両親の頑張らない介護 ~日々のつぶやき~

継父令和2年7月他界、実母要介護4在宅で介護中、義父平成30年4月他界、義母要支援1施設入所

息子から教えてもらう

2016年05月01日 | つぶやき
巷ではGW。我が家は、『全く関係ない』、いつもの日常生活。

ご近所も、静かなもんです。子供の声すら聞こえない。

外はきれいな青空。澄んだ空気、窓を開けても気持ちがいい。

こんな日は、な~んにも人口の音がない、自然が出す音の世界にまったり浸かりたい。

マイナスイオン全開で、自然のエネルギーをたくさん浴び、パワーをもらいに行きたいな。




な~んて、今の生活じゃ~ね、

人口の音、バリバリですからね。

テレビの音、見てない時はラジオの音。

色んな音が、母が在宅しているときは家の中に響き渡る。



昔はね、継父がこれだった。1日中、テレビの音が流れてた。

要は見てなくても、つけっぱなしのテレビ。

そんな音が嫌で、耳栓をしていた母。

そんな母も、今じゃ、騒音の中にドップリ浸っていたい人になった。

静かな空間が嫌なんだとさ、なら昔は何だったのか???





こんな状態の今、大自然になんか行けやしない。

どっこも行けないので、妄想、妄想・・・・ひたすら妄想するのみ(^O^;)



こう思うときって決まって身体の中に毒素があるとき。

現実世界から、ぜ~~んぶ放り投げて逃避したい衝動。

日々の色んなモヤモヤ感、イライラ感、ストレスいっぱいなとき。。。

ガス抜きしたけど、なんとなく、身体の自由が利かない。



そんな思いがつい独り言として出てしまう。

昨日もブツブツ母の事を言っていた私。


「あ~あ、もうデイから帰ってきちゃうな。

ず~~っと帰ってこない生活ってどんな生活だろうね。

バーちゃん時間に縛られず、自分時間だけの配分で行動できてさ、

バーちゃんに縛られなきゃ、ものすごい時間があるよね。」




そんな独り言を傍でPCやりながら聞いていた息子が話しだした。



「縛られないようにしたらいいじゃん。

おかあさんだって、好きなことすりゃ~いいんじゃん。

ジーちゃんみたいに入れちゃえばいいんだよ。

なんだかんだ言いながら、入れちゃったほうが、みんなうまく言ったんでしょ?!

なにもお母さんがバーちゃんを責任もって看なきゃいけないなんて、

誰も言ってないんだし。

『10年は自宅で』って言って言うけどさ、そもそもなんで10年なのよ。

自分で、自分を縛ってんじゃんか。

いいんだって、ツラきゃ~入れちゃえば!!

「あと3年」なんて言ってないで、今すぐにでも入れちゃったって、

誰も何も言わないでしょ。

ああ。。。。

でも。。。。

おばあちゃんは色々言うかな。でもまあ、いいんじゃないの。」





見てるんですよね、親をね、わたしをね。

なんかね、息子に言われて気がついたこともあった。


『別に私が母を在宅で最期まで看なきゃいけないなんて誰も言ってない』ってこと。

ツラきゃ~、止めたって誰も文句は言わないでしょう。



ただいま介護7年目。

自分の中での区切りの10年まであと3年は切っている。

ちょっとずつ、介護スタートした時とは明らかに違ってきている状態。

私だって、スタートし始めは30代だった。それがすでに40代半ばにまで来ている。

後悔はしたくない気持ちが強い。



そろそろ、

母との向き合い方を、

変える時期にきているのかもしれない。



10年目まであと3年。

10年目が新たにスタートするときには、母との新たな向き合い方が完成しているように。

今のこの時間を、自分自身、正面から素直に向き合い、方向性を決めたいと思った。





そんなことを思った瞬間、不思議な事に肩の力だ抜けた感じがした。

自分の気持ちは無視しちゃいけないってことかな・・・なんて思ったりしてね。



まだまだ時間はあるし、少しずつ自分の気持ちに正直に、素直に受け止めてあげたいかな。

なんてね(笑)



おっと!!

もう昼でございます~ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
コメント (2)
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