頑張ろうとは思いつつ、こちらは足踏み状態になっています。


今週の水曜日、老健の相談員さんから
「退院後、受け入れる流れでいますが、
その前に施設長からお話があります。
急ですが明日の午後はいかがでしょうか?」



といわれ、急だったのですが承諾。


が、しかし。
昨日木曜日の11時過ぎに老健の相談員さんから電話。



「大変申し訳ありません。
せっかく都合を合わせていただいたのですが、
もう少し詳しく病院から話を聞いた上で、
ご家族と会ったほうが良いとのことで。
大変申し訳ないですが、今日はキャンセルとさせていただき、
また後日日程は調整させていただきます」




この話を聞いた時、私の脳裏に浮かんだこと。



もしや・・・・、
これ・・・、
「例のケースワーカー」が原因じゃないの?




ちなみに、今継父がいる病院は、
12月から1月まで大腿骨骨折で入院していたところ。
このときも、退院後の新たな施設を探す時、
このケースワーカーが担当だった。



このときも、ワーカーの出す情報の偏りから、
大きく振り回されうえ、時間がない中、無駄な動きもしたし、
裏で余計な動きまでされ、見学した施設も巻き込んで、
家族が謝りの電話をかけたこともあった。



こんなこともあり、要注意人物だった「ケースワーカー」。
極力接触せず、頂いた施設の一覧を見ながら、
自分で探し、見学のアポも取り、今の施設にたどり着いた。



いろいろあった、このケースワーカー。
あいかわらず、今回も、偏った情報を小出しにしたために、
現場は混乱したのかも。



とりあえず、継父の今後についての話し合いは保留。
ってことは、退院も延びる。
厳戒態勢の院内だけど、できたら早く退院させたい。



はあ~、とりあえず、落ち着きたいよ。
こっちが倒れるわ!!
コメント (2)
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